「ふるさと・家族を守り、少子化に歯止めをかける家族保護の規定を」

 先日の日本会議地方議員連盟総会の時に、地方議員として「ふるさと・家族を守り、少子化に歯止めをかける家族保護の規定を」について意見表明をしてきましたので、その原稿を掲載します。

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 私は「日本女性の会山口」の会長を拝命しております関係からか、ふるさと・家族保護の項目で提言するよう、事務局より指令をいただきました。

 文部科学省が毎年実施している、全国の小学生と中学生を対象にした学力と体力に関するテストで、福井県が常にトップクラスの成績を収めておられる事をご存じでしょうか。

 その理由は何なのか、私なりに調べてみたところ、福井県では、三世代で同居している家庭が多いことに気付きました。
三世代同居率は、全国平均7.1%に対し、福井県は17.6%と全国平均より10%以上も高く全国2位です。

 私自身も三世代同居の中で育ちました。3人の子供も、同じ環境で育ちましたのでよく分かりますが、三世代同居では、おじいちゃん、おばあちゃんは、子供を見守りながら、家を守り、さらに、子供に人として生きる道や生きる術を教えるという役割を持ちます。
 その中で子供は、早寝早起き朝ごはん等の基本的な生活習慣、礼儀作法、社会のルールを身に付けることができます。
 そして、お父さん、お母さんは子供を守ってくれる人がいるので、安心して外で働くことができ、家族は経済的な豊かさを享受できるという好循環が生まれます。

 さらに福井県は、三世代同居を基とし、共働き率56、8%で全国1位、女性の就業率50.9%で全国2位、合計特殊出生率1.56で全国7位と、全県をあげて、育児をしながら働きやすい環境づくりにも努力されていることが窺えます。

 こうしたことから、家族構成や家庭の形というものが、子どもたちに様々な刺激や影響を与え、それが、学力等にも反映していると言えるでしょう。

 しかし、三世代同居は、今更取り立てて言うまでのものでもなく、以前は日本のどこにでもあった普通の家族の形です。
 「ふるさとを想う心」を大切にしながら、この形を取り戻せば、日本全国に家庭を基盤とした育児や教育の環境が整い、少子化の歯止めにもなりうると思いますが、逆にこのまま少子化が進めば、全国の多くの「ふるさと」が消滅してしまう可能性があります。

 ところで、日本人には素晴らしいDNAが脈々と受け継がれていますが、戦後、個人主義が強調され過ぎたためか、家族や地域社会とのつながりが蔑ろにされ、「子を思う親の愛の深さ」や、「家族の絆の大切さ」が消え失せてきたように思います。
 そのために、児童虐待や少年犯罪など悲惨な事件が後を絶ちません。
 どれがどの事件なのかわからない程の殺人事件が多発し、このままでは、日本というこの国は、今後、一体どのようになるのか、不安でたまりません。

 近年、制定された100カ国の新しい憲法には、「緊急事態」「平和」「環境」「政党」「家族保護」など、大切な条項が規定されています。しかし日本の憲法には、いまだに平和条項しか規定されていません。
 家族は、社会秩序を維持するために必要不可欠な基礎をなす共同体であり、国が成長する土台です。
 今こそ、国や社会の手で、家族解体、家庭崩壊の流れに歯止めをかける時であります。家族や家庭の大切さを説くことにより、行き過ぎた個人主義を見直し、国民の意識を大きく変えていかなくてはなりません。
 
 最後に、女性の立場から、憲法改正に向けた運動について、特に強く申し上げます。
 よく言われる、「あなたの子供や孫を戦争に行かせたいのですか」。このフレーズは、多くの女性の心を捉えて離しません。
 この憲法改正問題は、女性に向けて、優しく丁寧に説いていくべきです。
 そうしないと、多くの女性は国民投票で改正に賛成しにくいのではないでしょうか。

 我が国の真の姿を蘇らし、世界に誇れる国に生まれ変わるために、そして、日本の将来を担う子どもたちの為に、憲法に「家族の尊重、保護」を規定し、失われた「家族の強い絆」を取り戻しましょう!
プロフィール

ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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