大橋邦男さんのライブが開催されました①

 車椅子の作詞家、大橋邦男さんは、3年前に初めて「障害者として生きてきた私の証コンサート」というライブを開かれました。

ステージの様子。大橋さんとT's Heartの皆さん。 今回、2枚目のCD「僕の物語」をつくられたことを記念して、2回目のライブを開催

 邦男さんにはリーダーの高島さんを中心とした「T's HEART」というバンド仲間、ポップス川上の皆さん、みかんの花のメンバーなど、多くの応援団とたくさんのファンがいらっしゃいます。

 今回のライブはこの方たちの優しさの足し算によって企画されたもので、4月20日のライブ当日には、会場の周南市総合庁舎のさくらホールに約170人の観客がお越しになりました。

 2枚目のCDの中には「僕の物語」という曲があります。この中には、邦男さんが小学生の頃から、ご実家を出て一人暮らしを始められた頃のことが書かれています。

「真面目でガンコな父ちゃんは、家族のため、僕のため、毎日仕事して、子どもの面倒は余り見なかったのに、僕とはお風呂に入ってくれた。それを嫌っていたんだ。僕は。

 母ちゃんから離れたかった。父ちゃんから離れたかった。
 自分で世の中見たかった。強くて優しい場所から、自由と希望を抱えて。

 家にいれば大きい愛に埋もれてダメな人間になっていたかもしれない。
 母ちゃん父ちゃんの苦しみも、わからないまま愚痴って生きていたかも。
 やっと自分を本当に好きになれたんだよ


 私はこれまで、こんなに自分の心とまっすぐに向き合い、自分を赤裸々にさらけ出した歌を聞いたことがありません。

 昨年の暮れ、このCDを頂いてから、何度も何度もこの曲を繰り返し聴きました。どのフレーズを聞いても涙が溢れ出ました。
 
 障害のある方にとって、毎日の普通の生活がいかに大変か、想像してもわからない事ばかりです。正直、これまで、
「邦男さんはご両親の傍にいらっしゃれば、もっと楽に暮らすことができるだろうに」と、思っていました。

 しかし、今回、この曲を聞いて初めて、あえて自立をし、社会の壁に向かって生きておられる邦男さんのすべてを理解することはできませんが、ほんの少しだけ近くに寄れたように思いました。


続く・・・
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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