人口減少についてお話しました

下松・光倫理法人会にて。 去る10月31日、光・下松倫理法人会から2回目の講話のご依頼をいただきましたので、現在山口県が抱える喫緊の課題である「少子高齢化による人口減少」についてお話させていただきました。

(前回:2013年8月9日 光・下松倫理法人会で講師を勤めました

*日本の人口は6年前の1億2808万人をピークに、毎年20万人ずつ減少。
 今年10月、1億2709万人。このまま出生率が低い状態が続くと、24年後の平成50年には1億人を切ると推計

*山口県の人口は、昭和60年160万、10年前150万人、現在143万人

*減少の原因:
 1)社会減・・・若者や大学生が東京や大阪へ出て行ったまま帰ってこない。
 2)自然減・・・出産より亡くなる人の方が多い。

*出生数の動向
 団塊の世代・・・毎年5万人
 昭和40年代・・・毎年2万5千人。
 平成の一けた・・・1万3千人。
 昨年・・・10,705人

*団塊の世代は5人も6人も兄弟がいる。家に残れるのは長男だけ。
 次男三男は、東京・大阪などに出て行き、そこで家庭を持ち、子供を育てた。日本の人口は増加した。

*山口県に残った長男たち・・・第二次ベビーブームとして2万5千人の子供を産んだ。

*しかし、第三次ベビーブームは来なかった。
 「結婚しなければならない。子供を産まなければならない」という意識が減ってきた。
 「結婚も出産も私の勝手。男女は平等。女は家庭だなんて、なんと古くさい!」
 子供の数は一気に減少。自然減が拍車をかけた。

合計特殊出生率(一人の女性が一生の間に産む子供の数)
 全国平均は1.43、山口県は1.56。人口を維持するためには2.07必要

*このまま行くと、山口県の人口、平成52年には102万人、100年後には37万になる。

生涯未婚率(50歳までに1度も結婚したことがない人の割合)
 2010年 男性20.1%、女性10.6%
 男性5人に1人、女性は10人に1人が結婚しない。
 30年前に比べ、男性は約7倍、女性は約2倍

*人口減少による弊害
 経済・農林水産業・防衛など、全ての面において国力が落ちる。
 生活だけでなく国として維持できなくなる。
 政府の提言・・・2060年時点で1億人の人口を維持する

*今、何をしなければならないか。
 各人がこの問題の重要性に気付くべき。
 結婚には適齢期はないが出産適齢期はある。
 女性の卵子は、年を重ねる程にダメージを受けていき、妊娠・出産が難しくなる。
 おせっかいおじさん・おばさんの存在が必要。

 
*現在「女性の活用」が注目されているが、今すべきことはむしろ、結婚・出産に向け、国をあげて全力で取り組むことではないだろうか。

「子どもは社会の宝。お母さんも社会の宝」

*人口減少に悩む周南市須金が大きく変わり始め、若返りした例について。

*「ふるさとを思う心を育てる教育」の重要性。

*子供や若者に日本の素晴らしさ、日本人の誇り、日本に生まれた喜びを伝えたい。


 会員の皆様は、人口減少のデータを聞いて、大変驚かれていました。きっと、新聞などを見られても、あまり、厳しい現実が伝わらなかったのでしょう。熱心に聞いてくださりました。

 「結婚したいとは思っているが、相手がいない・出会いがない」という若い人はたくさんいるようです。皆様の周りに独身の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、「おせっかいおじさん」「おせっかいおばさん」となって、結婚を勧めてあげてくださいね。
プロフィール

ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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