人口減少・地域活力維持対策特別委員会②

 子育て世代の方たちと話すと、よく言われるのが、「病児保育を充実して欲しい」という事です。

 病児保育とは、体調に不安のある子供(熱発、嘔吐、湿疹など)を預かることですが、他の子供への感染なども懸念され、一般の保育所では断られるケースが多いので、山口県の各市では小児科医院に併設されています。

 朝、その小児科の外来を受診した後に子供を預けるのですが、保険診療以外の利用料がかかります。

 しかし、いくらお金がかかっても「病児保育」の施設があればいい方で、実は各市に設置されているわけではありません。例えば美祢市の人は市内にないので、山陽小野田市の小児科などに受診し、預けなければなりません。働くお母さんにとっては大きな負担です。

 私は、そのような話を聞いた時、いつも思うことがあります。

 それは、子供が病気の時ぐらいは、お母さんが、誰にも気兼ねなく仕事を休める環境が欲しいということです。

 もちろん、医師や看護師、教師など、休むことが難しい職業の方にとっては「病児保育」や「病後児保育」の施設が必要です。

 もし休むことができる職場の人であれば、病気の子供を抱いて看てあげて欲しいと願います。子供にとって、熱がある時や体調が悪い時はお母さんの胸に抱かれることが一番の薬になります。

 さらに、長い人生の中で「子育て」の時期はあっという間に過ぎていきます。

 「子供の熱が出たから休ませてください」
と申し出た時、
いいですよ。しっかり子供さんを看てあげてください
と優しく言ってもらえる職場環境が望まれます。

 快く勤務を休ませてもらっていれば、自分が子育てを終えた時には、次の若い人に
「どうぞ、しっかり子供さんを看てあげてくださいね」
と、言ってあげることができます。そこには「優しさの連鎖」で「優しい子育て環境」ができると思います。

 核家族化が進み、おじいちゃんおばあちゃんの力を借りられない状況が進んでいますので、社会全体で子育てに関わる必要性が高まってきました。

 特に、平成23年に設立された「地域協育ネット」は、中学校区ごとに県内ほぼ100%設置されており、新しい枠組みができております。学校・家庭・社会の連携の中に、幼稚園や保育園、子育て支援施設・グループ等の参加も求めて、ネットワークが広がれば、より有機的な繋がりになり、安心して子育てができる環境づくりになるのではないかと思います。

 社会全体で、優しい子育てについて考えていくことが必要な時代になってきました。少子化はますます進んでいきますので、皆様どうぞよろしくお願いしますね♪
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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