グループホーム「ビリーブ」が完成③

 衣川先生や周りの皆さんの夢がなかなか実現しないうちに、障害があるNさん(現在36歳・男性)のお母様が、がんでお亡くなりになられました。

 お父さんは、仕事をしながら、N君の面倒を見たり、ぱんとMy夢への送迎をしたりと、一生懸命お世話をされましたが、その姿を見て、衣川先生の心は大きく動いたようです。

 2年前にNPO法人「信愛会」を設立し、建設計画を進めるねじを巻き、準備を一気に進められました。

 そして、キャプテン館のある衣川さんの所有地に、新築することになりました。この場所は、バス停の傍にあり、利用者が土日に自宅へ帰るにも便利な立地条件の良い所です。

対面式のキッチン。すてきな空間です。 さらに、衣川先生ご夫婦がこれまでの活動を通して構築されたネットワークの中で、障害のある人のことを理解してくださる設計者や工務店に出会うことができたそうです。

 おかげで、細かな注文にも応じてくださり、理想通りのホームが完成したのだそうです。

 「ビリーブ」への入居者は20~30歳代。親御さんも自由に出入りされながら、ホームのお手伝いをしたり、情報や意見を交換したり、家族的な交流をしておられます。

 これまでも「ぱんとMy夢」の運営に協力してこられた仲間の皆さんなので、仲も良く、本当の家族のようです。保護者の方に伺うと、
「今から融資の返済もしていかなくてはならないし、大変なことも多いが、ここでみんなが仲良く生活することができれば、自分が年をとり自宅で看ることができなくなっても安心です」
と言われていました。

スタッフの皆さんと一緒に。説明を伺いながら見学をしました。 我が子の将来を想う親の心は誰しも同じであり、私もよく理解できます。その気持ちに沿った見事な成果であると思います。

 なかなか真似のできないことです。入居者の皆さんには、多くの方々の想いの詰まったこのホームで、ひとつの家に住む「家族」として、お互いに協力しながら、元気に仲良く暮らして頂きたい
と思います。


続く・・・

プロフィール

ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

リンク
カウンター
検索フォーム
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ