村木厚子さんのお話を聞いて

カメラの故障で画像が悪く申し訳ありません。 去る11月30日、山口市のカリエンテでNPO法人やまぐち男女共同参画会議主催による公開政策セミナーが行われ、ご案内を受けたので、私も参加しました。

 世界の先進国の中で、日本は最も高齢化が進んでいますが、その中でも特に山口県は深刻な課題です。そこで、高齢になっても地域で安心して生活するために必要な新しいシステムや雇用等は何かについて、女性も自ら、自分たちの問題として、未来を見据え、積極的に関わっていくための勉強会です。

 公開講演の講師は厚生労働事務次官の村木厚子(57歳)さん。今年7月に事務次官に就任されましたが、女性の事務次官は中央官庁史上2人目です。

 講演のタイトルは「世界の長寿国、どう創る女性の雇用と地域社会―私たちの活動は、生き方は―

 まずパワーポイントで、日本の人口減少社会の到来について、結婚や出産を取り巻く状況について、消費税の引き上げと社会保障の充実について、女性の社会進出についてなど、データを基に、わかりやすくお話くださいました。

 その中で特に強く記憶に残ったものをご紹介します。
事務次官への昇進の話が来た時は後ずさりしたい気分だった。しかし、これまで、後輩たちには、いつも「昇進や新しいポストへの打診が来たら、絶対に受けなさい」と言ってきたから、断る訳にもいかなかった。

②26歳の時、同僚と結婚。29歳と35歳の時、出産(2人とも女の子)。子育てと仕事を両立させてきた。島根県労働基準局に異動した時は、子連れの単身赴任だった。

2009年、冤罪事件(郵便不正事件)で逮捕された。「村木さんは強いねえ」とよく言われるが、無罪を勝ち取るまでの454日を戦い抜いた精神力は、家族や友人の支えの他に、それまで働いてきことで培われてきたように思う。例えば、仕事を通して、パニックにならずに対処する術が身に付いていたことが役立った。

④やるべきことに優先順位をつけ、今すぐにできることから手をつけて行くと、おのずから問題が片付いていく。

⑤仕事を失敗したら、よく食べて、一晩ゆっくり寝る。背伸びをせずに常に自然体でいる。

⑥子育ては大変だったが、可愛い顔を見るとストレスを発散できたし、他の子育て中の女性の苦労がわかるから、良い上司になれる。

妊娠出産子育ては長い人生の中で一時のこと。職場の皆さんに「休みをとることなどで、迷惑をかけてしまう」などと思わなくてよい。貸し借りの関係を覚えておき、次回、他の子育て中の人が「休みが欲しい」と言えば、気持ちよく認めてあげると職場によい循環がうまれる。

 村木さんは、テレビや新聞で見たイメージより、とても優しくふっくらとされております。また、素朴で誠実な笑顔が印象的な方です。
「麦飯が身体に合ってね、肌がとってもきれいになったの!」
「痛くない手錠のかけられ方ってご存知?」
など、笑って言われるすごく大らかな方です。
 
 安倍総理は、指導的地位に就く女性の割合を2020年までに30%に引き上げると言われています。現政権のシンボル的存在だけでなく、「できる女性」として、ますますご活躍をされますよう、お祈りいたします。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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