卒業式のシーズンです③

 保育園の卒園式が終わった後、園長先生の部屋で来賓の皆さんと話しをしました。

 特に、先のブログに書きました障害のある園児とお母さんの素晴らしい姿について、皆さんから「感動した」という声がたくさん出ました。

 その際に、私は皆さんに私の経験を伝えました。

2004年の記念キャンプにて。 「私がガールスカウトのリーダーとして小学1年生から大人になるまで担当をしていた裕子ちゃんは、障害がありました(知的)。

 私の夫の葬儀の時、裕子ちゃんは中学1年生でした。式が終わり、最後のお別れのご挨拶の時、彼女はお母さんと妹と一緒に、大勢の人の最前列に立っていました。

 誰も一歩も動けないシーンとした状況の中、裕子ちゃんは、夫の遺影を抱き泣いている私を見ると、スッと、4-5歩前に進み、
「リーダー、ええ子じゃねえ。ええ子じゃねえ」
と言いながら、私の頭を撫でてくれました。

 私は驚きましたが、その優しい声と、頭を撫でてくれた手の温もりがとても嬉しく、今もその感覚が私の頭髪に残っています」

 成人式を迎えた裕子ちゃん2009-01-14

 この話を聞かれた来賓の皆さんは、
きっと、誰も真似ができない程の優しさを持っているんだろうね
とおっしゃっていました。

 人はそれぞれに持っているものが違います。その能力の大きさは単なる通知表や成績表では表せません。裕子ちゃんも保育園の女の子も、「人を癒す」と言う大きな能力を持っています。現代社会には欠かせない人であろうと思います。

 この卒園式も、この女の子のおかげで、とても意義ある素晴らしい式になりました。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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