4年ぶりの環境福祉委員会

 6月24日~7月10日、山口県議会において、6月定例会が開催されました。

 5月の改選で環境福祉委員を拝命しましたので、私にとっては4年ぶりの環境福祉委員会となりました。全員で8名の委員会ですが、その内、女性議員は3名を占めています。

今回の私の質問・・・

① 性犯罪・性暴力被害者への支援について
 10年前から、性被害や交通事故など犯罪被害を受けた人、その家族、遺族の方々から、「どこにも頼るところがなく、苦しみや辛い気持ちを抱え込んでいる」と言った声を聞き、とても胸を痛めていた。

 当時、国においては、平成16年、犯罪被害者基本法が成立。翌年、犯罪被害者等基本計画が閣議決定。

 私は、交通事故で子供さんを亡くされた遺族の方々と交流。ご遺族の方々は、平成18年に、NPO法人「山口犯罪被害者支援センター」を発足、直接支援活動を開始された。現在、このNPOは、山口県公安委員会から「犯罪被害者等早期援助団体」の指定を受けられ、昨年、一般社団法人に移行。いろいろな支援活動をされている。

 しかしながら、性犯罪や性暴力の被害者にとっては、精神的・肉体的な影響がきわめて深刻である。近年は低年齢化し、相談内容も複雑化しており、このセンターにも行きにくく、依然として、どこにも相談できずに潜在化しているようだ。

 自民党においては、「女性活躍推進本部」を立ち上げ、先月、来年度の予算編成に向け、「性的虐待に関する時効制度の改正の他、被害者救済制度の整備として、ワンストップ支援センターの整備促進などの予算措置の拡充」の提言を取りまとめ、政府に要請を行われた。

<質問>
 ワンストップ支援センターを始め、「女性に対する暴力」への総合的な支援窓口が必要と考えるが、現時点、本県における具体的な課題をどのように把握しておられるのか?また、課題解決に向けて、今後、どのように検討していかれるのか?

<答弁>
 医療機関や医師の積極的な協力、臨床心理士や弁護士の確保に加え、分散型の都市構造を踏まえた、より相談しやすい環境整備が課題と認識している。
 このため、今後設置を予定している協議の場において、医療関係者等の協力をいただきながら、より具体的な課題を抽出し、支援機能の充実・強化を図る取り組み手法などを検討してまいる。


子育て支援の充実について
<質問>
 少子化対策の具体的な成果を出すため、人口ビジョン中間報告案にも示された合計特殊出生率1.9に向け、県としてどのように取り組まれるのか。
 また、県民総参加による子育て環境づくりの取り組みが必要と考えるが、現在進められている「子育て県民運動」をどのように促進していかれるのか。


<答弁>
 「やまぐち結婚応縁センター」による「婚活」の支援や、全国トップクラスの不妊治療費助成制度の整備、多子世帯への保育料等軽減制度の拡充などに取り組むこととしている。
 また「子育て県民運動」に関しては、県が養成した「地域コーディネーター」を中心に、子育てイベント等を活用して、地域の支援の輪を広げるとともに、子育て連盟を通じ、「子育て家庭応援優待制度」への協賛など、企業と一緒になって、社会全体で子育て家庭を支える機運を醸成し、県民運動の促進を図ってまいる。

 
障害者福祉施設等職員の虐待防止について
<質問>
 施設職員等の虐待防止の取り組みをより一層強化する必要があると考えるが、虐待防止に向け、施設職員等への研修や指導監査の充実等について、具体的にどのように取り組まれるのか。

<答弁>
 施設職員等を対象とした研修については、障害者虐待対策に取り組んでこられた専門家を講師に招き、現場の職員の声を踏まえ、より実践的で実効性のある研修などを行うこととしている。
 また、施設等への指導監査の際には、虐待事案の発見だけではなく、施設職員等による虐待防止の取り組みを聞き取り、他の施設の模範となる取り組み事例について、研修会を通じ手法を広めることなどで虐待防止を図ってまいりたい。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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