9月定例県議会代表質問④大雨災害への対応(2)観光振興

 次に、今後の観光振興についてであります。

 このたびの大雨災害により、先ほど申し上げたとおり、JR山口線では、3か所に及ぶ橋梁流失や土石流などで、JR山陰本線では、駅への土石流入や橋脚沈下などにより、現在も一部区間が不通となっております。当該、不通区間におきましては、バスによる代行運転により交通の確保は一応なされておりますものの、JR山口線では、特急「スーパーおき」や、SL「やまぐち」号の運行再開の目途がたっておりません。

 特に、SL「やまぐち」号は、本県を代表する観光の顔の1つです。昨年度、約5万人もの観光客が利用されており、この方たちの宿泊や県内周遊などを勘案すれば、県全体の誘客にも多大な影響があるのではないかと思われます。

 また、災害により被害のない萩市中心部での観光にも支障が生じているかのような誤解により、一時、宿泊のキャンセルが発生したということも聞いており、大変残念なことです。
知事は、「輝く 活力あふれる産業集積県 やまぐち」の実現に向け、産業力の増強とあわせ、観光力の増強を掲げられており、「やまぐち産業戦略推進計画」の重点戦略として、おいでませ!「宿泊者数500万人戦略」を位置づけておられます。

 この目標の達成のためには、JR山口線や山陰本線の、一日も早い全面開通やSL「やまぐち」号の運行再開とともに、被害を受けていない地域に対する不安を早急に払しょくすることが必要であり、本県の観光振興への取り組みに対し、更なる梃入れをすべきではないかと考えます。

 そこで、お尋ねいたしますが、この度の災害による影響等を踏まえて、今後、本県の観光振興にどのように取り組まれるのかお伺いいたします。


<山本知事答弁>
 この度の豪雨災害においては、JR山口線・山陰本線の不通や本県観光に対する不安等から、萩市を中心に、宿泊のキャンセルや予約の減少が生じているほか、今後も、萩・津和野エリアを中心に宿泊観光客の減少が心配されるなど、観光面での影響が懸念されております。

 こうしたことから、県では、いち早く本県観光地の現況などを正しく全国に発信するため「おいでませ山口へ!あんしんアピール」を行うとともに、国やJR等に対し、広報活動や旅行業者への働きかけ等の協力要請を行うなど、風評被害の払拭に全力を挙げて取り組んでまいりました。

 さらに、今後、秋の観光シーズンに向けた取組の強化を図る観点から、県内市町や島根県、JRと緊密に連携した観光情報の発信や誘客対策の充実強化に取り組むこととし、先般、今後の協調した取組について合意を行ったところであります。

 具体的には、大手旅行サイトによる観光PRや旅行業者へのキャラバン活動、JR主要駅における街頭キャンペーン、ポスターの掲出等について、関係機関が一体となって取り組むこととしたところでありました、今議会において所要の経費を計上いたしました。

 また、SL「やまぐち」号の、山口線の一部区間における運行再開についても、できる限り早期に実現できるよう、JRや関係市町等と連携した取組を進めていくことにしております。

 私としては、豪雨災害による影響を払拭し、本県観光の一層の振興が図られるよう、引き続き関係機関と連携した積極的な取組を進めてまいります。
プロフィール

ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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