第13回花の会を開催して②

研修会にて。 「花の会」の前には、「花の会研修会」を開催しています。これは、女性の皆さんの積極的な社会参加にあわせ、外に目を向け自己研鑚を積むことが大切になってきたことから、企画したものです。今回が3回目になります。

 一昨年は、福島県の長尾県議をお迎えし「福島のその時、今、これから」、昨年は県立総合医療センターの医師、原田先生をお迎えし「地域医療について」、詳しくお話をして頂き、勉強しました。

 今年は、酒蔵「はつもみぢ」の代表取締役原田康宏さんをお迎えし、「酒づくりとまちづくり」と題して、酒造りにかける熱い想いをお話してくださいました。

 江戸時代から酒造会社を営んでこられたこの「はつもみぢ」は、創業195年を迎えられます。県内でも最も歴史のある酒造会社です。

講師の原田社長。 日本酒の消費量が減少したため、昭和60年に酒造りを中止されましたが、平成17年、「県内で消費される日本酒のうち、山口県産の割合は約2割しかない」ことに康宏さんが初めて気づいた時に、この会社に生まれた者の責任と使命感から「自分がやるしかいない!」と、酒造りを再開されたそうです。

 現在、「原田」という名前のお酒を造っておられますが、最初は、酒造りの知識も蔵も設備もなく、あるのは決意と思いだけで、何から始めればよいかわからなかったそうです。

 東京や広島での酒造講習、全国の酒蔵見学などを終え、どのような酒造りがしたいのかが徐々に明確になり、最終的に「一回の仕込みを小さくして、なるべく在庫を少なくし、無くなりかけたらまた仕込む。それを一年間繰り返して、一年中新酒を提供できる「四季醸造蔵」に取り組まれたそうです。

 今では、とても美味しいお酒づくりの技が完成しており、県内のみならず、東京や海外への売り込みも始められるなど、何事にも積極的に取り組まれています。

 全国では、この5年間、右肩上がりで日本酒の生産量が増加しているのは山口県だけだそうです。その中の一企業として、着実に実績も伸ばしておられますし、一生懸命、「ものづくり」に取り組まれる姿勢には頭が下がります。

江島先生も駆けつけてくださり、研修会に出席くださいました。 花の会のメンバーの中には、徳山の街のど真ん中でお酒造りをしておられる原田さんを初めて知られる方もあり、とても関心を持って聞いて頂きました。

 当初、まだ味が目標とするところまで到達しない時点でも、「うん、原田は美味しいね」と、誉めながら育ててくださったファンの皆様の気持ちを考えると、「今でも感謝の涙が出ます」と素直に言われる社長さんの姿に、ますますのファンが増えたようです。

 日本酒の需要は減少しつつあるけれど、最近、女性の皆さんがお酒を楽しんでくださるようになったので、まだまだこれからの伸びを期待されているそうです。

 原田社長さんは周南観光コンベンション協会の役員もされておりますので、酒づくりを通してのまちづくりのお話もして頂きました。

 観光コンベンション協会には、研修会会場に「原田」や「平和プロジェクト」の関連商品を持って来て頂くようお願いをしておりましたら、花の会の皆様は「初めて見ます」と言いながら、沢山の商品をお買い上げくださいました。ご協力に感謝します。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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