11月議会一般質問⑥角膜・腎臓の臓器移植

 こう申し上げますと、臓器移植の条件は整っており、何ら、問題はないように見えますが、実際の臨終の場では、なかなかうまくいきません。

 なぜならば、いざという時には、本人は動くことができませんし、本人が移植を希望していることを家族がいくら知っていても、臨終の場では、家族は混乱をし、移植のことなど思い出したり、考えたりする余裕はありません。また、病院は、病気を治す所であり、患者が死亡した時の話をすることは非常に困難であり、そうした三者からの理由があるからです。

 そのため、運転免許証などで意思表示ができるようハード面が整備されたにもかかわらず、実際には、病院において、このカードを活用し、患者の臓器提供の意思が確認されることは稀です。

 そこで、死後の臓器提供意思についての情報を明確にし、医療機関からバンクへの連絡を、スムーズに行うため、問診時の臓器提供の意思確認やその患者のカルテへの特定のマークの記入など新たなシステムづくりが必要であると考えます。

 山口県において、移植の実績は、角膜は291人、腎臓は14人であります。しかし、まだまだ多くの方々が移植を希望されながら待っておられます。

 この多くの患者さんのために、また臓器提供希望者の方の意思を最大限尊重するために、臓器移植に関しての普及・啓発活動をこれまで以上に推進し、更に、コーディネーターと病院・家族との連携などについても、検討されるべきではないでしょうか。

 そこで、お尋ねいたします。

 県として、死後における角膜・腎臓の臓器移植を十分に行うための取り組みについてどのように進めようとされているのか、また、県民に対して臓器移植に関する啓発を、どのように進めようとされているのか、ご見解をお伺いいたします。 


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