PET検査薬の原料製造事業が周南市に!

 周南市の嬉しいニュースです。

 このたび、産業用ガス会社である大陽日酸株式会社(本社・東京)が、周南市渚町にある周南酸素株式会社(大陽日酸の関連会社)の工場敷地内に、超高純度酸素「水-18 O(みず じゅうはち おー)」を製造するためのプラントを新設されることになり、5月29日、県の立会いのもと、会社と周南市による調印式が行われました。

 「水-18 O」は、がん等のPET(ポジトロン断層撮影)の検査薬の原料ですが、大陽日酸は、2004年の発売以来、世界の20カ国以上に供給している国内唯一のメーカーです。

 PETとは、「がん細胞はブドウ糖を細胞内にたくさん取り込んで増えていく」という特徴を利用した検査で、ブドウ糖に似た検査薬を注射し、「その検査薬が体内のどこに集まっていくか」を専用の機械で撮影するものです。

 (部位によっては検査が難しいがんもありますが)注射をするだけで、体への大きな負担なく全身のがんが確認でき、がんの早期発見・がん治療中の効果や、転移の確認などに有効です。

 さらに、近年では、新しいPET診断薬の開発が進んでおり、アルツハイマー、パーキンソン病、心疾患などの診断に広がりつつあります。

 この「水-18 O」は現在、世界で年間700~1,000キロ程度の需要があります。今後更に多くの疾患が保険適応となることが予想されており、需要の倍増が見込まれることから今回の新設となったそうです。

 6月に着工、来年3月に完成予定で、設備投資額は約30億円。装置の運転・保守管理は周南酸素株式会社が行うそうです。

 今回の進出は、山口県において、本年12社目の企業誘致となりますが、新たな事業展開により、周南市の産業力が発展することを大いに期待しています。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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