美祢社会復帰支援センター 視察②

 美祢社会復帰支援センターを見学させていただくのは今回が初めてです。刑務所の光景は、テレビドラマでしか見たことがありませんが、想像していたものとはずいぶん違いました。

 まず、会議室でセンター長さんより説明を聞き、その後、広いセンター内を案内していただきました。

 見学の途中、刑務官を始めとする多くの職員の皆様に出会いましたが、どの方も明るく、優しい方ばかりで、テレビドラマなどから想像する刑務官の怖さは全くなく、いろいろなお話や質問をさせて頂きました。

 受刑者の平均年齢は、男性35.3歳、女性39.1歳。一番多い犯罪は、男性が窃盗、女性は覚醒剤だそうです。

 受刑者がパソコンの技術指導や調理実習などを受けている現場も見せて頂きました。 出所後、社会生活にうまく適応できるよう、社会の労働需要に合わせた技術を身に付けるのだそうです。
(調理師科・クリーニング科・製パン科・ホームヘルパー2級・コンピュータープログラミング)

 さらに、社会の一員として生きていくために、「人の役に立つ」ことの学びの時間もあります。(手話やボランティア啓発など)

 見学後、施設内の一般食堂で、「美祢ランチ」をいただきました。これは、受刑者の方と一緒の食事だそうで、麦ご飯ですが、とてもおいしかったです。

 また、センターの入り口には、南野智恵子元法務大臣が書かれた「再誕の丘」のモニュメントがあります。

 美祢は以前、良質な石炭が採掘されていた所で、この地には、かつて、炭鉱住宅が立ち並んでいましたが、2004年、南野先生は、ここがセンターに生まれ変わるという事に因み、「この施設で受刑者が生まれ変わる」ことを願って、「採炭の丘」→「再誕の丘」と名付けられたそうです。
 
 以前、南野先生から
 「刑務所は母親で、受刑者は子供。出所後、二度と罪を犯さないように、子供たちが再び誕生するようにと願う母親の心を表現しました
と言う言葉を聞いたことがありますので、このモニュメントを見ることも楽しみの一つでした。

 いろいろなことを深く考えさせられた視察でした。センター長さんをはじめ、多くの職員の皆様、本当にお世話になり、ありがとうございました。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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