小郡幼稚園を訪問して⑥給食

小郡幼稚園を訪問して⑤の続きです)

 里山体験後、また園長先生の車で幼稚園に帰り、給食をいただきました。

 この日は、外部の委託業者から届けられるお弁当と、園で作られたお味噌汁。午前中、全身を使って遊んでいた園児たちはおなかペコペコ。机につき、姿勢を正してお行儀よく食事を摂りました。

給食も園児と同じ献立で量を多くしたものをいただきました。 私たち交流会の参加者も園児と同じもの(大人用)をいただきました。お弁当のご飯は赤米入り。色とりどりの野菜中心の美味しい副菜。園児たちの残食も殆どゼロ。食品アレルギーをはじめ、調理法や食材などについて、園と委託業者との緻密な連携が見受けられました。

 また、美味しいお味噌汁の具材は園の畑で作られたサツマイモと地元の油揚げお味噌は園長先生の手作り。お味噌の他にも園長先生のこだわりの手作りの品は塩麹と梅干。業務だけでもお忙しい園長先生のどこにそんな時間があるのでしょう?12番目の驚きです!


 心身ともに成長期にある園児達にとって、毎日の食事はとても大切です。今日食べたもので、明日の、1年後の、10年後の身体がつくられます。更に、食事は、大勢の人で、また、家族一緒に摂る方が楽しく、いっそう美味しくいただけますし、その間に、心が育ちます。

 ひょっとすると、食事は「美味しいねぇ~!」とお話をしながら楽しく頂いてこそ、心身の栄養になるのかなとも思います。

 また、昭和50年代の半ばから一気にコンビニが普及し、私たちの食事は大きく変化しました。お弁当、サラダ、おでんなど、何でもお金さえ払えば簡単に手に入ります。

 そんな中で育った子ども達が今、親の世代になっていますので、昔の日本の食卓とは大きく様変わりしていることは、想像するに難くありません。食育は親子共に学んでいただきたいと願いなら、みんなでお給食を美味しくいただきました。


 さらに、先日「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコの無形文化遺産への登録が決まりました。私が子育ての世代、台所に立つ時は当たり前のように「一汁三菜」を基本にメニューを作っていました。

 よく言われる「おふくろの味」。
 私の母は、ハイカラな料理を作ることはできませんでしたが、15年前に亡くなった母を思い出す「おふくろの味」は、ここに書ききれない程たくさんあります。殆どのものを手作りしていました。今でも、もう一度食べてみたいと思います。

 一方で、私自身、私がいなくなった時に、子ども達は何を持って「おふくろの味」として私を思い出すのかと考えたら、少し怖くなります。

 最近は外食も増え、和食の味を家庭で受け継ぐことが難しい状況になっているようにも感じますが、ユネスコへの登録を機に、和食文化の素晴らしさを国民全体で考え、各家庭で、後世に繋いでいくことが大切な事だと思います。


 続く・・・
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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