岸本修先生の「メンタルヘルスについて」のお話を聞いて

 去る3月20日、久し振りに周南倫理法人会のモーニングセミナーに参加しました。

 講師は、以前よりお世話になっております周南市久米にあります岸本医院の岸本修先生(52歳)。精神科医の岸本先生は、「職場のメンタルヘルスについて」お話くださいました。

病気の種類には、PTSD(外傷後ストレス障害)・適応障害・神経症性障害・感情障害・発達障害・統合失調症などがある。

最近の特徴としては、
 ①病気なのか、人事労務上の問題なのか区別できないケースが多い
 ②本人の側の問題なのか職場側の問題なのか区別しにくい
 ③本人、家族、職場の利害が一致しなくなることも多い
 ④誰の幸せのために行動するのかが難しい

*最近は職場で事故があった場合、上司に罵倒されても、世代間ギャップがあり、叩かれたことのない人には以前のような「愛のムチ」は理解されない。

*営業活動はトレーニングすればできる人と、そうでない人がいることを理解して欲しい。「社会不安障害」で、人前で話ができない人もいる。

*躁鬱を繰り返す人の中には、「軽い躁状態」の人もおり、生き生きとよく仕事できるように見えるが、実はこれも病気という事に気付いてあげて欲しい。

*「うつ病」と思ったら、認知症だったという例もある。職場が高齢化しているので初期の認知症にも気を配って欲しい。

*男性は、家族を養っていかなくてはならないので、無理をしてでも勤めざるを得ない。

など、詳しくお話くださいました。

 こころの病気は家族にも職場の同僚にも理解されにくく、また、対応を誤った場合、取り返しのつかない事にもなります。先生のお話を聞いて、これまで、どうしても理解できなかった人のことが、少しわかったような気がしました。

 奇しくも先日の総務委員会で、「県庁職員のメンタルヘルス対策について」質問したところでした。県庁には31日以上の長期休暇を取っておられる方が71人。その中で精神疾患が原因となっている人が38人いらっしゃるそうです。

 担当課としては、予防・早期発見・ストレスチェック・研修会などを対策として取り組んでいるという答弁でした。

 こころが元気であってこそ、身体も元気になる訳です。村岡新知事は、活力みなぎる山口県の実現を目指しておられます。県職員も元気に仕事ができてこそ、組織も活性化し、職員が一丸となって取り組むことができると思います。

 こころの病気は自分ではわからないことが多いので、周りにいる人が優しく、声をかけて、病院へ行くことを勧めてあげて欲しいと思います。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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