9月定例県議会代表質問②産業戦略の推進

 最初に、産業戦略の推進についてお尋ねします。

 知事におかれましては、この1年余りの間、選挙公約に掲げた「5つの全力」に取り組んでおられますが、中でも、最優先課題とされている「産業力・観光力の増強」の取り組みには、大変顕著なものがあります。

 具体的には、本年4月に、民間と行政が一体となった産業戦略本部を立ち上げられ、7月には、今後の産業戦略の指針となる「やまぐち産業戦略推進計画」を策定・公表されました。

 私自身も、企業関係者の方々にお会いする機会が多いのですが、「やまぐち産業戦略推進計画」に対しては、産業活動に真に必要な港湾や道路について、工程表に沿って、文字通りオンスケジュールで整備を進めようとされていることや、本県において集積が進みつつある医療関連産業や水素など、環境・エネルギー産業に着目した新規プロジェクトを打ち出したことなどを高く評価する、との声を多く聞くところでございます。

 こうした中、知事は早くも、工業用水の安定供給プロジェクトについて、関係省庁や地域の調整に尽力され、光市島田川上流の中山川ダムの予備水源を転用することにより、慢性的な水不足にある周南地区において、新たな工業用水の確保に、見通しをつけられました。

 これまで誰もなし得なかった、画期的な成果であると思います。本県工業出荷額の約4割を占める周南地区を始め、県内各地域における工業用水の安定供給に向けた更なる取り組みを期待しております。

 さらに、今議会には、「やまぐち産業戦略基金」や、新たな研究開発補助金の創設など、プロジェクトを強力に推進するための補正予算案が提出されております。

 このように、知事が、常に一歩先を見通して、産業再生のための布石を着々と打っておられることは誠に心強く思いますし、また、スピード感あふれる取り組みに改めて敬意を表するものであり、私ども自由民主党会派といたしましても、このような取り組みを、引き続き、支援してまいる考えでございます。

 国においては、安倍内閣が進めるアベノミクスによって、景気回復の動きが鮮明になってきており、さらには、このほど開催が決定した2020年東京オリンピック・パラリンピックは、東日本大震災からの復興はもとより、我が国の再生や成長に大きく寄与するものと、国民も期待していると思います。

 一方、県内におきましても、例えば長門市では、農林水産業を中心とした新たな成長戦略をスタートさせるなど、まさに知事の産業戦略に呼応した取り組みが始まりつつあり、その波及効果も期待されるところであります。

 それだけに、このような動きを追い風としながら、今後はいよいよ、目標とする「輝く活力あふれる産業集積県 やまぐち」の実現に向け、計画に掲げる重点戦略やプロジェクト等をいかに着実に実行していくかが重要になると思います。

 そこでこのたびの工業用水の確保の取り組みに象徴される産業インフラの整備や、今議会に予算措置されているソフト施策の推進など、産業戦略の早期の具現化は、本県にとって大変重要と考えますが、知事は、今後どのように取り組まれるのかお伺いいたします。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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