小郡幼稚園を訪問して⑨ 支援が必要な園児に対して

読み聞かせの様子小郡幼稚園を訪問して⑧の続きです) 

 このミーティングでは、交流会に参加された他の幼稚園の先生との意見交換会もされていました。

 その中で、若い先生から
「私が担任のクラスに多動の園児がいる。手を取るので、他の園児のことが充分にできないことにもどかしさを感じる。支援の仕方がわからない
と質問が出され、他の先生方から、色々な意見や具体的な実践例が紹介されました。

 私も、うちの子ども達が保育園に通っている頃のことを思い出しながら、
若い先生だからできること、また、経験豊かな先生でないとできないことも多々あったなあ。色々な人を巻き込みながら、各園児に関わっていくことが大切なのでは・・・」
と思いながら、先生たちの意見を聞いていました。

 ベテランの先生は
「支援が必要な園児の親に対する接し方も大切です。ご両親がまだ気付いていらっしゃらない場合もありますが、殆どの場合は、母親が一番心配しておられるようです。
 親御さんの悩みを、家庭と園で共有し、共通の話題で一体感を持つことが大切です。
 その信頼関係の中で、家庭と幼稚園が一貫性を持つと、およそ3カ月経った頃には、多動などの症状が軽くなり、支援の手もあまり必要なくなり、温かい目で見守るだけで、特別扱いをしなくてもよくなりますよ。
『あまり心配しないで、子育てを楽しみながら、子どもさんと一緒にいっぱい遊んでください』と助言されるといいですよ」
とお話されました。

 実際に、支援が必要な園児には加配の予算が付けられ、いつも傍で見守ってくれる人が付けられます。その時、
「自分は他の子どもと違うんだ」
と、その子自身が気づくのだそうです。
自分には支援が必要だということを、自覚をさせない」「みんなと一緒」が、その子を伸ばす一番の手だそうです。 14番目の驚きです。

厳しいかもしれませんが、『つきっきりにするなどの特別扱いはしない』という態度で、『何事も自分でやらなきゃ、生きていけない』ことを教えることが、その子の『生きる力』を伸ばしていく教育です
という園長先生の言葉に、私は大きく頷き、納得しました。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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