印刷物の最低制限価格制度の実施状況について

一般質問後の山口新聞 昨年12月18日、私は一般質問で「印刷物の入札制度について」質問しました。

 「インターネットの普及や景気の減速などから印刷物の需要は減少が続いており、先行きの見えない厳しい縮小傾向が続いている。

 しかも、県内の印刷会社は倒産や廃業により、平成18年から平成22年の5年間で、事業所が112から90と、2割も減少し、従業員数も1割減少している。この先の県内の印刷業界の事業継承そのものが危ぶまれる

 こうした中、受注獲得の為に、極度の価格競争が激化し、低価格での取引が繰り返されている。中でも、県庁などの印刷物に付いては、過去5年間の指名競争入札の平均落札価格が、予定価格の約40%台という、極めて低い価格での落札が続いている

 中小零細企業の多い県内の印刷業界にとって、こういった採算を度外視した低価格の流れは、県内印刷会社の衰退を招き、印刷物の品質低下に繋がりかねないと危惧している。

 県は、印刷物の低入札対策について強化すべきと考えるがいかがか?」

 これに対し、寺田会計管理局長は

 「近年、需要の低迷等を背景に、価格競争が激化しており、本県でも、低価格での落札が続いている。こうした状況が今後も続けば、県内の印刷事業者の衰退を招き、ひいては、印刷物の良質で安価な調達ができなくなるのではないか、と危惧している

 このため、県としては、低入札対策の趣旨がこれまで以上に徹底するよう、新たに、『最低制限価格制度』を導入し、入札制度の改善に努めてまいる
と答えられました。 
(質問全文はこちら 11月議会一般質問 ⑪印刷物の入札制度について
*新聞記事はクリックしたら大きくなります


 そして先日、議会中のある日、会計管理局の方から、その後の状況について説明を受けました。

 「今年1月23日から早速、この制度に則って印刷物の入札をした。その結果、予定価格が250万円を超える印刷物の一般競争入札は2件で、平均落札率は96.1%。予定価格が50万円を超える指名競争入札は116件あり、そのうち最低制限価格対象となる入札件数は20件で、平均落札率は73.1%だった」

 これまで、40%台の落札率でしたので、非常によい成果が出たと考えられます。また、導入当初の混乱もなく、制度は順調に定着している状況と聞き、ほっとしています。

 今後も適正価格での落札がなさるよう、見守っていきたいと考えています。
プロフィール

ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

リンク
カウンター
検索フォーム
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ