総務企画員会の県内調査視察②

②  (株)山下工業所 (下松市)
 ・新幹線に代表される流線型の鉄道車両先頭講体の打ち出し板金加工会社。
 ・50年前、新幹線開業の時、日立製作所から先頭ボディをつくるよう依頼された。
 ・O系から現在まで、歴代の新幹線37種類の顔をハンマー1本で作り続けてきた。
 ・月に2編成(4つ)製造。
 ・打ち出し板金の技術は全国にも他には例がない。
 ・「元気なモノ作り中小企業300社」に選ばれている。
 ・「モノづくり日本大賞」受賞。
 ・「現代の名工」2名輩出。
 ・36名の従業員の内、現在10名が打ち出し板金の技術者として活躍。
 ・今後も鉄道インフラは続くことが予想される。
 ・「打ち出し板金」の技能継承が大切。
 ・25年前から半導体業界へも参入。売り上げは半々。

アルミで作ったチェロ。以前音色も聴きましたが、美しかったです。創業者の方と一緒に。 私は、山下工業所の創業者を以前よりよく存じ上げており、「第1回目の講演」を拝聴したこともあります。視察の際には社長が出張のため、代わって説明されましたが、ハンマー一本で会社を築きあげ、ここまで頑張ってこられた方ですので心から尊敬します。
 
 8年余り前、お父様の跡を継ぐため、海外での金融関係のお仕事を辞め専務として会社に入られたご子息も、よく存じ上げております。

 彼は、技能継承のための人材確保に東奔西走される時、「新幹線の顔を下松市でつくっていることを、県内の人も周南地区の人も知らない」事に初めて気づかれたそうです。

 そこで、会社のPRのために、新幹線の材質と同じアルミでチェロをつくり、マスコミに取り上げてもらって、求人活動に役立てたというお話を、以前、お聞きしました。

熟練工の業を見せていただきました。 現在は、このご子息が社長になられ、ますます会社の経営も順調だそうです。打ち出し板金の熟練工に、20代の若者3人もいるそうです。

 今回、2人の言葉が私の脳裏に刻みこまれました。
 ・創業者  ・・・「一番の財産は従業員です!
 ・従業員の現代の名工・・・「50年叩いても、完全な完成品はない

 ものづくりにかける人たちの言葉から、その心を少しだけわかったような気がしました。


続く・・・
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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