共楽養育園で育ててもらったことに感謝

 去る1月21日、共楽園の新年会にご案内を頂き、出席させていただきました。若い元気な保育士さんたちのパワーに圧倒されながらの、とても楽しい会でした。

 平成21年5月、「共楽養育園児をサポートする会」の会長を引き受けてから、5年余りが経ちました。この間、多くの方にご支援を頂き、平成25年度は210名の方から約160万円のご寄付を頂きました。

 お金のみならず、品物やイベントへの招待など、いろいろな形で温かい心を贈ってくださいます皆様に心から感謝をしているところです。

 私は、挨拶の場を頂きましたので、共楽養育園の卒園生のSさん(女性)のお話をさせて頂きました。

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 昨年の共楽園祭の時、園庭で久しぶりにSさんに出会いました。

 私は、Sさんが小学1年生の時からよく知っていました。彼女は、高校1年生の時、家庭の経済的理由でこの園に入所し高校卒業と共に卒園し、寮がある県内のホテルに就職。とても元気に働いていました。

 ところが、この日、Sさんは、スタッフとして参加していました。私は「お仕事どうしたの?」と尋ねました。

 すると、驚いたことに、彼女は仕事を辞めて、大学に入ったと言うのです。

 その理由を聞いて、また驚きました。
 「弟が大学に行くという話を聞いて、自分も行きたいと思った。なぜならば弟の履歴書には大学の名前や取得した資格名が記入できるのに、自分には書けるものが何もない。そこで、一念発起して頑張って勉強し、入学試験にパスした
と言うのです。

 更に驚いたことに、大学の同級生数名と一緒に、学生ボランティアとして共楽園祭に参加していたのです。
少し気になったので、
 「Sちゃん、ここの卒園生ということをみんなに見せて、大丈夫?引け目を感じていない?
 
 すると、Sさんはこう答えました。
「いいえ、私のような事情のある子を育ててくれる、こんな素晴らしい施設があることを、学生たちに知って欲しいと思っている。
また、先生たちが優しいことも知って欲しいと思ったから誘った。
私はこの共楽養育園で育てて頂いたことをとても感謝しているし、とても誇りに思う

 私は、この時、涙が止まりませんでした。ここまで育ってくれたのは、先生方のおかげです。ありがとうございます。

共楽園祭にて。サポートする会の会長として挨拶をさせていただきました。 全ての子供たちを、このような子に育てることが、私たちの使命です。ここに入所する子供一人ひとりにはそれぞれ、深い事情があります。

 その一人一人と、しっかり心を通わせていただき、親子のような信頼関係を結んで欲しい。そうすれば、自然と自立した子が育っていくのではないでしょうか。大変なお仕事でしょうが、これからもしっかり頑張ってください」

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 後で、保育士さん達から「素敵なお話をありがとうございました。子供たちのために頑張ります」というお声を頂き、嬉しく思いました。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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