櫛浜支所・公民館の落成式に出席して

 かねてより工事が行われていました櫛浜支所・公民館が完成し、去る5日、落成式が盛大に開催されました。私も地元の県議という事でご案内を受け、祝辞を述べさせていただきました。

 この支所・公民館の建設に関しては長い歴史がありますので、挨拶の中で、その経緯について簡単に紹介させて頂きました。

1)平成元年、櫛浜地区では、当時のコミュニティセンターの所長、浅田育雄さんを中心として、「まちづくり推進協議会」が設立された。
 東部給食センターの移転、櫛浜西保育園の閉鎖などに伴うまちづくりや、櫛浜久米線の整備など、地域の将来を見据えた構想を打ち立てるために、住民が一体となって、市と共に、いろいろな話を進めていた。

2)平成18年、周南市の広報に「市民参画条例」を制定するという記事が掲載された。
 この条例は、「地域で責任を持って町づくりを進め、皆が安心して暮らすことのできる豊かな地域社会を築いていこう」というもの。
 浅田さんは、その動きをすばやくキャッチされ、当時の最重要課題である支所・公民館の建て替えについて検討するために、それまでの会を改め、「櫛浜地区街づくり懇話会」を立ち上げられた。

3)櫛浜地区は、地形的にも、土砂災害、川の氾濫、高潮や津波など、様々な災害が予測される場所。
 櫛浜公民館は、昭和42年に建設された市内で一番古い公民館で、避難所としての機能を充分発揮できる状態ではない。住民の皆様からも
いざという時、どこに避難すればいいの?
という不安の声があがっていたので、支所公民館の建て替えは急務だった。

4)浅田さんが亡くなられたので、この会の会長に田中義啓櫛浜自治会連合会長に就任していただき、活動を継続していくことになった。

5)平成21年、田中会長は、地区の諸団体の意見をまとめ、数名の代表と共に「建て替えに関する要望書」を市長へ届けた。

6)平成22年、青木市議会議員が議会で一般質問。
 市から、「積極的に取り組んでいく」という答弁がなされたので、懇話会を、「櫛浜まちづくり協議会」へと形を変え、市との会議や近隣の公共施設の視察を重ねながら、実現に向けてアイディアを出し合ってきた。

7)市の公民館建て替え事業に、これだけ市民が会議を重ね意見を伝えたことは他には例がないのでは?
 この櫛浜方式は、きっと、これからの公民館建て替え事業のモデルになるのではないだろうか。

8)完成した新施設は広くて明るく、また大変開放的な建物。広いステージがついた講堂には、櫛浜の古い街並みが描かれた緞帳がかけられた。
 授乳室やエレベーターの設置など、各所に細やかな優しい配慮もなされている。

*****

 これまで長年、みんなで思い描いてきた夢が実現し、とても嬉しく思っています。私たちは、今後、この住民の想いの詰まった新施設を、地域コミュニティの核として、情報・文化の発信地として、お互いの支え合いの拠点として、大切に使ってまいりたいと思います。ありがとうございました。

 施設の概要については、先日の見学会の際にブログに掲載していますので、そちらをご覧になってください。
 2015-08-16 櫛浜公民館・支所の下見
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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