名水サミットin周南②

 基調講演では、映画監督の菅原浩志さんが「水は最高の女優」というタイトルで、周南市のPR映画や、山口県での映画撮影をされた経験から、山口県はきれいな水が豊富な所だというお話をされました。

 10年前、初めて山口県に来られた時、自販機で水が売られていないことに驚かれたそうです。また、
「ホタルは環境のバロメーターで、きれいな水でないと生息しないが、山口県のホタルは、数も種類も全国で一番多い。しかし、『ほたるの星』のモデルとなった先生がホタルを飛ばすことに成功した翌年、異動になった途端、ホタルはいなくなった。守る人がいないと、ホタルもいなくなる。
 日本の水道ほどきれいな水が出るところは、世界中探してもない」

等々、スクリーンで「ほたるの星」等の映画を流しながらの講演でした。

10名近くの手話通訳さんがその後のシンポジウムの際にも活躍されていました。 会場には要約筆記と手話通訳の方が10名近くいらっしゃいました。映画の会話が隣の小さなスクリーンに文字で映し出されたり、手話が付いたりと、今でこその聴覚障害者に配慮された講演会でした。

 実は、菅原監督とは、夫が県議時代からお付き合いがあり、「ほたるの星」「早咲きの花」、また、今度撮られる有国遊雲君の「川が好き。川にうつった空も好き」の映画など、いろいろなことに一緒に関わらせて頂いています。

 特に、平成17年には手話通訳・字幕を付けた日本初の聴覚障害者向けの映画上映会を開き、「ほたるの星」を上映しました。監督には、35ミリのフイルムを無料で貸していただいたり、前もって字幕スーパーをつくったり、手話通訳の練習をするために、デモビデオを送っていただいたり、と、いろいろなご配慮をいただきました。

 講演では、その「ほたるの星」の上映会をしたさくらホールで再び感動の映画を観ることができ、胸が張り裂けそうなほどの感激を味わいました。

 講演の後、菅原監督に
「その節はお世話になりました。テロップと手話通訳を入れた上映会は、この会場で行ったんですよ」
と報告しました。監督さんにとっても、聴覚障害者向けの上映会は他には例がなく、思い出に残っていたようで
えー!ここでしたかぁー!
と驚いていらっしゃいました。

 10年近く前のことになりますが、私自身、いつまで経っても、あの時、協力してくださった手話通訳者、要約筆記の皆さんのご好意と、聴覚障害がある皆さんが、感動の涙を流しながら喜んで観てくださった光景を忘れることができません。

 その上映会を機に、私と聴覚障害者の皆さんとの交流が始まり、「ほたるの藤井さん」と呼んでいただいたり、一緒に下松市の米川地区にほたる狩りに行ったりした訳です。


***
 このことについては当時のブログに詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてください。

2005-03-26 聴覚障害者向けの「ほたるの星」上映会を企画して

2005-03-27 大成功!「ほたるの星」上映会

2006-06-13 みんなで蛍を見に行きました!
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Author:ふじいりつ子
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