徳山北高等学校卒業式「鳥が選んだ枝・枝が待ってた鳥」

玄関前にて。 1日は、県内の公立・私立高等学校の卒業式。各県議は、自分の地元の高校を順番にまわり、議長の祝辞を代読する役目をいただきます。私は、今年は徳山北高校が担当でした。

 この徳山北高等学校は、平成24年度から、徳山高等学校の分校となったため、現在の一年生は徳山高校生、2年生3年生は徳山北高校生となっています。

 大きな変革の中で学び、今日、巣だっていく卒業生は35名。豊かな個性やたくましい行動力を発揮しながら、北高の牽引役として、立派にその任務を果たしてこられたようです。一人一人の顔に、これまでの活動に対する自信と将来への希望が感じられました。須々万の地で、地域からの大きな愛情を注がれたからこそ、こんな立派に育ったのだと思い、嬉しくなりました。

 長年この学校でお勤めになられた江村順子校長先生は、分校化への取り組みなど、地域の皆さんと共に積極的な活動をしてこられました。今年、退職の年にあたられるので、感慨もひとしおのようでした。

 式辞の中で、江村校長先生は、陶芸家の河井寛次郎さんの「小鳥が選んだ枝、枝が待っていた鳥」という言葉を引用し、お祝いの言葉を述べられました。

 「空を舞う鳥が一本の枝にとまるという何気ない光景を表現したものだが、人の在り様を考えさせるもの。鳥が枝を選んでいるように見えるが、実は枝もその鳥を待っていた。 

 私たちは人智を超えた大きな力に生かされており、自己の存在や他者との出会いは自分に約束された必然のものだと思わずにいられない。一羽の鳥と、一本の枝も必然の組み合わせと言える。

 鳥が自分自身とすれば、枝は仕事・社会・人など、自己との関わりの中で何にでも置き換えることができる。例『自分が選んだ仕事。仕事が選んだ自分』。

 私たちは、みんな社会や他人に必要とされて、それぞれの『今、ここ』を生きている。自分を必要としてくれている場所で、必要とされるにふさわしい生き方をすることこそが『今、ここ』に命を与えられた私たちの果たすべき使命だ」

 とても説得力のあるお話で、心にすーっと入ってきました。私も、今を生きるものとして、与えられた仕事を使命とし、全力で頑張らねばと感じました。

 卒業生の皆さん、これからの人生を、人との心の絆を大切にし、そして自分らしく輝きながら、力強く生き、そして、「枝が待っていた鳥」として社会で大きくご活躍ください。応援しています。

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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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