新幹線の中での出来事

 大阪・淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院での視察を終え、新幹線「さくら」で帰っていた時のことです。

 新神戸のあたりで
「〇号車に気分の悪い方がおられますので、お医者さんか看護師さんがいらっしゃいましたら、至急〇号車までお越しください
というアナウンスが流れました。

 今までこのような場面に遭遇しても、自信の無さから、自分から申し出ることがなかなかできなかったのですが、今回は友人に背中を押され現場へ向かいました。もう一人、他県の大学病院の救急医師が偶然おられ、2人で付き添うことになったのでホッとしました。

 気分が悪くなられたのは九州の40代の女性の方で、隣には、小学校低学年のお嬢さんが不安な気持ちいっぱいな様子で震えていらっしゃいました。聞けば、東京からの帰り道だが、新幹線の速さと振動とトンネルが怖いとか。精神的な不安がもとですが、身体的症状はかなり強く出ていました。

 乗務員さんが個室を用意してくださったので、先生と私はずっと傍について、お母さんとお嬢さんの心を安定させるために努力しました。次第に落ち着いて、身体的症状も取れてきました。
 
 既に、九州のご主人に調子が悪いと連絡をされていましたので、ご主人は、徳山まで車で迎えに来られました。私も徳山下車ですので、駅の人に車いすを用意していただいて駐車場まで2人をお連れし、ご主人の手に渡して別れました

whanataba.png  女の子はお父さんの顔を見た瞬間、泣き出しそうでした。段々と動けなくなるお母さんの傍でどんなに怖かったことでしょう。私も少しは役に立てたかなと思いました。今度から、車内放送がかかった時は、勇気をもって行動します。

 人のご縁、優しさの繋がりを感じた今日の大阪行でした。




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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
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