11月議会一般質問⑨道の駅の災害時の活用(1)

写真は阿知須道の駅。県内でも人気で、休日などには車が止められないくらいです。  「道の駅」は、今では県民誰にも親しまれている施設で、道の駅めぐりを楽しむ人も増え、観光目的地として賑わっている所も多くなっています。

 今年9月までに全国で996駅、山口県では20駅が登録されていますが、道の駅のそもそもの始まりは、中国地方5県を中心に活動する 産・官・学などのネットーク組織である、「中国・地域づくり交流会」が平成2年に開催した会合の中で、山口県から参加された人が、「鉄道に駅があるように、道路にも駅があってもいいのでは」と提案されたことだそうです。

 その後、平成3年には、山口、岐阜、栃木の3県で社会実験が行われ、その結果、平成5年に全国で103箇所が、また、山口県では、阿武町、萩往還公園の2箇所が「道の駅」として登録・開設されました。これらのことから、「道の駅」は山口県から始まったと言っても過言ではないと思います。

 ご存知のように、この「道の駅」は、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、そして「道の駅」をきっかけにまちとまちとが手を結びあう「地域の連携機能」の3つの機能を併せ持ちますが、合わせて、地域の創意工夫により、個性豊かな賑わいの空間としての、さらには、地域の核としての役割を果たしています。

 最近では、周南市戸田において、「周南市の西の玄関口」となる「西部道の駅」が開設の運びとなり、平成26年春の供用開始に向けて、急ピッチで整備が進められています。

 この「西部道の駅」は、災害発生時には、道路利用者や地域住民が、一時避難所として、また、災害情報等提供の場として、また防災活動の支援として利活用できるような施設となるよう計画されています。

 ところで、現在、全国の全ての「道の駅」において、駐車場・トイレ・電話は24時間利用が可能となっていますし、幹線道路沿いにあり、利便性が高いことから、平成16年の新潟県中越地震では「道の駅」が一時避難所や入浴施設として、また、災害復旧拠点等として活用されました

 また、被災地周辺の「道の駅」では、被災地や周辺道路の情報提供や、風評被害対策のための情報提供などにも活用されました。

 そして、昨年の3.11「東日本大震災」においても、道の駅が、一時的な避難場所や自衛隊の前線基地、救援物資の運搬拠点、道路利用者への災害情報の提供などで、重要な役割を担ったと聞いています。


続く・・・
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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