2月議会一般質問 ⑦中山間地域の振興対策(1)

一般質問の様子。 代表質問でも中山間地域の抱える課題についての質疑がありましたが、本県議会における初の議員提案条例として「中山間地域振興条例」が制定されてから5年が経ちました。

 現在、この条例や、中山間地域対策の指針となる中山間地域づくりビジョンに基づき、中山間地域の振興対策に重点的に取り組んでいただいていますが、この5年の間にも、過疎化や高齢化は一層進行しています。

 中山間地域の厳しい現状を踏まえ、県議会でも「中山間地域振興対策特別委員会」が設置され、中山間地域の実態の把握と振興策のあり方について調査研究が行われ、私も委員として活動をさせていただいています。

 私の地元の周南市須金地区は、旧錦町に隣接する中山間地域ですが、かつては集落ごとに雑貨店があり、バスの便などもあって、自然豊かな環境の中で、農業や林業などが営まれていましたが、この地域も多分に漏れず、今や典型的な中山間地域で、過疎化や高齢化は止まらず、限界集落と言われる地域も多くあります。

 今、中山間地域に行きますと、この地区は後何年くらい維持できるのだろうか、存在するのだろうかと心配になるような光景をよく見ます。昼間なのに、人ひとりいない道、閉じられた店舗、荒れ果てた田んぼ、鬱蒼として荒れた森林、そして、増えている廃屋など、人が暮らす生活条件すら十分に整わなくなっているような感じがします。

 その一方で、中山間地域で必死に頑張っている方や団体も多くあります。

 例えば、買い物や通院に困られている高齢者の方々のために、地域のボランティアが通院や買い物を手助けされている例や、都市部などの方を地域に呼び込み、地域を元気にしよう、情報の発信をして交流を促進させようなどといった取り組みを行っている例などです。
 また、Uターンされた方などが中心となって、高齢者の見守り活動などを行っている団体もあると聞きました。

 このような活動を支える人たちも、運営のための財源や、活動担う人たちの確保など、多くの課題を抱えています。そして、そういう課題への対応を中山間地域の人たちだけで克服するには、どうしても限度があり、やはり行政によるサポートが必要と感じます。

本県の7割を中山間地域が占めます。 本県の県土の7割を占める中山間地域の果たしている役割の大切さは、改めて申し上げるまでもありません。水源のかん養をはじめとした人々のくらしや産業を支える大切な役割だけでなく、豊かな県土を維持向上していくためにも、中山間地域がこれからも生活していける地域としていかなければなりません

 また、こういう取り組みには、市や町との連携も緊密にしなければならないと思います。

 私は、崩壊の危機に直面している中山間地域において、その崩壊を食い止め、あるいは、崩壊の危機の一歩手前で防ぐためにも、今、地域で活動されている人々や団体の取り組み、あるいは新しい取り組みが必要と思いますし、これをさらに活発にしていくことが求められると考えます。

 そこでお尋ねしますが、中山間地域の方々か安心して地域に住み続けるために不可欠な取り組みである、このような団体などの取り組みについて、市や町と連携し、中山間地域の人々を支える活動が安定して継続できるよう、しっかりと支援していくことが必要と考えますが、ご所見をお伺いします

池田浩二選手から共楽養育園にプレゼント

池田選手と一緒に。 嬉しいニュースです!

 25日、ボートレースの池田浩二選手が、
「周南の子ども達に勇気・元気・希望を届けたい」
と、市内の児童養護施設「共楽養育園」に、多額のご寄付をくださいました。

 池田浩二選手は、現在33歳で、愛知県の出身です。これまで、SGレースで7回優勝、GⅠレースで6回優勝されており、生涯獲得賞金は11億6千万円だそうです。

 特に昨年は、1月に開催されたGⅠ徳山クラウン争奪戦解説57周年記念競走で優勝され、それを契機に5月のSG笹川賞競争、10月のSG全日本選手権、12月のSG賞金王決定戦で優勝されました。

 その結果、年間MVPの獲得という快進撃を成し遂げられ、2011年の獲得賞金は2億5千万円で、賞金王となられました。

 池田選手は、
「今回の最優秀選手賞受賞のきっかけとなった徳山での優勝はとても心に残っています。徳山のファンの皆さまから温かい応援や戦う勇気を与えていただきました。そのお礼に、未来を担う子ども達に自分も何かお役に立ちたいと思います」
と、優勝賞金の一部を周南の子ども達にプレゼントしてくださることになりました。

 そして、嬉しいことに、周南の子ども達の代表に「共楽養育園」が選ばれました。

花束贈呈などのあと、皆で記念撮影をしました。 私は3年前から、「共楽養育園をサポートする会」を立ち上げ、その会長を仰せつかっていますので、共楽養育園の10数名の子ども達と一緒に、徳山ボートレース場に伺いました。
 会場は、人気の高いGⅡレース開催中の徳山ボートレース場の東スタンド特設ステージ。日曜日でもあり、家族連れなど大勢のお客さんが溢れています。

 子ども達は、初めて池田選手と対面した際には緊張で言葉が出ませんでしたが、控室では握手をしてもらったりサインをお願いしたりと大はしゃぎ。

 優しい池田選手は、子ども達の要望にとても気さくに応じてくださり、子ども達の
「今度、共楽園に遊びに来てください」
という言葉にも、笑顔で応えてくださいました。


 引率の安村園長先生に
最近、共楽園に温かい支援が寄せられたという新聞記事をよく見るのですが、これまでも、このような寄付はあったのですか?」
と質問しましたら、
サポートする会ができる前までは、全くありませんでした。りつ子さんや皆さんのおかげです!」
と答えてくださいました。

 これも嬉しい言葉です。心がほんわり温かくなった一日でした。池田選手の今後ますますのご活躍を子ども達と一緒にお祈りしています。頑張ってください。

2015年世界スカウトジャンボリーの支援委員会が設立されました

二井知事を委員長に、支援委員会が組織されています。 2015年に山口市で開催される「第23回世界スカウトジャンボリー」を支援するための「世界スカウトジャンボリー山口県支援委員会」が設立され、第1回目の総会が19日、県庁政庁会議室で開催されました。

 この会の委員長は二井県知事、顧問は柳居県議会議長と村上県教育委員長。副委員長は岡田県副知事、赤尾県青少年育成県民会議会長、渡辺山口市長、田辺県教育長、市川ボーイスカウト山口県連盟理事長(光市長)です。 

 委員には、県内の経済・教育・社会教育・議会など各界各層の方々が選任され、私も文教警察委員長として、メンバーの一員に加えていただきました。今回は、県議会議長代理として出席しました。委員会は総勢40名で構成されます。

 この委員会は「第23回世界スカウトジャンボリー」とそのプレ大会である「第16回日本ジャンボリー」の成功に向けて、必要な支援を行うことを目的としています。

 主に、両大会のPR活動、県民の機運醸成に関する活動などを行います。新年度は、県庁のエントランスホールにパネルやインフォメーションボードを設置するほか、リーフレットも作成します。

 両大会は、山口県の魅力を世界中、日本中にアピールできると共に、次代を担う本県青少年の健全育成や豊かな国際感覚の醸成につながるものと考えます。

「和:a Spirit of Unity」をテーマに開催されます。 私は4年余り前に、県議会で初めて、世界スカウトジャンボリーについて質問しました。当時は、まだジャンボリーに関する話題など全くない時でしたので、一般質問を終え議場を出るなり、他の議員さんから「いったい、何のことなの?」と、聞かれたことを覚えています。

 ガールスカウトの一員として、また、文教警察委員長として、両大会の成功に向けて最大限の努力をしたいと思います。


***参考***

世界スカウトジャンボリーとは・・・
 世界スカウト機構が主催するボーイスカウトのキャンプ大会です。4年おきに、世界各地で開催されています。日本では44年ぶりの開催となります。
 会場:山口市のきらら浜
 期日:2015年7月28日から12日間
 参加者:161の国から14歳~17歳のスカウト約3万人。
 これまでの経緯
 ①H20.7 韓国済州島で開催された世界スカウト会議で日本開催が決定
 ②H21.6 政府要望・・以後6回
 ③H22.6 第23回世界スカウトジャンボリー日本委員会設立
 ④H23.6 世界スカウト委員4名がきらら浜を視察
 ⑤H23.7 第22回世界スカウトジャンボリー(スウェーデン大会)を視察
 ⑥H23.12 国による閣議了解

第16回日本ジャンボリーとは・・・
 世界スカウトジャンボリーのプレ大会として開催。
 期日:2013年7月31日~8月8日
 参加者:12歳~17歳のスカウト、指導者など、海外含めて15,500人。


 以下、スカウトジャンボリーについて私の一般質問をご覧ください。大会について、詳しく紹介しております。

2008-12-16  9月定例議会における私の一般質問と答弁の概要(その6)
  世界スカウトジャンボリーについて

2007-12-25  12月定例議会における私の一般質問と答弁の概要(その2)
  青少年の健全育成について

下松第二埠頭の清掃活動②

天気の悪い中でしたが、たくさんの方が集まってくださいました。 「下松第二埠頭をきれいにする会」の主要メンバーであるいつもの3団体では、県港湾管理事務所や下松市など関係諸団体と協議を重ね、3月18日を一斉清掃の日と決めました。

 あいにくの雨でしたが、早朝より、下松社会福祉協議会からボランティアグル―プの人60名をはじめ、埠頭を使っている企業の方、吉本興業、釣り団体協議会、魚心会、玉鶴船友会、清港会など、一般の方と、県港湾管理事務所、下松市役所の方などが、続々と集まってこられ、総勢160名にもなりました。

 開会式で清掃活動についての説明を受けた後、グループごとに手分けをして、ごみを拾い始めました。

 清掃範囲は、主に、背の高い雑草が繁茂した約1万平方メートルの野積み場です。

大きな冷蔵庫、クーラーなども廃棄されており、回収には大変な労力が必要となりました。 草の中に投げ込まれたペットボトルや空き缶、生活ごみ、また、隠すように、草の中に捨てられたテレビや冷蔵庫などを、引っ張り出しながら回収し、その後に分別。

 雨の中、2時間にわたって作業した結果、ブラウン管テレビ15台、冷蔵庫2台、エアコン2台などの大型ごみをはじめ、約10トンのごみが集められました。

 分別したごみは下松市が回収し、家電などは業者に引き取ってもらいました。

集まった途方もない量のごみを皆で分別していきました。 県釣り団体協議会の岡村会長さんは
想像していた以上のごみの量だった。この港湾施設をモデルとして、今後も清掃活動を続けていきたい
と言われていました。

 県港湾管理事務所の所長さんは、
「続けて、早速、草を刈り、土砂が溜まっている所を整地します。そして、『ごみの不法投棄禁止』と、『野犬への餌やり禁止』の看板を設置します」
と言われました。

 私も、閉会式で挨拶の場をいただきましたので、
人間は、汚い所に、ごみを捨てる習性があるようです。草刈、整地を済ませれば、きっとこの敷地は、ごみを捨てようという気にはならない程、きれいになると思います。
 今後は、魚心会や玉鶴会の皆さんが、毎週月曜日にごみ拾いをしてくださるそうですので、ずっときれいな環境を維持していきましょう
と、申し上げました。

 雨の中、中腰の姿勢で重たいものを引っ張り出すという、実に大変な清掃作業でした。ボランティアの方は、殆どが高齢の方でしたので、きっと、皆さん腰が痛くなったと思います。本当にお疲れ様でした。
翌日からひどい腰痛でした。皆さんお疲れさまでした。掃除してもしきれないほどのごみが出てきました。










下松第二埠頭の清掃活動 ①

 下松の第二埠頭は国際埠頭でもあり、とても広い敷地面積を持つ港湾施設で県の港湾事務所が管理しています。

 貨物などを仮置きする野積場もあり、関係者以外立ち入り禁止になっていますが、閉め切ってはいませんので、釣り客をはじめとする一般の人たちも出入りをし、利用している場所です。

草の中に大量のごみが隠すように投棄されていました。 そのためか、この一帯の草が生い茂っている所には、ごみの不法投棄が多く、また30匹近くの野犬が生息し、市民からの苦情が市役所に多数届けられているそうです。

 今年の1月、下松市の釣りを楽しむ会の方たちから、
「日本釣り振興会、釣り団体協議会、清港会の3団体は、よく港の清掃活動をされているが、ここもぜひきれいにして欲しい。自分たちでやろうかとも思うが、もう、手も付けられない状況だ。1度、きれいにしてもらったら、次からは、定期的にごみ拾いをしていく決意だ」
と、相談を持ちかけられました。

 そこで、いつも活動を一緒にしている3団体では、県や市の担当者に話を持ちかけ、「ボランティアを集めるので、話を進めてほしい
と提案しました。

 下松市は、
「願ってもないことです。我々もどうにかしたいと思っていましたが、県の管理地なのでどうにもなりませんでした。もしも、きれいにしてもらえるのなら、以後のごみの収集も協力します
と、とても嬉しい返事をいただきました。

たくさんの野良犬が住み着いており、近づくと怖ろしいほどに吠えられます。 一方、県の港湾管理事務所は、
「実際は、立ち入り禁止区域なので、一般の人をボランティアに入れることができるのだろうか・・・」
と気を遣われ、なかなか話は前に進みませんでした。

 しかし、会議を重ねるうちに、「一斉清掃しましょう!」と結論を出してくださり、2月上旬、「下松第二埠頭をきれいにする会」を立ち上げました。


続く・・・

福島県議会議員 長尾トモ子さんのお話を聞いて

長尾県議・島田県議の奥様と一緒に。 5年前の自民党県議の研修会以来、親しくお付き合いをさせていただいている福島県議会議員の長尾トモ子さん(郡山市)が、防府市へ講演に来られました。

 講演のタイトルは「その日、その時、そして・・・その後」主催は「山口・福島・元気の絆プロジェクト実行委員会」。

 実行委員の島田教明山口県議会議員さんからお誘いをいただき、震災以後、長尾さんとは電話連絡のみで、一度も出会っていませんので、再会を楽しみに出かけました。


 パワーポイントを使いながらの長尾さんのお話のいくつかをご紹介します。

① 当日・・・
 保育園の園長でもある長尾県議は、預かっている子ども達の安全を守りながら、その夜を過ごした。窓は割れ、壁は外へ飛び出たものの、耐震工事をしていたので、子ども達の命に別状はなかった。 

② 震災直後・・・
 地震の直後から停電が続いたが、コンビニは営業してくださったので助かった。信号機も消えたけれど、一般市民の誰かが交差点の中に立ち、交替で交通整理をしてくださったので、事故もなく生活ができた。

③ 今後の防災・・・
 厳しい自然と共生している東北の人だから、愚痴を言わないで避難生活に耐えている。東京や大阪の人だったら、きっと、自分のことばかり、また、勝手な事ばかり言うだろう。この災害をモデルにして、次の防災計画を考えて欲しい。

④ 山口とのつながり・・・
 「放射能のために福島の子ども達は、外で遊べない」と言ったら、山口県の保育協会から、義援金と共に、室内で遊べるおもちゃをたくさん送っていただいた。
 他にも震災直後にタオルを5万5千枚、Tシャツ900枚などを、たくさん送っていただき感謝の気持ちでいっぱいだ。

パワーポイントを使ってのお話を、参加者は皆、真剣に聞き入っていました。⑤ 避難所での生活支援・・・
 福島第一原発事故の後、近くの住民は着の身着のままバスに乗せられ、何も持たずに避難所へ直行した。
ビッグパレットには2,500人が避難していたが、その中には子どもも女性もたくさんいたので、女性の視線で、体育館の中の環境整備を図った。
 子どものためには遊び場や、勉強スペースを作った。
 女性のためには、カーテンで「女性室」を作り、鏡や体重計や「つぶやきノート」を置いた。そのノートには、
必死で逃げてきたけど、もう死にたい・・・
「私も死にたいよ。でもお互いに頑張ろう!」
と、みんなが書き綴った。書くことで、心が落ち着いたようだ。

⑥ 子を持つ親の想い・・・「見えない恐怖」 
 「ここにいたら、子どもは将来、病気になるかもしれない。
 差別や偏見の目を向けられるかもしれない。
 結婚できないかもしれない。
 子どもも産めないかもしれない。
 ここで生まれた子どもは、想像もつかない色々な想いをかかえて生きていかなければならない。
 でも、私たちは誇りを持ってこの故郷で、命をつないでいきたい。
 しかし、私たちは、ここで生活をするという自分たちの選択が、子どもの人生を苦しいものへと導いているのかもしれないと思う瞬間がある



 長尾県議は、市民活動から議員になられた方で、元々バイタリティにあふれる方です。震災後は、福島が放射能で苦しみ、また風評被害で困っていることを多くの人に知ってもらえるよう精力的に動かれており、そのエネルギーの大きさに驚かされます。

 講演の後は、「福島の旨いお酒を飲んで、福島を元気にしよう!」という会が開かれました。私は車だったので残念ながら飲めず、お酒を買い求めて帰りました。

 福島の一日も早い復興を祈念すると共に、お母さんたちが、子どもの健康を心配しなくても済む環境が整うよう、切に祈っています。

2月議会一般質問 ⑥ 地域資源を活用した中小企業の成長促進(2)

<森商工労働部長答弁>

 県内には、多彩な農林水産品、鉱工業品、観光資源等の地域資源を有しておりますので、県内中小企業がこれを有効に活用し、都市部等の大市場でも受け入れられる新商品の開発を行うことは、県内産業の活性化に極めて重要であると考えております。

 このため、平成19年には、お示しのとおり、「地域産業資源活用促進基本構想」を策定するとともに、その翌年に議員提案により制定された「ふるさと産業振興条例」を契機に、知事を会長とする「ふるさと産業振興推進協議会」を設置し、全庁一体となって地域資源の活用や農商工連携による取組を推進してきたところであります。

 こうした中、周南市の地域資源である「風味調味料」を活用した商品をはじめ、下関の「ふぐ」や「くじら」などを活用した醤油、岩国市錦町の「コンニャク」を活用した健康食品、「萩の竹」を活用した高級家具などが、国の地域資源活用の事業認定を受けており、このほかにも、地場産業振興センターや商工会に配置したコーディネーターの支援等により、県下全域において新たな商品が次々と生まれ、その開発件数は、100件を超えたところであります。

 また、本年2月には、我が国最大の食の展示会において、県内の食材をテーマとしたレセプション「やまぐち“食”コレクション2012」を開催するなど、首都圏等の県外に向けた販路開拓についても、積極的な支援に努めているところであり、本県から出展した商品が高い評価を受け、商談に結びつくなど、着実に成果が出てきております。

 お示しの、県内中小企業の成長促進を図るためには、こうした取組をさらに加速していくことが重要でありますことから、来年度は、地域資源の掘り起こしやマッチング等に加え、新たに「農商工マーケティング支援コーディネーター」を配置するとともに、首都圏等の流通事情に精通した専門家とも連携をして、マーケティング戦略の策定支援や商品改良のアドバイス、大規模展示会への出展支援など、商品の開発から販路開拓に至るまで、一貫した支援を行うことといたしております。

 今後とも、ふるさと産業の活性化に向け、国や市町、商工関係団体等、関係機関との密接な連携のもと、全国に誇れる地域資源を活用した中小企業の意欲的な取組を積極的に支援してまいります。

2月議会一般質問 ⑤ 地域資源を活用した中小企業の成長促進(1)

 先月、周南地域地場産業振興センターで開催された「周南ものづくりブランド認定書交付式」に出席しました。

 今回は花のギフト専門店「花匠」の日本の伝統文化「生け花」を気軽に楽しめるキットと生け花アプリ、また、 周南クオーツの天然の水晶を原料とする石英ガラスを使ったオリジナルアクセサリーなど、14グループ16の商品に認定書が交付され、これまでの認定総数は57製品となりました。

「なかす酒」のパッケージもおしゃれです。後ろに写っている杉玉は「新谷酒造」の黒川さんからいただきました また、会場では、地場産業振興センターの地域資源活用コーディネーターの皆さんによる開発商品の成果発表が行われたほか、やはり“周南ものづくりブランド”の認定を受けた周南市中須の棚田で生産された有機ブランド米「泣かす米」と、このお米を使って、周南市の酒蔵、㈱はつもみぢが作られた純米酒「泣かす酒」も展示されていました。このお酒は、呑んだ人を泣かせるほど旨いと大変好評を得ています。

 お酒と言えば、周南市では、この他にも、八代の農事組合法人「ファームつるの里」が作られた減農薬の「つるの里米」を使用した、山縣本店さんの特別純米酒「かほり鶴」も評判となっています。全国的には、清酒の消費量が低迷している中、県内事業者のお酒は生産量も右肩上がりであり、また、全国新酒鑑評会などで多くの賞を受賞しておりますので、山口県のお酒は全国的にブランド化が進んでいると思います。このように、身近なところで新商品開発の取組が進んでいることを再認識し、嬉しい限りでございます。

 さて、事業者が地域の資源を活用した取組を促進することにより地域経済の活性化を図ることを目的として、「中小企業地域産業資源活用促進法」や「農商工等連携促進法」などが制定されており、県では、平成19年に地域産業資源活用促進基本構想を策定されています。本県の地域産業資源として、農林水産物が96件、鉱工業品が31件、観光資源が84件の計211件が掲載されており、私の地元周南市では、農林水産物として須金のなしやブドウ、鉱工業品として石油化学製品製造装置、観光資源として徳山動物園や八代のツル渡来地などがあがっています。このほか、本県には全国に誇れる資源が多く存在していると思います。

やまいもまつり(有)さんの「山子ごはん」 こうした地域資源を活用した新商品開発の取組として、風味調味料を活用した㈱シマヤの計画など、国から14件が認定されているほか、農商工連携による事業計画の国からの認定は5件となっています。また、やまいもまつり㈲の自然生を利用した炊き込みご飯具材「山子ごはん」の開発など、地域資源の指定や国の認定のない取組事例も多くあるようです。地域資源の活用や農商工連携による新商品開発などを支援するため、県では、県内各地にコーディネーターを配置されるなど、これまでの取組を評価しておりますが、少子・高齢化が進行する中、県内産業の更なる活性化が益々重要になっています

 県内中小企業の中には、地域資源を活用して新商品開発に意欲的に取り組まれ、全国展開を果たしている企業はあるものの、大規模な事業プランはまだまだ少なく、民間のみの取組では不十分であると思います。ふるさと産業の活性化に向けて、多数の県内資源による製品化を進めるほか、中小企業者への販路拡大の支援のより一層の強化が必要ではないかと考えます

そこで、農商工連携による新商品開発や販路拡大など、地域資源を活用した県内中小企業の成長促進について、今後、どのように取り組んでいかれるのか、ご所見をお伺いします。

2月議会一般質問 ④ 鳥獣被害対策

鹿と猪の防護柵です。 今日、地球上には多くの生物が存在し、多様な生態系が形成されております。
 平成22年に愛知県名古屋市において開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において採択された愛知目標の達成に向け、鳥獣の保護・管理を進めることが重要な政策の一つとなっております。

 いうまでもなく、自然に恵まれた本県には、多種多様な動植物が存在し、豊かな生態系を形成していますが、中でも、鳥獣は人間の生存の基盤である自然環境を構成する重要な要素の一つで、県民の豊かで潤いのある生活環境に大きな役割を果たしていることも事実であり、人間と鳥獣が共生できる自然環境を形成していく必要があります。

 一方で、イノシシやニホンジカなどの特定の鳥獣による生活環境や農林水産業等への被害は全国的に深刻化しており、本県も例外ではありません。

 平成22年度の本県の農林業被害額8億円のうち、イノシシとニホンジカによるものが56%の4億5千万円を占め、しかもイノシシの被害額は過去最高となるなど、憂慮される状況となっています。また、ニホンジカもこれまで生息地とされた下関、長門、美祢市から、その周辺地域での生息も確認されており、生息域の拡大への対応も必要です。

 また、ツキノワグマの今年度の出没件数は、過去最高であった22年度と比べて減少してはいますが、気候や生息地での食糧不足等の条件次第では、再び出没が増加する懸念もあります。ツキノワグマは絶滅危惧種ですが、山間部の観光関係の方からは、「人に危害を与えなくても、出没したというだけで観光地は影響する」という声を、また、クマの出没情報が出た地域の人たちからは、「怖くて夕方からは外出もできない」という切実な声を聞いていますので、人身被害等につながらないよう、計画的な対策が必要であると考えます。

 こうした中、県では、鳥獣被害防止のプロジェクトチームを設置し、今年度、捕獲と防護の両面から、総合的対策を講じておられ、大変心強く思っているところですが、自然を相手とする取組は一朝一夕に大きな効果を得ることは難しく、長期的な視点での継続した取組が重要です。

 私は、以前、鳥獣被害がそれほど顕著ではなかった頃は、趣味や資源の利用として行われていた狩猟が、鳥獣の個体数を調整する手段として、また、被害の未然防止にも大きな役割を果たしてきたと考えております。

 有害鳥獣の被害を減少させるためには、この狩猟という手法をもっと活用していく必要があると考えています。

 そこで、鳥獣被害対策を効果的なものとするためにも、関係者が連携し、これまで以上に計画的、かつ、積極的な捕獲対策を講じていくことが重要であると考えますが、来年度どのように取り組んでいかれるのかお尋ねします。


<門田環境生活部長>
 イノシシやシカなど特定の鳥獣による被害が深刻化する中、今年度、県においては、市町との役割分担を明確にした上で、被害防止対策を強化したところですが、その実効性を一層高めていくためには、お示しのように、長期的視点に立って取組を進めることが重要であると考えております。

 このため、このたび改定いたします、5年を計画期間とする「特定鳥獣保護管理計画」において、イノシシ、シカについては、被害の実態に即した年間の捕獲目標を設定し、捕獲の一層の強化を重点的な取組として位置付けるとともに、クマについては、地域住民の安心・安全の観点に立った適切な保護管理を、新たに盛り込むこととしております。

 来年度は、この計画に沿って、狩猟免許の取得経費の助成対象者を更に拡大するとともに、今年度新たに認定した「有害鳥獣捕獲マイスター」を活用し、技術レベルに応じたきめ細やかな研修の実施や、新規免許取得者への射撃訓練の拡充などにより、担い手の確保・育成に取り組んでいくこととしております。

 また、被害額が最も大きいイノシシについては、捕獲目標を15,000頭から18,000頭に拡大するとともに、箱わなを400基に倍増し、徹底的な捕獲を実施することとしております。さらに、生息域が拡大しているシカについては、県西部の3市において2か月延長した狩猟期間を県内全域に拡大するとともに、捕獲目標を2,900頭に定め、広域一斉捕獲などの取組を強力に進めてまいります。

 一方、クマについては、餌となるドングリ等の生育状況を新たに調査し、出没予測等に活用するとともに、クマレンジャー隊による見回り強化や出没時の注意喚起、捕獲時の安全対策の徹底など、人身被害防止に努めることとしております。

 県としては、今後とも、市町や猟友会等の関係団体と連携し、鳥獣被害防止に向けた捕獲対策の一層の推進に努めてまいります。

「お母さん、私を産んでくれてありがとう!」

池田園長先生をはじめ諸先生方にあたたかく見守られ、子供たちは元気に巣だっていきました。 顧問を仰せつかっている蓮生まこと幼稚園の卒園式に出席しました。

 卒園児40名の皆さんは、一人ずつ、御仏様の前で園長先生から保育証書を受け取った後、自分の母親の傍に向かい合って立ち、感謝の言葉を述べます。

 昨年までは、この感謝の言葉はありませんでした。

「お母さん、毎日、お弁当作ってくれてありがとう」
「お母さん、毎日、幼稚園連れてきてくれてありがとう」
「お母さん、いつもニコニコしてくれていて、ありがとう」
など、とてもほほえましいものばかりでした。
 
 ところが、びっくりする女の子の言葉がありました。
お母さん、私を産んでくれてありがとう!

 その瞬間、お母さんの目から涙がポロポロこぼれました。多くの来賓も、幼稚園の先生方も驚きましたが、共に目頭が熱くなり、感動の涙が溢れました。その女の子は、優しそうなお母さんの胸に「ぎゅっ!」とされていました。

 しかし、6歳の子がこんな言葉を考え、口にすることができることに驚きました

 きっと、家族の温かい愛情を一身に受け、心豊かに育てられたのでしょう。心がほのぼのとなった素晴らしい卒園式でした。

 卒園児の皆さんの未来が、明るいものでありますよう祈っています。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
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