「守破離」の言葉を頂いて

 高橋史朗先生の講演の時、併せて、書籍販売を企画しました。私も先生のご著書「対談集『主体変容の教育改革!』人づくり・国づくりを考える」を買い求めました。

 その後、先生にサインを頂く機会を得ました。先生は、他の方には「大丈夫!」と言う言葉をサインと共に書き込まれていましたが、私には
 「あなたは議員さんだから」
とおっしゃって、
 「藤井律子先生 『守破離』 高橋史朗
と書いてくださいました。

 恥ずかしながら、私は守破離と言う言葉を茶道の中でしか聞いたことがなかったので、「議員だから」と言う先生の意図がわからず、ただ
「ありがとうございます」
と言って、質問の機会を逸してしまいました。

 帰宅後、私は、「守破離」について調べてみました。

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 修行の段階をあらわす教えで、600年前に能の世阿弥が「風姿花伝」のなかで展開した芸能論の一部で、『風姿花伝』からヒントを得た千利休が、茶道の作法を読んだもの。師弟関係を重んじる武芸(空手道、剣道、書道、茶道、華道など)の世界ではよく使われる言葉。

【守】
 ひたすら師匠(上司・先輩)の教えを守っていく時期。
ひたすら話を聞き、完全にできるようになるまで、師匠の行動を真似て、自分のものにする。

【破】
 今までの考え方ややり方の枠を超えていくこと
。師匠の教えどおりにやるだけではなく、自分なりの考え方ややり方を少しずつ盛り込んで試行錯誤を始める。

【離】
 師匠の教えを土台に、自分なりの考え方ややり方を盛り込みながら、プロフェッショナルへの階段を駆け上り、師匠の庇護の下から離れていく。

 弟子(部下・後輩)を教える立場になることができる。

 「守」の時期にいい師匠にめぐり合って、きちんと真似ることができ、型を身につけた人だけが「破」の時期の楽しさを味わうことができるのであれば、スポーツや芸事だけでなく、仕事も同じだと思いながら、高橋先生は私に「本物の議員」になって欲しいという思いを込めてのサインであろうかと思いながら、本を読んでみました。

 すると、251ページにはこう書いてありました。

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 千利休の「守破離」の「守」とは、師の型を学んで、「型」の「格」に至るという事です。
 その手本が今大人にあるのか、親にあるのか、教師に、官僚に、政治家にあるのかと言う問題が根っこにあるのではないでしょうか。
 この「守破離」の精神を現代に蘇生させる必要があります。


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 現代社会の中で、「範」となる人たちがいなくなったという指摘であろうかと思います。子供に自信を持って見せることができる「背中」を持った親になれるよう、また、3期目の議員にふさわしい行動がとれるよう、これからの頑張って行かなくてはならないと改めて痛感した次第です。

 高橋先生、素晴らしい言葉をありがとうございました。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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