総務企画委員会県外調査視察 ①

 10月30日~11月1日、総務企画委員会の県外調査視察で福井県・石川県に出かけました。視察の主なものだけ報告いたします。


鯖江市役所―眼鏡製造における成長戦略について。
  • 鯖江市は人口が68,901人、84.75㎢。眼鏡・漆器・繊維が3大地場産業
  • 漆器は1500年の歴史があり、業務用漆器の国内シェア80%。
  • 眼鏡産業は、明治38年に農閑期の副業として当時眼鏡づくりが盛んであった大阪や東京から職人を招き、眼鏡枠製造技術を伝えたことが始まり。戦後の経済成長の中で眼鏡の需要も急増し、産地として大きく成長した。
  • 現在では国内の約9割、世界の約2割に当たるフレームを生産
  • 昭和50年代には、世界で初めてチタン金属を用いた眼鏡フレームの製造技術の確立に成功。このフレームはとてもしなやかで、世界トップの技術となった。
  • 最近では、眼鏡製造で培われた加工技術を活かして精密機器や医療分野(骨折時の固定ボルトやインプラント、手術用メス等)へ参入している。
  • 金属フレームの工程数は300にもおよび、徹底した下請分業体制が敷かれているため、眼鏡の関連事業社数は600社あるが、その半数以上が4人以下の事業所である。
  • 最近は中国製の安価な眼鏡が国内に大量流入しており、販売等に大変苦戦。
  • 鯖江の技術やブランドを高めるために、市や県も支援をし、例えばアパレルブランドとの連携や東京ガールズコレクションでのPR、販路拡大に積極的に取り組み中。かなりの成果も出ている。


著名な方のメガネ展示。こちらは大村崑さん。 ②めがねミュージアム
  • 「鯖江産地の優れたものづくり技術から生まれた眼鏡をもっと多くの人に知って欲しい」という思いから平成22年3月にオープン。
  • ショップや博物館、工房があり、眼鏡の情報館となっている。
  • 地元メーカー約40社の最新モデルを展示・販売しており、耐久性や耐圧性、金属アレルギーへの対応など、いくつもの審査基準をクリアした世界最高級の品質のものが揃っている。
  • 博物館には約100年前の工場風景が再現されている。また、大村崑さんや美空ひばりさんなど、約60人の著名人の愛用品も陳列されている。
 私もシニアグラスをひとつ、買い求めました。とても軽量で、鼻に固定する部品のノーズパッドがなく、ケースにいれても厚さが約2mmの薄さ!初めて見る形の眼鏡に驚きました。



消火体験コーナー。小松市民防災センター
  • 個人・企業・地域レベルで防災対応能力を向上させることをねらいとし、市民や事業所従業員を対象としている。
  • 防災講座や3Dシアターなどの疑似体験を通じて、防災への動機づけを行い、防災意識の高揚と防災行動力を身に付けることなどを目的として、小松市消防本部の建て替えに合わせ、平成12年に開設された。建設工事費用は12億円。(内、国から3.8億円の補助あり)
  • 今回は特に、煙中避難体験(真っ暗な部屋に煙が充満した状態、さらに迷路のようになっている中を、壁伝いに非常口へ脱出する訓練)や、消火体験コーナー(100インチのスクリーンにストーブやてんぷら油などの火災映像が映し出され、水消火器で実際に消火を行う訓練)を行いました。
  • 3Dシアターは、マグニチュード7の地震が小松市に起こったことを想定し、映画化したもの。
  • 施設の利用状況は年間6000~7000人。開所以降、8万人を超える。
  • 訓練を受けた市民の心の中には、防災意識が芽生え、自主防災組織の立ち上げ時などに役立ったと考えられる。

つづく・・・
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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