出光コンサート・絵本原画展②

「14匹のシリーズ」と「かんがえるカエルくん」を購入しました。孫に見せたいと思います。 このミュージック・イン・ミュージアムは毎年、文化会館に隣接する周南市美術博物館で開催される企画展に合わせた演奏会を開催されています。

 今年は、「いわむらかずお絵本原画展」が開催されていますので、コラボレーション企画として、コンサートの中で、学芸員の方がスクリーンで絵や写真を上映しながら説明をされました。

 私は、開会式のご案内を頂きながら日程が合わず、行くことができませんでしたので、この機会に原画展に行ってまいりました。

 いわむらかずおさんは、小さな野ねずみの大家族を描いた「14ひきのシリーズ」や、「トガリのぼうけんシリーズ」「かんがえるカエルくん」などで有名な絵本作家です。
 1939年東京生まれ。現在、栃木県益子町在住で、那珂川町に、「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・こどもをテーマに活動継続中です。


 「14ひきのシリーズ」は今年で誕生30周年とのことですが、30歳前後の我が家の3人の子供たちも「14ひきのおつきみ」などが大好きでした。

 水彩絵の具やパステルで描かれており、繊細な色合いと緻密な自然の描写に、自分も小さなねずみになって、森の中に入り込んだ気持ちになれます。

 原画を拝見し、美しい日本の情景に心が洗われました。

左側がカバー、右側が本自体の表紙 また、いわむらさんの絵本には、たくさんの仕掛けが隠されているのも魅力のひとつです。
 例えば、普通、本のカバーと本自体の表紙は同じものが多いと思いますが、「14ひきのシリーズ」では、ちょっとだけ時間が経った情景が描かれており、絵が少しだけ変化しています。

 間違い捜しのように、「あっ、ちょうちょが飛んで行ってるよ!この子どもねずみはお父さんにおんぶされてるよ!」など、親子が一緒になって、ねずみたちや自然の動きを楽しむことができます。

 また、原画展では様々なおもしろい試みがなされており、例えば、絵本の中に出てくる会場の中に再現されていました。
 もちろんねずみサイズではなく、人間に合わせたサイズでできており、この食卓の上に並べられている絵本を一冊ずつ手に取って、椅子に座ってゆっくりと楽しむことができます。

 おじいさんおばあさん、お父さんお母さんと10匹の子供たちが揃って食卓を囲み、一緒に食事を楽しんでいる温かな家族団らんの絵は、私の思い描く理想的な家族風景で、大好きなシーンの一つです。

 また、いわむらさんの絵本は世界各国で販売されており、「14ひきのシリーズ」などは1000万部のロングセラーとなっていますが、その世界各国で販売されている本も展示されていました。

 学芸員さんよりお話を伺いましたが、各国の好みで印刷の濃淡などが違うそうです。見比べてみると確かに、ドイツは濃い目の色合い、アメリカだと少しディズニー的な色合い等…同じ絵でも全く印象が違いました。

 いわむらさんの絵本は、自然とともに生きる大切さ、自然に対する畏敬や感謝の心など、日本人が失いかけている心や文化、伝統を伝えてくれるものが多くあります。ぜひ一度、ご覧になってください。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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