人生時間について新成人から教わりました

 周南市文化会館で、新成人をお祝いする会が開催されました。私は県議になって毎年出席していますので、今回で12回目になります。

ここ数年、成人式が荒れる状態が続いていましたので、会場には今年も制服の警官が多数配置されていましたが、とても静かに厳粛なうちに式典が進められました。

 今年の新成人の皆さんは市内で約1200名です。毎年、周南市では実行委員会形式で成人式が行われています。今年の実行委員会には約20名のメンバーのうち、10名の新成人がおられました。

また、「自分たちの成人式は自分たちで作っていきたい」と、実行委員長にも名乗りを挙げられたそうで、今年初めて、新成人の実行委員長が誕生しました。

 とてもスムーズな進行で驚きましたが、特に、「20歳のメッセージ」には感動しました。男女一人ずつが堂々とメッセージを発表されましたが、女性の宮田観菜(かんな)さんは次のように述べられました。

*皆さんは「人生時間」という事を知っているか?

*「人生時間」とは、人生を1日の時間で表し、長い人生を短い時間に置き換える考え方。

人生を80年と考え、24時間に換算したもの。*人生80年を24時間に置き換えると、20歳は朝の6時。私たちは今、夜明けの時間。今からだ!頑張らなければ!

*3年前、大好きな叔父が45歳で亡くなった
 45歳は人生時間で言えば、お昼を少し回った頃。
 叔父の時計はここで止まったまま
だ。誰にも起こりうることだ。

*悔やむことのない人生設計をし、しっかり生きていこう!

 彼女も泣きながらお話されましたが、会場は水を打ったように静かになり、この12年間で見たこともないような見事な成人式でした。


 私も、夫のことを考えながら宮田さんの話を聞きました。

 夫の人生時間で言うと、亡くなった54歳は夕方の4時半・・・仕事を終え、そろそろ家族の待つ家に帰ろうかなと思う頃です。でも、まだまだ、その日の仕事の整理もついていないし、夕方からの予定の段取りもまだできていない頃。

 ましてや、お風呂にゆっくり入り、のんびり、自分の時間を楽しむことも、温かいお布団に入る事も知らなかったんだ・・・


 そんなことを思うと涙をこらえることができず、泣きながらこのお話を壇上で聞きました。


 式が終わった後、彼女と話しました。
大変すばらしいお話でした、私の夫は54歳で亡くなりました。夕方の4時半です。とても感動しました。ありがとう」

 彼女は、にっこり微笑んでくださいました。


 私は今61歳。夕方の6時過ぎです。まだまだすべきことがたくさんあります。

 新成人から大切なことを習ったように思います。ありがとう!
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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