卒業式のシーズンです②

周南市立櫛浜保育園

 この保育園には、我が家の3人の子供も通わせていただきました。とても思い出の深い保育園です。

 今年の卒園生は25名。いつもの制服とは違い、女児は白いブラウスに紺色のスカート、男児はカッターに半ズボンという、落ち着いた服装に身を包み、緊張して式に臨んでいました。

 まず、一人ずつ入場し、みんなの前で、
「私は〇〇です。大きくなったら、△△になりたいです」
と、大きな声で、名前と将来なりたい夢を発表します。

 その態度も堂々としていますし、将来の夢も、新幹線の運転手、漫画家、看護師、保育士など、具体的な職業をあげることができ、驚きました。

 その後、園長先生から、一人ずつに保育証書が授与されます。保育期間が一番長い園児は6年5か月でした。この園児は生後4か月から保育園に預けられたそうで、小学校の6年間より長い間、保育園に通っていた訳です。働くお母さんの大変さを垣間見る思いがしました。

 また、卒園生の中に障害のある(ダウン症)一人の女の子がいました。この子は自分では、名前や将来の夢を言うことが難しいので、後ろで担任の先生が代弁されました。
「私は〇〇です。大きくなったら、太陽のような人になりたいです!

 そして、この女の子に園長先生が
「5年間、保育したことを証します」
と言って、保育証書を渡されると、きちんと両手で受け取り、笑顔で
「ありがとうございます!」
とお礼を言い、後ろに立っておられるお母さんの所にその証書を持って行き、
おかあさん、ありがとうございます
と手渡しました。

 その途端、お母さんは、張りつめていた糸が切れたかのように泣き始め、その子を抱きかかえられました

 すると、女の子はお母さんの頭を「いい子いい子」と何度も撫でました

 その様子を見ていた先生方も来賓も保護者は、もらい泣きをしました。この子の優しさ・素晴らしさに、全員感動の涙です。


御卒園おめでとうございます! 先生方から、
「本当に太陽のような子です!」
と聞いていましたが、この子がいたおかげで、他の園児たちも優しい子に育ったそうです。

 また、卒園文集のこの子の欄に目を向けると
「ママのところに生まれてきてくれてありがとう」
というお母さんからのメッセージがあり、更に涙があふれました。さまざまなご苦労もあろうかと思いますが、親子の愛情の深さに感動しました。

 この女の子は、4月から総合支援学校に通われるそうです。これからもたくさんの友達をつくって、元気に育って欲しいと思います。

プロフィール

ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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