「平和の島プロジェクト」がスタートしました

 現在、周南市で、街づくりに精力的に取り組まれている「周南観光コンベンション協会」(伊藤博之会長)。先日の「花☆ワイン周南まんま市場」をはじめ、さまざまな取り組みを展開しておられます。

周南パラボラ会でプロジェクトの説明がありました。中央は回天顕彰会の廣さん。 去る3月29日には、太平洋戦争末期に使われた特攻兵器・人間魚雷「回天」の史実を後世に伝えるため、回天の搭乗員を主人公に描かれた「特攻の島」の作者(漫画家)、佐藤秀峰さんの協力を得て、「平和の島プロジェクト」を立ち上げられました。

 回天は太平洋戦争末期の旧海軍の特攻兵器で、大量の爆薬を積んだ魚雷に隊員1人が乗り込んで操縦し、敵艦に体当たりするという人間魚雷です。

 周南市の大津島には訓練基地が置かれ、訓練中も含めて搭乗員、整備士ら145人が戦死されています。来年は戦後70年を迎え、戦争体験者も徐々に少なくなっていることから、「命をかけて戦った人の思いを伝えていこう」という目的で企画を始められました。

 「平和の島プロジェクト」では、「特攻の島 海軍カレー」、「おしげさんのすき焼き缶詰」などを開発し、パッケージに佐藤さんの絵を付けて販売し、収益は今後の活動費に充てるそうです。

 今後は、隊員の遺書、遺品の世界記憶遺産登録に向けた活動なども検討しておられます。

徳山駅の新幹線口に大きな看板が設置されています。  今回のキャッチコピーは、あの時代に生きた若者たちが感じた家族や国への気持ちを表す「好きだ。」です。先月末には、このキャッチコピーと「特攻の島」の絵を組み合わせた大型広告をJR徳山駅新幹線側に張り出されました。


 周南市の回天基地が持つ意味合いを、後世の人に語り継いでいく使命が今を生きる私たちに課せられています。ぜひ、このプロジェクトを成功させて欲しいと思います。




長いエスカレーターをあがった先に、回天の模型とここにも看板が。***参考***


1)佐藤秀峰さん「海猿」や「ブラックジャックによろしく」などの人気作品を書かれた漫画家です。

2)「特攻の島」は「週刊漫画TIMES」に2004年から連載されている漫画です。

3)当時、徳山の旅館「松政」には、若者たちを親身になって世話をされていた仲居の“お重さん”がいらっしゃいました。搭乗員たちの壮行会では、いつも「すき焼き」を振る舞っておられたそうです。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
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