桜南団地の急傾斜地の工事②

左側がすでに工事が終了している部分、右側が未施工部分です。 この桜南団地は、入口から高台に向かって伸びている道路によって2つに分かれていますが、南側半分の民家の上の山は、既に県や市の支援により急傾斜地の工事が終わっています。今回の要望書は北側半分の民家の上の山の部分です。

 当時は、工事に対する地元負担金が5%あり、その額は、各家の敷地面積で算出すると、数万円から数十万円までとなりました。

 団地の住民の中には
「私たち受益者が負担するのは当然です!」と言う意見の人と、
「例え、太華山が大きく崩れても、うちまでは崩れてこないよ」
と言われる方があり、最初は、なかなか意見が一つにならなかったそうです。

 しかし、この事業を中心になって進めてこられた、石井さんという男性を始めとした住民の方々が
この団地は、一つのマンションと同じです。大きなマンションと考えてください
と、一軒一軒説得して回られ、そして、全世帯の同意をとられたそうです。
 
 そのおかげで、災害復旧の工事に続いて、急傾斜地の工事に取り掛かることができました。

説明会にて さらに、その直後、周南市から
この工事の自己負担金を軽くすることが決まりました!
という嬉しい連絡があり、各家の負担金が一気に、以前の10分の1(0、5%)になりました。団地の皆さんも大喜びです。

 この頃から、県からも多額の予算措置をしていただき、その結果、24年度から急ピッチで工事が進み、住民の安心安全は大きく確保されました。

 先日、石井さんが事務所にお越しになり、
「残りの部分を仕上げてほしい」
と要望を頂きましたので、県土木に今後の見通しについて伺いに行きました。すると、担当者から
「我々も、このまま続けて工事をする予定にしていました。ついては、詳しく説明しましょう」
と、現場説明会を開いてくださったという次第です。

 今回の工事も大がかりなため、1億1800万円くらいかかるそうですが、27年度までには全て完了する予定だそうです。

 本当に嬉しい限りです。

 これも、県や市の担当の方が全力で頑張ってくださったおかげです。また、石井さんをはじめ、自治会の役員さんたちが、「この団地は一つのマンション」と、連帯意識を持たせることに努力してくださったおかげです。

 この急傾斜地の工事は、市によって、個人負担金の割合が違います。また、個人の土地を県に寄付することを同意して頂かなくてはなりません。

 そのために、なかなか計画が進まないそうですが、裏山が崩れてきそうな所に住んでいらっしゃる方は、市の方へご相談ください。いろいろな条件が付いていますので、結構手続きも大変ですが、土砂災害を未然に防ぐためには、大変効果がある施策です。

 18年度の土砂災害から始まった今回の工事。8年間の経過についての報告でした!
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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