新しい巡視艇「なち」の就役披露

巡視艇「なち」と一緒に。 去る4月25日、周南市の徳山海上保安部に新しい巡視艇「なち」が配属され、その就役披露の式典と見学会が行われました。

 「なち」(125トン)は、船舶や沿岸のコンビナート火災などへの対応を中心とした消防機能を持った全長37mの巡視艇です。

 この度の「なち」は3代目で、これまでの「なち」と同じように、消防車30台分の放水機能を持ちますが、更に放水などのシステム上の機能が向上しているそうです。

 徳山海上保安部が所属している海上保安庁の第6管区海上保安部は、全国11の管区の中で唯一外洋を持たない管区で、岡山県・広島県・山口県東部・香川県及び愛媛県とその周辺海域である「瀬戸内海・宇和海」を管轄しています。

 この海域は、入り組んだ海岸線と島が多いことが特徴で、潮の流れが速く、狭い海峡・水道の存在もあり、古来より交通の難所として知られています。また、漁業が活発ですし、さらには、我が国有数の臨海工業地帯を抱えているため、海上交通の大動脈でもあります。

 このように多面的な機能を持つ瀬戸内海・宇和海の安全と安心を守ることが第6管区の使命です。救難業務は火災のみならず、海難事故、密輸・密猟などの海上犯罪、重要施設を狙ったテロ行為など多種多様ですし、環境汚染を防ぐための啓発活動等も重要な任務です。

 24時間態勢で、監視や取り締まりを行いながら、使命感を持って海域の秩序や安全の保安業務に当たってくださっている海上保安官の皆さんの活動に大きな期待をしています。


***参考***

 第6管区には、この「なち」の他、「くろかみ」等12の巡視船(艇)や、「せとつばめ」等、2機の航空機があります。

 消防艇には、全国の滝の名前が付けられます。「なち」は、和歌山県の那智の滝にちなんで名付けられていますが、徳山海上保安部の所在地は奇しくも周南市那智町です。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
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