「JA北海道厚生連 帯広厚生病院」を見学して②

スタッフの皆様と。お忙しい中、ありがとうございました! 「ようこそいらっしゃいました」と金元副部長さんと一緒に出迎えてくださったのは、がん相談支援センターのスタッフと看護師さんの3人です。

 相談支援センターの面談室で、病院の方針や毎日の相談内容について、がん患者サロンについて等、様々な角度から詳しくお話を聞かせていただきました。

 皆さん、とても優しい方で、患者さんのことを一生懸命サポートしようとされています。それぞれの豊富な経験を活かし、院内のスタッフの皆さんとの連携を取ることにも積極的で、その活動内容は驚くことがとても多かったです。一番驚いたのは、相談支援センターの直属の上司は院長先生だということかもしれません。

 患者さん(この病院に入院、通院している、いないに関わらず利用できる)からの電話相談には、がんに関する相談だけでなく、誰かに話したい・聞いて欲しいという内容もあるようで「よろず相談所」として受けておられるそうです。地域のいろいろな役割を抱えた総合病院ゆえの相談支援センターの任務かもしれません。

 また、地域医療連携室はセカンドオピニオン外来受診の申し込み窓口ともなっているそうです。セカンドオピニオンとは、患者が検査や治療を受けるに当たって主治医以外の医師に意見を求める行為です。

 主治医に「すべてを任せる」という従来の医師患者関係を脱して、「複数の専門家の意見を聞くことで、より適した治療法を患者自身が選択していくべき」と言う考え方に沿ったものです。

 医師によっては、セカンドピニオンの申し出を断ったり、嫌な顔をするケースもありますが、帯広厚生病院では、全ての医師が、セカンドオピニオンの申し出を快諾するのは当然のことだそうです。担当医が診断及び治療内容や今後の見通しについて意見判断を述べると共に、主治医宛に報告書を作成してくださるそうです。

 また、緩和ケア病棟はありませんが、緩和ケアチームの医師や看護師、薬剤師、臨床心理士などいろいろな職種の人が、カンファレンスを行いながら手厚いケアを行っているそうです。

 がん患者サロンは、立ち上げて3年目。できれば毎日でも開催したいけれども、今は月に1回開催。

地域連携室についての説明コーナーが外来の一角にありました。 また、退院の調整専門部署として退院調整看護師2名、転院調整看護師1名、ケースワーカー1名がおられ、がんの治療、急性の治療が終了し退院となる場合の退院・転院支援、または、在宅療養支援を行っておられます。

 地域の病院や診療所においても、同じ診療方針のもとに安全で質の高い医療を提供できるよう努力されているおかげで、住民からの信頼も高く、札幌への患者流出率は十勝地方が一番低いそうです。

 広い十勝地方の住民を守るために、マンパワー(医師・看護師等)の不足も厳しい現実ではあるけれど、数々の取り組みをしながら、医療と在宅ケアの充実を目指しておられる姿に感心しながらお話を聞かせていただき、帯広を後にしました。

 皆様大変お世話になり、ありがとうございました。

「JA北海道厚生連 帯広厚生病院」を見学して

帯広厚生病院の前にて。 ホスピス・在宅ケアの全国大会には、「周南いのちを考える会」の前川育代表と一緒に参加しました。彼女は大会の閉会式の後、
「明日は、この地域のがん拠点病院を見学したい
と旧知の大会実行委員の方に話されました。

 奇しくも大会の実行委員会のメンバーの中に、市内で唯一の地域がん診療連携拠点病院である「JA北海道厚生連 帯広厚生病院」の金本看護副部長さん(地域医療連携室長)がおられ、
「ぜひ、いらしてください」
と快くお引き受けをいただき、早速、翌朝、二人でお邪魔しました。

 帯広厚生病院は昭和20年に開設され、以来、帯広市はもとより十勝全体の住民の方々の健康を支えてこられました。鉄筋コンクリート、地下1階、地上7階建ての大きな病院です。現在、開設70周年の節目となる平成27年に、新病院の着工を目指しておられます。

 内科・呼吸器科・循環器科・消化器科・神経内科・小児科・外科・整形外科・リハビリテーション科・形成外科・脳神経外科・心臓血管外科・産婦人科・皮膚科・泌尿器科・耳鼻咽喉科・眼科・精神科・放射線科・麻酔科の20科があり、病床数は、748床。

 地域がん診療連携拠点病院だけでなく、救命救急センター・へき地中核病院・臨床研修指定病院・災害拠点病院・エイズ拠点病院・総合周産期母子医療センターなどの指定病院として、地域になくてはならない病院です。

大変きれいで開放的な、ホテルのようなロビーでした。 玄関を入ると、ドトールコーヒーショップが入っており、コーヒーのよい香りが漂ってきました。最近は、ホテルのような雰囲気の病院ロビーが増えてきています。ピアノの、優しい音色も流れていました。

 地域医療連携室は、玄関から右に行ったところにあり、金元副部長さんが優しい笑顔で出迎えてくださいました。

続く・・・

山口県消防操法大会が開催されました

競技の様子。きびきびと、またはつらつと動かれる姿が大変頼もしかったです。
 「第59回山口県消防操法大会・第30回山口県女性消防操法大会」が、去る15日、山口県消防学校で開催されました。先日の周南市の予選で優勝された私の地元の「第12分団久米・櫛浜支部」が基本操法・ポンプ車の部に出場されるので応援に行きました。

 基本操法・ポンプ車の部に7チーム、基本操法・小型ポンプの部に16チーム、応急操法(小型ポンプ・ポンプ車)の部に18チーム、軽可搬ポンプ基本操法の部に2チーム、水バケツ消化競技の部に4チームと、各市町の代表の消防団が出場。

 ホース延長から放水までの基本的な操作や、障害を突破し、標的を放水で打ち落とすまでの迅速性・確実性・安全性を競います。単に、技を競い合うだけでなく、消防技術の向上や消防の士気・連帯意識を高めることも目的としています。

 真夏のような太陽が照りつける中、長袖の制服に身を包んだ皆さんは、普段の訓練の成果を発揮し、ホースを担いで全速力で疾走。その姿から、「さすが、災害や火災から住民の生命と財産を守ってくださる消防団だ」と、とても頼もしく思いました。

 久米・櫛浜チームは残念なことに第4位でした。夕方からの反省会で、優勝はできませんでしたが隊員の皆さんの表情には、「無事やり終えた」という安堵感が溢れていました。この大会に出場することで培われたチームワークを基に、さらにパワーアップされ、地域の消防団として活躍されることと思います。

 皆さまお疲れ様でした。

「第20回日本ホスピス・在宅ケア研究会とかち大会」⑦あなたの人生の閉じ方は?

抄録集表紙より。 今大会は、とても内容の濃いものでした。これまで記載してきたものの他、ノンフィクション作家柳田邦男さんの「命の尊さについて語る― 『物語を生きる人間』とケアの意味―」という基調講演や、北海道医療大学の川村三祈子先生の「ホスピス・緩和ケアにおける看護師の責任」という教育講演などを聞かせていただき、正に、勉強三昧の充実した日程でした。 

 医療を下支えするのは、各人の死生観や価値観だと思います。患者や家族、また、医療従事者だけでなく、広く市民が死の迎え方をしっかり考えることが、今、最も大切な事だと思います。

 この大会の内容を詳しく紹介したのもその思いからです。

 これを読んでくださった皆さま、ぜひ、ご自分の一生をいかに終えるか、考えてみてください

「第20回日本ホスピス・在宅ケア研究会とかち大会」⑥

内藤いづみ先生の基調講演 内藤いづみ先生の「いのちの歳時記在宅ホスピス医の宝石箱から、いのちの響きとともに」というタイトルの基調講演を聞きました。

 内藤先生は、昭和61年から7年間イギリスでホスピスの研修をされ、帰国後、地元、山梨県で「ふじ内科クリニック」を開業し、在宅ホスピスを始められました。午前中は一般の外来診療。午後は患者さんの家を往診。

 在宅で過ごされている末期がん患者さんへ緩和治療(ホスピスケア)をすることにより、患者さんが痛みもなく、充分に自分の暮らしと命に向き合えるようなサポートを続けておられます。

 先生は研修医時代に、積極的な治療から見放され、孤独に死を迎える末期がん患者さんのために何ができるか考えさせられたことがあり、そのことがきっかけとなって在宅ホスピス医の道を歩み始められたのだそうです。

 在宅ホスピスは、患者さんと家族が心を一つにし、「いのち」に向かい合う場であり、そこには「ありがとう」と「さようなら」が一つになる瞬間もあるそうです。

 産声を上げる時も、息を引きとる時も、互いの命を支えることができる社会を目指しておられる内藤先生は、この20年間で1000回を超える講演活動をされています。また、山梨県の教育委員長も歴任されるなど多彩な活動をされている方です。

 「周南いのちを考える会」の前川代表とはとても親しくお付き合いをされており、もちろん、以前、「周南いのちを考える会」主催の講演会とホスピスケア講座にお越しいただき、講演していただきました。

 ジョークを交えたお話ですが、笑いの中に、何度も涙する場面がありました。

 亡き夫の在宅で療養していた頃を思い出しながら、地域医療を考えて行くときに、在宅ホスピス医は絶対に欠かせない重要な存在だと強く感じました。

続く・・・

「第20回日本ホスピス・在宅ケア研究会とかち大会」⑤

ディスカッションではそれぞれの立場から意見交換を行いました。  菊谷先生の「あなたは口から食べられなくなったらどうしますか?」というテーマでお話を聞いた後、グループごとに分かれ、ディスカッションをしました。

 私のグループは医師、看護師、介護士、栄養士、一般市民の10名で、この問題に対しそれぞれの立場から発言しました。

 まず、家族の立場から
「病院食を食べることができない年老いた母は、体力も低下する一方だった。医師からは胃ろうを勧められ始めた頃、母が自ら『お餅が食べたい』と言った。病院からは『窒息したらいけないのでダメ!』と言われたが、ゆっくり見守りながら食べさせたら、問題なく食べることができた。しかも、驚いたことに、それ以後、食欲が出てきて体力が回復してきた。大好きな食べ物を見ることによって正常な「飲み込み」ができたのだと思う。身体は不思議です!」

 介護士の方から
「胃ろうは、患者によっては栄養を取るための必要な手段であるが、全員がそうでもないように思う」
延命措置としての胃ろうは、考えるべきだ」

 医師からは
「日本老年医学会で、高齢者医療を担う医師の2人に1人は、過去1年間に胃ろうなどの人工栄養を途中で中止したり、最初から差し控えたりしていたことが明らかになった。その理由は患者や家族からの希望だった」

「しかし、一方で、胃ろうをつくるかどうか、『家族で話し合って決めてください』と言っても、なかなか決めきれず、最後は『先生が決めてください。お願いします』という答えが返ってくる場合も多い」
等の意見が出ました。

 そして、グループの最終的なまとめとして、
「死はタブー視されているが、元気なうちに、日常の中で、自分の死にざまを決めることが必要だ」
「人は、枯れることによって死んでいく・・・このことを再認識するべきだ」
医療界から、この提言をするべきかも・・・」
となりました。

 私の義母も7年間、胃ろうで栄養を摂る生活をしていましたので、家族としての意見・自分の最期の迎え方について発言しました。やはり自分の最期については、しっかりと考え、家族へもきちんと伝えておくことが大切だと思います。

 普段の生活ではあまり語ることのできない内容でしたが、医療領域のプロの人たちが本音で語ることのできた大変有意義なシンポジウムでした。今後も、このことについては、積極的に国民全体で考えていくべきだと感じました。


続く・・・

「第20回日本ホスピス・在宅ケア研究会とかち大会」 ④

シンポジウム「あなたは口から食べられなくなったらどうしますか?」  大会2日目の午前中は「あなたは口から食べられなくなったらどうしますか?」という議題のシンポジウムに参加しました。

 講師は菊谷武先生(日本歯科大学臨床口腔機能学教授)。 司会は栂安秀樹先生(つぶやす歯科医院)。

 菊谷先生は、人間の体の不思議なメカニズムを、とてもわかりやすく説明された後、重たい提言をされました。

 「私たちは毎日、ものを食べる時に、食物を噛んで、飲みこむという動作を難なく、当たり前のようにしている。食物を飲み込む際には、いつも開いている気管が0.3秒で閉じるという反射機能があるから誤嚥や窒息がない。しかし、年をとれば、反射機能が落ち、気管がうまく閉じなくなるので誤嚥して肺炎になったり、窒息死したりする。
(*誤嚥<ごえん>…飲み込みの際に、食べ物などが食道ではなく気管に入ること。)

 人生50年の時代には、この点では何ら問題はなかったが、高齢化と共に、大きな問題となってきた。しかし、有効な訓練方法はないので、本人の能力を変えることはできない。患者の『食べたい』という本能に対し、とろみをつけて飲み込みやすくする、顎を引いて飲み込ませる、少量ずつ摂らせるなど、支える側に知恵と努力が必要

 現在の医療では、飲み込みができなくなった人には、経管栄養を始める。現在、新しく『胃ろう』をつくる人は、年間に20万人。継続的な患者は60万人いる。
(*経管栄養…口から食事が摂れないときに、鼻や胃ろうからチューブを入れて栄養を摂る方法。)
(*胃ろう…直接胃に流動食を入れるチューブを通すために、おなかにあける小さな穴。)


 なぜ胃ろうは増える?
 1)死は医療の敗北・・・医師として、1分でも長く生きさせる。
 2)病院から早く退院させるため。
 3)胃ろうをつくった場合その後はどうなるのか、医療側からの説明がなく、家族は簡単に受け入れている。

 施設入所者が食事を誤嚥し、肺炎を起こし病院へ送られた場合、胃ろうを造ることがよくあるが、施設に再入所できる可能性は低い(入所者の1-2割までと決められている場合が多い)ので、退院後、行き場がなくなる人も多い。また、本人にとっても経管栄養は不本意ではないのか?

 『食べるだけ食べて、食べられなくなったら人生は終わり』という形にギアチェンジをしていくこともあるのでは・・・・・・

 一旦、胃ろうを造り、経管栄養を始めると、止めることができない。周囲の疲弊、経済的問題など抱える課題は多い。家族の決定力も認められていない
という提言をされました。

 このシンポジウムは予定外の参加者があり、広い会場なのに、身動きが取れないくらいの人で溢れかえりました。

 参加者の皆さんはグループごとに別れ、先生の提言を受けて、ワークショップ形式の討論会を行いました。


続く・・・

「第20回日本ホスピス・在宅ケア研究会とかち大会」③

 山崎章郎先生の基調講演
ホスピスマインドを語り合う 在宅ホスピスケア7年―見えてきた課題と可能性

山崎先生と一緒に。以前から御縁があり、いのちを考える会などでも大変お世話になってます。 山崎先生には、これまでに「周南いのちを考える会」主催の講演会の講師としてお越しいただいております。また、数年前、ケアタウン小平クリニックの見学もさせていただきましたので、先生の取り組みの様子などは、お話を聞くだけで手に取るようにわかります。

 山崎先生は外科医として病院勤務の後、聖ヨハネ会桜町病院でホスピス医として多くの患者さんを看取られました。その後、施設ホスピスの経験を地域の中で活かしたいという思いから、医療と看護と介護によるケアタウン小平チームとして、在宅ホスピスケアに取り組まれています。

 既に7年が過ぎたそうですが、この間、チームが関わり、ケアタウン小平を中心とした半径3-4キロ圏内で亡くなった人の数は539名。そのうち在宅で看取られた方は400名全体の74%を占めているそうです。(残りの139名はホスピスを含む病院での死亡。)

山崎章郎先生の基調講演。「ホスピスマインドを語り合う。」 つまり、24時間対応の医療と看護を中心としたケアタウン小平のようなチームがあれば、また、最期まで家で過ごしたい、最後を家で迎えたいと患者が希望し、家族もその思いを支えようとするならば、在宅死の希望を叶えることはかなり可能なことが分かったそうです。

 在宅療養を断念して、病院に入院する理由の殆どは家族介護の限界です。介護保険やインフォーマルサービス(近隣や地域社会、民間やボランティアなどの非公式な援助活動)の充実があれば、もっと多くの人の在宅死は可能となります。

 宮崎の「母さんの家」のような「ホームホスピス」(賄い付きの下宿・後付けの看護介護サービス)が充実すれば、一人暮らしでも、地域で暮らし、そこで人生を終えることができるという理想的な人生の閉じ方のお話しでした。


続く・・・

「第20回日本ホスピス・在宅ケア研究会とかち大会」②

シンポジウム 「ケアする人のためのケア」
 

池田千鶴先生。ホスピスケア従事者のストレスとその対策について。1)「ホスピスケア従事者のストレスとその対策」 池田千鶴先生 (心療内科医)

 看護・介護業務は頭脳労働と肉体労働であると同時に感情労働でもあるとも言われています。なかでも、終末期ケアあるいはホスピスケアにおいては、より感情労働の側面は強く、看護師における燃え尽き症候群の頻度は、他科に比べてホスピス病棟で多く出現しているそうです。

 共感すること、患者や家族の意図を汲み取ろうとすることで、大きな負荷がかかるとのこと。ホスピスケアにおけるストレスの実態および燃え尽き症候群について話されました。

大下大圓先生。瞑想療法について。2)「瞑想療法」 大下大圓さん(飛騨千光寺)

 「なぜ瞑想がストレス緩和とスピリチュアリティ向上に役立つか」という理論のお話の後、リラックスするための「瞑想療法」の指導を受けました。
 心がすっかり落ち着いて、いつのまにか熟睡していました・・・。

瞑想の効用  ―「内なるメッセージ」との対話を試みるツール。
1.能力の開発:潜在意識を引き出し、学習能力、思考力、創造力などを高める。
2.ストレスの解消:自律神経の安定性、不安減少、不眠解消。
3.人格の発達、自己実現:集中力向上、思いやり、寛容さの増大、 自己実現、人格の発達。

小泉恵理先生。体喜操・リンパマッサージ編。3)「体喜操・リンパマッサージ編」 小泉恵理さん(ヒーリングセラピスト)

 元気な身体、安定したマインド、生き甲斐を持てるスピリットにリセットするためには、自分で体操することが大切とのこと。
 
 3人のお話を聞いた後、会場を移して、小泉さんから、ストレッチ・ポールを使いながら「体喜操・リンパマッサージ」の指導を受けました。両足のリンパマッサージは、遠距離の移動で疲れている体に心地よく、とても爽快な気分になりました。


続く・・・

「第20回日本ホスピス・在宅ケア研究会とかち大会」①

日本ホスピス・在宅ケア研究会に行ってまいりました。 9月8日、9日の2日間に渡って、帯広市で開催された「日本ホスピス・在宅ケア研究会」主催の「第20回とかち大会」(大会長は社会医療法人・北斗病院の鎌田理事長)に参加して来ました。

 この大会は、終末期やがんの緩和ケアの在り方を考えるもので、北海道での大会は初めてで全国から約1500人が参加されました。

 私はこれまでに2回(神戸・広島)参加しましたが、地域の実情に合う終末期の医療・福祉体制や在宅ケアについて学ぶ、医療者のみならず一般市民参加型の大会です。

 会場は「帯広市民文化ホール」と「とかちプラザ」。大会のテーマは「あなたの笑顔と寄りそう心~とどけたい、この十勝から~

 このテーマには「安らかな緩和ケア、豊かな在宅ケア」の強い気持ちが込められており、さまざまな講演、シンポジウム、ワークショップなどが企画されていました。

 興味を引いたのは、今大会中は「~先生」と呼ばないでという呼びかけでした。この研究会は「市民参加」を推進しており、あくまでも、市民と専門職が対等の立場で話し合うために、参加者すべてが、お互いに「~さん」と呼びましょうという提案です。

 うっかり「~先生」と口をすべらせた場合は、1回につき100円を「ホスピス募金」に寄付しなければなりません。

 医師も多数参加されていましたので、「うっかり」はしょっちゅうです。みんな、ポケットに小銭を入れて動くという、とても楽しい会でした。講演やシンポジウムについての詳しい説明は順次掲載していきます。


 続く・・・ 
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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