田中病院の特別養子縁組への取り組み③

 一方、子供が大きくなったときの対応や支援も、田中病院には用意してあります。

 特別養子縁組の事実は絶対に隠しきれるものではなく、どこかで必ず本人に伝わってしまいます。思わぬ形で、多感な思春期に事実を知るより、2歳くらいの幼い頃から、事実を伝えていくことが必要だそうです。

 また、「自分の出自を知りたい」と思った時には、成人後、子供本人だけには、家庭裁判所に保管してある養子縁組の内容を閲覧する権利があります

 さらに、病院に行けば、実親と触れ合っている写真や、涙ながらに書き綴られた母親の手紙も見ることができます。「自分はこんなに愛されて生まれたのだ」と実感できるよう記録を残してあるからです。

 田中先生は、
「この取り組みは中途半端な覚悟ではとてもできない。桁違いの大赤字だし、反対意見もあった。しかし、死んでいく子が、もしも喋れたら何と言うだろう。きっと
ママ、ぼく、死にたくない。ただ、生きたいだけなの・・・
というに違いない。
私には設備も技術もあるし、スタッフもいる。何のために産婦人科医になったのか?赤ちゃんを助けるために産婦人科になったのだ!ならば、やるしかない。これはもう損得ではない。

 子供は幸せになるために生まれてきた。『捨てられた』『いらない子』と思う人生と、『愛されて生まれてきた』と思う人生は全く違う。精一杯幸せになる人生を送らせたい。

 私は、絶対に中絶手術をしない。赤ちゃんも、お母さんも、不妊で悩む夫婦も、幸せにするために、精一杯やれることをやりきる。

 手のひらからこぼれる小さな命の雫を一つでもすくい上げ、幸せな家庭のもとに送り届けることができれば、これ以上の生き甲斐はない。より多くの方へ理解が得られるよう、これから活動していく」
とお話してくださいました。

 特別養子縁組をされたケースの、詳しいお話を聞かせていただきました。その赤ちゃんは、今、新しいお父さんとお母さんの下で、愛情をいっぱい注がれながら、元気にすくすくと育っているそうです。

 また、この赤ちゃんを産んだ母親も、新しく人生の再スタートをされたそうです。戸籍には、この赤ちゃんのことは載っておりませんので、自分が話さない限り、「出産した」という履歴は残りません。

 もしも、これを読まれた皆様の中で、妊娠や子育てに不安を持ち、悩んでおられる女性がいらっしゃいましたら、あるいは、「赤ちゃんを託してくださるのなら、精いっぱい幸せにしたい」と思われるご夫婦がおられましたら、田中病院へご連絡下さい。

田中病院の前にて。担当の山本さんと一緒に。田中病院 (担当 山本さん)
 TEL 0834-32-2000
 H P
  http://www.tanaka-hospital.com/guide.html 

 また、この話を詳しくお知りになりたい、出産・子育てに関わる職種の方(医療関係者・助産師・養護教諭・児童相談所・学校関係者など…)がいらっしゃいましたら、田中病院、または私の事務所までご連絡ください。時間が合えば、田中先生が、わかりやすいビデオを持って、講演に行ってくださるそうです。

藤井事務所
 TEL 0834-26-0123
プロフィール

ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

リンク
カウンター
検索フォーム
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ