県内2番目!徳山下松港新南陽広域最終処分場が完成

式典にて村岡知事の挨拶 周南市臨海町の南側の海面で工事が進められているN7号埋め立て地に、県内の産業廃棄物と周南市の一般廃棄物を受け入れる「徳山下松港新南陽広域最終処分場」が完成し、27日完工式が行われました。

 県内の産業廃棄物の処分については以前からの大きな課題ですし、また、既存の周南市戸田(へた)の一般廃棄物の不燃物処分場も埋め立て容量の限界を迎えており、新たな処分場の確保が課題でした。

 そこで、市、県など公共関与の産業廃棄物処分場が検討されていましたが、平成14年から10年がかりで環境影響調査や計画策定を進めてこられ、周南市と山口県環境保全事業団(門田栄司理事長)が事業費5億6,000万円(廃棄物を投入する施設や管理事務所)で、平成24年度に着工しました。

護岸の一部。  護岸は国からの補助も受け、県が約133億円で整備しました。面積は3,876平方メートル。容量は産業廃棄物が45万立方メートル、一般廃棄物が7万立方メートルで、平成26度から12年間使用できる予定です。
 
 県内では、宇部(平成20年から操業)に続き2番目となるもので、4月1日から供用開始されます。

 処分場の場所は、産業道路から周南大橋を渡った先で、海面をブロックで囲ってあります。廃棄物を投入した際の余水はろ過、消毒をした後、周辺海域へ放流する仕組みとなっており、廃棄物とともに56,000平方メートルの覆土を入れて埋め立てるそうです。

 「一般廃棄物」としては、近くにあります周南市のリサイクルプラザ・ペガサスから運ぶ不燃ごみや焼却灰などが想定されています。

 「産業廃棄物」は、廃プラスチック類や金属くず、ガラスくず、陶磁器くず、燃え殻、汚泥、木くず、コムくず、がれき類、ばいじんなどです。処分料金はそれぞれの種類に応じ1トン当たりで設定されています。

 完工式には村岡知事もお見えになり、門田理事長、木村周南市長の挨拶、テープカット・くす玉割りなどがあり、その後、バスに分乗し、海に突き出した部分の処分場を見学しました。

デモンストレーションにて。  見学者へわかりやすい説明のために、デモンストレーションでトラックや重機、代船を用意し、土砂を廃棄物に見立て搬入・運搬・埋め立ての様子を見せていただきました。

 この処分場の沖には、東ソー(株)の産業廃棄物処理場が完成していますし、隣の護岸で囲われた大きな囲いは、国が土砂処分場として整備したものです。

 今後、徳山下松港での大型船舶の受け入れに向けて、周囲の海域で推進を約2m掘り下げる航路工事を実施し、その浚渫(しゅんせつ)で出る土砂の処分先として使用されます。

 埋め立て後は、港湾関係施設として利用される予定で、浚渫工事まで含めた総事業費は約360億円だそうです。

 県にとっても市にとっても、長年の悲願の処分場が完成した訳です。安全で信頼性の高い運営がなされることを期待しています。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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