液化水素ステーションの誘致に向けて②

 水素は新しいエネルギー源として注目されており、国は現在、全国で100カ所の水素ステーションの整備を進めています。

 既に、首都圏、北九州、関西、中京圏で17カ所が整備中ですが、今回、周南市に誘致を進めている水素ステーションは100カ所のうちの1つで、地方都市では初めての建設となっています。液化水素ステーションの建設費用は4、5億円で国からの補助もあるそうです。

 今年6月、周南市御影町の(株)トクヤマ徳山製造所内に、同社と岩谷産業の合弁会社の山口リキッドハイドロジェンが設立され、(株)トクヤマで生産される水素を活用し、液化水素を生産するためのプラントを完成させ、既に操業しておられます。

 11月、総務企画委員会の県内視察で、私も見学に行ってまいりました。

 新会社は、(株)トクヤマから配管で水素ガスを受け入れ、高純度の液化水素を製造します。その全量を岩谷産業が引き取り、貯蔵・出荷されますが、この液化水素を作る会社としては、堺市、市原市に続く、第3番目の製造拠点です。

 もしもこの企画が進み、国から認定を受けることができれば、この液体水素を専用のタンクローリーで運び、新しく鼓海に建設される液化水素ステーションに貯蔵し、気体にして専用の注入器具で自動車に充てんします。

 地元説明会では、地震や津波の時にはどうなるのか、爆発はしないのかなど、色々な不安な点が質問されました。

 水素は軽いためすぐに飛散してしまい、発火しても短時間で消えるなど、安全面でも特に問題はないそうです。水素は燃焼しても水しか発生しないため環境負荷のないエネルギーとして、今後大きく注目されそうです。

 櫛浜では、ちょうど、支所・公民館の建て替えの設計に取り掛かっているところです。この水素をエネルギーとして利用できる施設になれば、街づくりが大きく変化してくることになるかと思います。折角の新施設ですので、新たな取り組みを期待しています。

***参考***

マツダの水素自動車・・・ロータリーエンジンの技術を生かして水素を燃焼させて走る。
トヨタ・本田技研の燃料電池自動車・・・水素と空気を反応させて発電してモーターを回す。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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