「原田」の酒蔵まつり

ふく処「快」の奥様たちと一緒に酒粕詰め放題!一袋なんと100円です。 去る26日、周南市の街中にある「株式会社はつもみぢ」の「第4回酒蔵まつり」が開催されました。ステージでの「きき酒大会」や「酒粕詰め放題」など、普通のお祭りでは見られない楽しい企画がたくさんありました。普段は入れない酒蔵の中でお酒を飲みながらおしゃべりを楽しむこともでき、多くの人で賑わっていました。

 この「はつもみじ」は、江戸時代から酒造会社を営んでおられましたが、日本酒の消費量が減少したため、昭和60年に酒造りを中止されました。

 しかし、平成17年、現在の社長さんが、山口県内で消費される日本酒のうち、山口県産の割合は約2割しかないことに疑問を感じ、さらに、創業以来185年も続いたこの会社に生まれた者の責任と使命感から「自分がやるしかいない!」と、酒造りを再開され、現在、「原田」という名前のお酒を造っておられます。

 最初は、酒造りの知識も蔵も設備もなく、あるのは決意と思いだけで、何から始めればよいかわからなかったそうです。東京や広島での酒造講習、全国の酒蔵見学などを終え、どのような酒造りがしたいのかが徐々に明確になり、最終的に「一回の仕込みを小さくして、なるべく在庫を少なくし、無くなりかけたらまた仕込む。それを一年間繰り返して、一年中新酒を提供できる四季醸造蔵」に取り組まれたそうです。

 今では、「とても美味しい!」と人気があり、と市内のホテルの宴会や飲食業のお店では必ずこの「原田」が出てきますし、東京や海外への売り込みも始められるなど、とても順調に酒造りも進んでいます。また、若者の雇用にも積極的に取り組まれ、企業としての実績も伸ばしておられます。

 若者が一生懸命、「ものづくり」に取り組まれる姿勢には頭も下がりますし、同時に精いっぱい応援していきたいという気持ちにもなります。皆様もぜひ一度お試しください。

出雲大社へお参りしてきました

出雲大社の拝殿の前にて。 先日、「平成の大遷宮」が行われている出雲大社へお参りしてきました。松江への立派な自動車専用道路が完成しており、おかげで、片道3時間余りしかかかりませんでした。

 初めてお参りをしたのは数十年前です。今回は、2回目のお参りです。光景も全く覚えておらず、初めてお参りさせていただくような新鮮な気持ちでした。

 きれいに整備された神門通りのお店で美味しい「出雲そば」をいただき、大鳥居をくぐり、松の木が並ぶ長い参道を抜けると、目の前に荘厳な大社(おおやしろ)が!
 境内には本殿を中心に拝殿、摂社8社、末者3社、文庫、宝庫、彰古館などが立ち並んでいました。

 国宝の本殿には「国護り」でも知られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ、別名・大国様)が祀られており、縁結びの神様として知られています。

 「2礼、4拍手、1礼」で参拝を済ませた後、周囲のこんもりとした森の中をゆっくり散策しながら、新しい本殿を各角度から拝見させていただきました。  

 去る5月10日に「本殿遷座祭」が行われ、真新しい本殿に「大国主命」のご神体がお遷りになりました。テレビでその様子を観ましたが、実際、本殿の屋根の美しい姿を目の当たりにすると、実に神々しい風格に圧倒された感じです。

 境内には参拝者がとても多く、さらに、若い人が多いという印象を受け、嬉しく思いました。

 前回の出雲大社の遷宮は私が生まれた年でした。今年、60年ぶりに行われる「大遷宮」に続いて、10月には伊勢神宮で20年に一度の「式年遷宮」が行われます。私は還暦を迎える年でもありますし、千載一遇のおめでたい年になりますので、夏には伊勢神宮にもお参りに行きたいと考えています。

皇后陛下のお言葉

 先日の石田昌宏さんの講演の中にありました、皇后陛下のお言葉をご紹介させていただきます。

 日本看護協会50周年記念式典にご臨席を賜った際のお言葉です。

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 身心に痛みや傷をもつ人々、老齢により弱まった人々が、自分が置かれている状態を受け入れ、それを乗り越え、又は苦痛と共に一生を生き切ろうとするとき

 医師のもつ優れた診断や医療技術と共に、患者に寄り添い、患者の中に潜む生きようとする力を引き出す看護者の力が、これまでどれだけ多くの人を支え、助けてきたことでしょう

 看護の歴史は、こうした命への愛をはぐくみつつ、一人一人の看護者が、苦しむ他者に寄り添うべく、人知れず、自らの技術と、感性とを、磨き続けた歴史であったのではないかと考えております。

 時としては、医療がそのすべての効力を失ったあとも患者と共にあり、患者の生きる日々の体験を、意味あらしめる助けをする程の、重い使命を持つ仕事が看護職であり、当事者の強い自覚が求められる一方、社会における看護者の位置付けにも、それにふさわしい配慮が払われることが、切に望まれます。

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石田昌宏さんを山口県にお迎えして

石田昌弘さんと一緒に。笑顔のすてきな、あたたかい方です。 日本看護連盟から講師をお迎えし、山口市で政策研究会が開催されました。私も、全国で一人だけの看護連盟所属の県議として、会場いっぱいの看護師さんに向けてご挨拶をさせていただきました。


 講師は、現在、看護現場の声を聞くために全国の病院、施設などを回っておられる石田昌宏さん。「看護の力が日本を元気にする!」と言うテーマでお話してくださいましたので、内容の一部をご紹介します。

*看護師が充実感を持って看護にあたれば患者は元気になる。

*完治していない、退院後の療養生活に自信が持てない状態で退院させられる今の制度では、患者も家族も看護師も幸せにはなれない

皇后陛下のお言葉・・・看護師の使命について

*人生の終わりの時を迎える人に対して、看護師としての役割
 親を看取る・・・大切なものを受け継いでいく日本の文化

療養病床の看護師の人数を倍に増やし、患者のケアにあたった病院の事例

 ・何もできない寝たきりの高齢の患者さんを、1時間かけてゆっくりと入浴させ、全身の関節一つずつ、顔の表情筋までマッサージをした。
 ・次第に筋肉が付き、表情が出てきて、笑顔まで見せるようになった。
 ・家族との関わりや人間関係も変わる。

*定年後の看護師さんの活用について
 ・88歳の傾聴ナースについて
 ベテラン看護師ゆえにできること(高齢者の体験談に共感できる)

医療費の削減
についての提言
 ・健康増進させることにより、病院にかからなくても良い身体をつくる。
 ・病気を治療する予算38兆円に比し、健康増進施策にはわずか数千億円。
 ・看護師が会得している「健康になるための知恵・知識・技術」を、国民に正しく啓発し、健康になるよう導く

*ナイチンゲールの「看護覚え書き」について
 ・この冒頭に「これは看護の手引書でもないし、教科書でもない。あらゆる女性のために書いた」とある。
 ・世の中の全ての女性は、看護の力を持っている。   等々・・・。

 現場で働く看護師さんに求めたいことを、皆さんの心に深く届くように、とてもわかりやすくお話されました。

 人を優しくケアすれば、自分も元気になります。お互いに優しい声掛けができるよう努力したいですね♪

第12回藤井真杯に思うこと

御挨拶をさせていただきました。 周南市ミニバススポーツ少年団の「平成25年度春季交歓会&第12回藤井真杯大会」がキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで開催されました。

 私は来賓としてご案内を受け、開会式でご挨拶の場を頂きましたので、スポーツ少年団に所属することの大切さと、今年の秋には夫・藤井真の13回忌を迎えるということについてお話させていただきました。

 この時、選手の皆さんの一人一人の顔を見ながら、
夫が亡くなったのは平成13年だから、6年生の子どもたちは、いうなれば夫の生まれ替わりだなあ・・・
と心の中でひそかに思っていました。

選手宣誓。  セレモニーの最後に、新南陽ファイターズの男の子と、熊毛ミニバスの女の子により選手宣誓が行われました。

 二人は三浦会長さんの前に立ち、
「宣誓。私たち選手一同は、藤井真さんのバスケに対する熱き情熱を受け継ぎ、ほほえみ・友情・フェアプレーの精神で一生懸命戦うことを誓います」
と元気よく選手宣誓をされました。

 私は、一瞬、
「この子たちは藤井真を知っているわけではないのに・・・」
と思いましたが、二人に大きな拍手を送っているうちに、突然、大粒の涙がポロポロこぼれてきました

 夫の生まれ替わりと思っていた子ども達の口から、想像もしなかった言葉が発せられたことにより、夫のことで泣くことを禁じていた私の「心のねじ」が緩められたのだと思います。

 完全にノックアウトされた感じでした。 

 宣誓文の中に、夫の名前を取り入れてくださったのは、指導者の方のご厚意であろうと思います。ありがとうございます。

 時の経過と、心を繋いでいくことの大切さを、このような形で見せてくださった多くのミニバス関係者に心より感謝申し上げます

 夫も「みんなありがとう!これからも頑張れよォ~!」と向こうの国から、大きな声で返事をしていることと思います。
 
 藤井真杯の重みをしっかりと感じた一日でした。

文教警察委員長のお役を無事終えることができました

山口県議会のしくみ。 5月9日から開かれていた平成25年5月山口県議会臨時会が14日、閉会しました。

 10日の本会議において議長選挙が行われ、第61代議長に柳居俊学さんが、第65代副議長に畑原基成さんが選出されました。

 また、山口県議会では2年に1回常任委員会の構成がかわります。私はこの2年間、文教警察委員会に所属し、委員長のお役を頂いておりました。とても責任の重いポストでありましたので、無事この任を終えることができたことに、本当にホッとしています。

 おかげさまで、普段できないことを、委員長としてたくさん経験させていただきましたし、警察や教師の方々の御苦労も本当によく理解できました。皆様の温かいご支援のおかげで、色々な体験をさせて頂いた事に心から感謝いたします

 そして、今年度から、私は初めて総務企画委員会に配属されました。とても幅広い分野を所管いたします。一から勉強していかなければなりませんが、とても楽しみです。

 議員生活も11年目に入りました。これまで様々な団体や人とお付き合いをさせて頂き、ネットワークも広がってきました。これからもさらに、県民の皆様のために、また地域発展のために、頑張っていきたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。

ナベヅル環境保護協会の総会に出席して

ナベヅルの家族。 ナベヅル環境保護協会の総会が八代の鶴いこいの里交流センターで開催されました。

 平成24年度のナベヅルの越冬数は8羽と、依然、非常に厳しい状況が継続しています。また、出水市から移送され、元気になった保護ヅルを2羽放鳥しましたが、厳しい縄張り争いの影響からか、そのうちの1羽が所在不明となるなど、予測していなかった事態も起こりました。

 しかしながら、前年度より1家族増加し、1羽を除いては揃っての北帰行が確認され、引き続き来季に希望をつなぐことができるシーズンだったようです。

 また、アサヒビールと県のきらめき財団の協力や助成により、「ねぐら」や餌場の整備などを中心に、環境整備の方も徐々に進められています。

 さらに、8人のメンバーで行っている「ツルの里案内人」の活動も、とても好評を得ているそうです。ツルの生態について、また、ツルと人との間に生まれるドラマなどを紹介することによって、観光客は、ツルのことにより深い関心を示してくださるそうです。

 また、昨年は他団体との交流も多く
①やまぐち自然共生ネットワークのリレーミーティング(6月柳井市)
②第6回生き物と人・共生を考えるシンポジウム(10月佐渡市)
ツル分散化候補地の地元交流会(1月出水市・日本野鳥の会主催)
環境省審議官・山口県選出の国会議員へ協力依頼(2月東京都)
など、多数の団体やツル関係者との交流や意見交換会を行いました。

 保護協議会の皆さんはツルに対しとても熱い思いを持っていらっしゃいますので、この思いは必ずツルに届くと思います。来季も八代の里を目指して、ツルが飛んでくることを期待しています。

山口県桜が丘学園から東大へ2人現役合格!

晃英館の合格大学一覧。クリックすると大きくなります。 先日、山口県桜ケ丘高校を訪問した際、校長先生が、
この春、初めて東大へ合格したんですよ。しかも2人も!
と満面の笑顔でお話くださいました。とても嬉しいニュースなので、詳しくご紹介いたします。

 周南市の(学校法人)山口県桜ケ丘学園は、平成17年に6年制の中高一貫校を開校されました。

 当時、進学型中高一貫校は山口県には数少なく、特に周南市とその周辺には存在していませんでしたので、難関大学の現役合格を目指す中高一貫校として、まず、同学園の敷地内に「山口県桜ヶ丘中学校」を開校されました。

 そして、平成21年、中学部を「晃英館中学校」に改称されました。
(高校の部の校名は、開校以来、今も、母体の「山口県桜ケ丘高校」と同じです)

 今春、山口県桜ケ丘高校の晃英館コースの卒業生は、第3期生で10名でした。この中の2人が、東大へ合格。他にも、広島大学や東京外国語大学など、全員が国立・私立の難関大学に合格されたそうです。

桜ケ丘高校外観。 これまで、中高一貫教育のメリットを活かし、中学校と高等学校の垣根を取り払って、6年間を見通した教育計画をたて、独自のカリキュラムを用意し、教育に当たってこられた成果だと思います。特に下記のことが他の公立高校とは違うように思います。

週6日制で、平日は1日7時間授業(土曜日は4時間)。
 中学課程では標準の1.5倍の授業時間数を確保。
 中学2年~2年半で中学課程を修了し、中学3年でそのまま高校課程の学習に入る。
 高校2年の終わり頃までに高校課程を修了し、高校3年の時は生徒の志望に応じた指導をし、多様な大学入試に対応する効率的なカリキュラムを組み、現役合格を目指す。

②できるだけ少人数でクラスを編成し、きめ細かな指導を徹底。
 理解が不十分な生徒には、放課後等を利用して、わかるまで各教科担当が指導。

定期的に全国規模の模試を受験し、生徒ひとりひとりの学習の進捗状況を全国基準で確認。また、学力推移の追跡調査等により、早い時期から大学入試を意識させる。

④学習内容をさらに深めるため、夏休み等の長期休暇中には課外(補習授業)を実施
等々・・・。

 現在、山口県桜ケ丘高校の晃英館コースは、高校3年(14名)、高校2年(12名)、高校1年(16名)、晃英館中学は、中学3年(23名)、中学2年(17名)、中学1年(19名)で、生徒数は合計101名です。

 中高一貫校として、めざましい進学実績を上げておられることに敬意を表します。これからも頑張って欲しいと思います。

大道理の芝桜

芝桜の中で。色の違う芝桜で「絆」と書かれていました。 天候に恵まれたゴールデンウィーク、周南市大通理の芝桜を見に行きました。

 大道理地区は、市の中心部から車で25分程度の近郊農村地域で、約200世帯470人の方が住んでおられます。平成7年度までに農用地有効利用モデル集落整備事業で、ほ場整備が行われており、現在、山口県棚田20選に選ばれた美しい棚田が多く残されています。

 今、その棚田のある大通理鹿野地(かのじ)では、棚田の畦(のり)面に植えられた芝桜が見事に満開の時を迎え、マスコミでも大きく取り上げられたせいか、連日多くの観光客が訪れています。

 大道理鹿野地地区の世帯数は11戸(農家6戸) 農地面積は3ha。平均年齢が68.3歳で、他地区同様、高齢化が大きな課題となっています。

 田んぼの畦は高い所で9mありますが、1年に5回もの草刈りが必要です。高齢化が進むと、急勾配の畦面を年5回も草刈り作業することは非常に厳しく、危険も伴います。

こちらは「かのじ」の文字。水をはった田に、芝桜がきれいに映っていました。
 そこで、地区内の農家6軒が集まり、「百姓百人、皆が笑える鹿野地」を目指して「百笑倶楽部(ひゃくしょうくらぶ)」を結成。みんなで集まってはアイデアを出し合ったそうです。そして、草刈りの代替え案として出てきたのがブラックシート(妨草シート)です。

*ブラックシートを掛ければ、10年間、雑草が生えない
*そのシートを太陽光線から保護するために、また、美観を保つために、芝桜を植えてみようではないか。
*芝桜の根が張ってくれば、畦面の土も丈夫になる。
*草刈り作業が不要なだけでなく、芝桜で人を呼ぶことができれば、高齢化が進む地域においてこれほどのメリットはない

 鹿野地として最高の手段ではないかと考え、企画をし、準備を進めてこられたそうです。

 現在地区の会員6軒、地区外応援部隊21人、支援してくださる賛同者95名(地区外)となり、鹿野地の里が動き出しました。

 最初に9mの畦の雑草を取り除き、ブラックシートを敷き詰めて固定させますが、畦から滑り落ちたら若者でも怪我をします。ましてや高齢者にとっては、怪我だけではすみませんので、大変な仕事だったそうですが、多くの皆様の協力の結果、1万㎡に10万本の芝桜が植えつけられました。

 高台の天神山には桜の苗木が植樹されていますので、数年後には天神山は満開の桜で色付くでしょうし、展望台の眼下に広がる一面の棚田は、4色の芝桜で美しい情景となるでしょう 。

 ぜひ、皆様も一度おいでください。


***ほ場整備とは***
 農林水産関係の用語で、生産性の向上とともに農村環境の整備、 地域活性化などを目的とする農地基盤の整備のことです。

長野山の山開き③ 県議に立候補した時のこと

私のルーツとなる場所です。 長野山に近づくにつれ、家が徐々に少なくなってきます。「上渋川」が一番奥の地区になりますが、この集落に、とても印象に残っている家があります。

 10年前、私が初めて県議に立候補した時、この家にお住いの高齢のご夫婦(大正生まれ)に、亡き夫の時からとてもお世話になっていましたので、御挨拶に伺いました。

 チャイムを押すと、玄関にお二人揃って出てこられ、私の顔を見るなり
「まこさんが亡くなったんだってねえ。かわいそうに。応援するからしっかり頑張りなさいね」
と温かい言葉をかけてくださいました。

 そして、裏の畑の方を指しながら
さっきから、裏の柿の木にクマが来てのォ!
と言われます。

 「大丈夫ですか」
と尋ねると、
「まあ、いけんようになったら、その時は頼むいね
と事もなげに言われます。

このあたりにミツバチの巣がありました。  しばらく外でお話をしていると、家の前の大きな木の幹に、ミツバチの巣があり、ハチがブンブンと周りを飛んでいます。私は、
「あの蜂蜜を採りに、クマが来るんじゃないの?巣を除けたら?」
とご主人に言いました。

 ご主人は、
「いいや。あのミツバチはわしがずっと前から飼っているンじゃ。わしのもんじゃ(自分のものだ)!除けるわけにはいかない」
と即答されました。

 この時、このように人里離れた所に住む人が、安全に、そして安心して暮らせるように守ってあげることが政治の仕事だと思い、初めての後援会の集まりの時、お話しました。

 今でこそ、行政用語としても、また、政治家の挨拶の中にも、「安心・安全」と言う言葉はごく普通に当たり前のように使われていますが、当時はまだ誰も使っていませんでした。県において「地域安心安全推進室」ができたのは、その2-3年後です。

 この原点となった「クマと柿とミツバチ」の話は、今もなお、私の頭から離れず、「その人がその人らしく、住み慣れた地域で暮らしていくことを守る」という県の高齢者施策のフレーズを聞くたびに、ご夫婦の姿を思い出します。

 鳥獣被害対策においても、このご夫婦の言葉を念頭に、ルール改正を県と進めるなど、私の活動の原点となっています。
2010-10-11 ツキノワグマ対策について

 今回の山開きの時にも、こちらのお宅の前を通りました。3年前にご主人が亡くなられたことは伺っていましたが、奥様はお元気だろうかと思い、帰りに寄ってみました。

 家の前の花壇にはきれいなお花が咲いており、周りの畑には野菜が植えてありますので、どなたかが管理されているようです。ただ玄関にはカギがかかり、カーテンも閉まったままです・・・。

 ミツバチの巣を探しましたが、ミツバチの巣があった木はなくなっていました。気になりながら・・・家を後にしました。


***参考***

 ツキノワグマは山口県のレッドデータブックに「絶滅の恐れがある生物」として指定されています。

 山口県では、捕獲された場合、一度目は、耳たぶにタグをつけ、鼻にトウガラシスプレーをかけて、奥山に放す「学習放獣」をします。耳のタグで識別し、二度目に捕獲された場合は、即、殺処分します。

 しかし、クマが異常なほど出没している近年のこの状況で、この原則通りでは、住民の不安は解消できません。
「りっちゃん、頼む!せっかく、捕まえたのだから、一度目でも放さないで、すぐに殺して欲しい
と悲痛な声で電話がかかってきますので、県に、この声を届け、対応を変えて貰いました。

 その結果、「特定の地区での出没や捕獲が相次ぐ場合などにおいては、地域住民の不安の解消に充分配慮し、人身被害防止を最優先として適切に対応していく
ことと決定されました。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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