消防出初式での嬉しいお話

凛とした雰囲気の会場。 去る1月5日、恒例の周南市消防出初式がキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで開催されました。市の消防本部・消防団・幼年消防クラブなどから、約750人の出席者がありました。
 制服姿の消防団員や消防職員の凛々しい姿が揃い、会場全体の空気がピーンと張りつめた中、主催者や来賓のご挨拶や、山口県消防協会長表彰や市長表彰などの表彰式がありました。

 その後、周南総合スポーツセンターの駐車場で、各消防団の分列行進と放水が行われましたが、ここでとても嬉しいことがありましたのでご紹介します。

 私も皆さんと一緒に分列行進を見学していましたが、その時、よく存じ上げている親子3人の方から、
 「りつ子さん、お久しぶり!」
と声を掛けられました。

 お母さんとは2年ぶりの再会。しかし、体調を崩されていたとかで、顔色も悪く杖を突いておられました。しばらく立ち話をしていたのですが、きつそうなので
 「どこか座りましょうか?」
と腕を組んで、人ごみを離れました。


 すると、この光景を見られた市の消防本部の課長さんが、すぐに駆け寄ってきて
「いかがされました?気分がお悪いのでしたら、あのベンチに行きましょう!」
と言われ、先に走って行かれ、さらに、ご自分のポケットから真っ白いハンカチを出して、その御影石のベンチを丁寧に拭いて、
「どうぞお座りください」
と優しく微笑んでくださいました。

 私もお母さんと一緒にお礼を言った後、ベンチに座って行進を見学していました。

 すると、その直後。またまた驚いたことに、
 「そのお身体では、この後の餅まきに参加できないでしょうから、これをどうぞ!」
と、袋にいっぱいのお餅やお菓子を入れて持って来てくださった
のです。

腕用(手押し)ポンプによる色水放水。きれいな虹がでました! お母さんも娘さんも息子さんも、思わぬプレゼントを手にしながら
 「今日は天気も良いので、思い切って久し振りの散歩に出かけたのですが、こんなに親切にしてもらって、本当に嬉しいです。何と言ってお礼を言ってよいか・・・」
と、涙を浮かべながらお礼を言われましたが、その時は既に、課長さんの姿はありませんでした。

 消防人は高い使命感と誇りを持って、いつも市民の生命と財産を守るために働いてくださっています。その根底には「人のために尽くしたい」という「優しい心」があるのだと、改めて強く感じました。

 また、こんな消防人の日々の活動が、安心して暮らせる街づくりに大いに貢献してくださっているのだと思います。このお母さんに代わってお礼申し上げます。
「小林課長さん、ありがとうございました。これからもお体に気をつけて頑張ってくださいね」
プロフィール

ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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