2月定例議会

 2月定例県議会が24日 開会しました。会期は3月13日までです。


  総額7,141億の新年度一般会計当初予算案や、今年度一般会計補正予算案など72の議案が上程されました。


 議案説明に先立ち、二井県知事から、以下のような県政運営の基本方針が述べられました。

  「現状は未曾有の危機的状況に陥りつつあると認識する。現実を真摯に受け止め、この難局を乗り切るために何ができるかを問い直し、実行へ移していく決断が必要である」


 また、このたびの当初予算案には、「福祉医療費助成制度」の見直しが盛り込まれています。これは、障害のある人、乳幼児、母子・父子家庭にとって、生活を守るための重要な制度です。


  現在、多くの団体から現行制度の継続が求められており、今回の議会で慎重に審議がなされます。私も厚生委員会副委員長として、しっかり取り組んでいきたいと思っています。

報告⑧   台湾視察旅行を終えて

街角では、色々な種類の果物が売られています。どれもおいしいです
  初めての台湾視察旅行は、天気にも恵まれ、親日的な台湾の人たちの温かい人柄に触れることができ、とても楽しいものでした。


  日本からの観光客も多く、行きの飛行機は金子みすずさんの詩を歌われる「ちひろさん」や、彼女のファンの方たちと一緒でした。また、台湾の新幹線の駅などでも、山口県の人に数名出会いました。いきなり「りつ子さーん!」と声をかけられ驚くこともありましたが、食事も美味しいし、魅力ある台湾へ遊びに行かれる人も多いようです。


 しかし、気になるのは、貿易センターの代表者の方が

日本全国から都道府県知事さんが、何度も足を運ばれ、台湾との交流を始めること、また、農産物を輸出するための話をされています。でも、山口県からは来ておられません」

と言われたことです。


  山口県は地理的にも台湾に近いところにありますので、宇部空港からチャーター便を出すなどして、民間人の積極的な交流と共に、山口県としての売り込みを図るべきだと考えます。


 多くの学びを得た視察旅行でした。

報告⑦  維新伝心米を探して

少し高い値段がついていますが、日本のお米は人気があるようです 
山口県では、平成19年度から、「JAあぶらんど萩産コシヒカリ」を「維新伝心米」という商品名で、台湾へ輸出しています。平成20年12月末までの累計は約29トンです。


 維新伝心米は、化学肥料・科学農薬を50%以上削減して栽培された「エコやまぐち50」に認証を受けたお米です。水の貴重な台湾向けに、研がなくても炊けるお米(無洗米)として、1袋2kg、販売価格329元(約980円)で輸出されています。


 出発前、県議会事務局から、

「このお米がスーパー松青(まつせい)に並んでいるはずなので、見てきて欲しい」

と、依頼を受けていましたので、台北市内にあるお店を訪ねてみました。


  しかし、お店の1階にあるお米の販売コーナーを、いくら探しても見当たりません。お店の人に伺ったところ、

とても人気があり、すぐに売切れてしまう

ということでした。


 棚には、台湾産のお米が沢山並んでいましたが、1種類だけ、「新潟のコシヒカリ」がありました。2㎏が459元(約1370円)でした。暖かい台湾では、お米は年に3回栽培されるそうです。台湾のお米は、2kgが129元(約380円)でした。


 聞くところによると「日本のお米はおいしいし、安全だ

との、高い評価を受けているそうです。


 店内には日本の食品が数多く並べられており、台湾においても「食の安心・安全」を求める意識は高いようです。「当店には中国製の食品は置いておりません」という表示も見受けられました。

報告⑥ 台湾貿易センター

台湾貿易センター 台湾でも営業活動をしている周南市の友人の勧めで、「台湾貿易センター」の見学視察をしました。


  台湾貿易センター(TAITRA)は、台湾の対外貿易促進を目的として、1970年、台湾政府と業界団体の支援により設立された非営利の団体です。


 TAITRAの本部は台北にあります。台湾国内4箇所の事務所と世界各地にある50近くの海外事務所をネットワーク化して、総勢650名以上のスタッフが台湾企業・メーカーの国際競争力の強化、海外企業のビジネスマッチング、世界市場への進出をサポートしているそうです。


 現在、TAITRAは、東京・大阪・福岡の3箇所に事務所をもっています。日本企業に対して、台湾からの買付け及び台湾への投資、市場開拓のサポート、展示会へのPR活動などのほか、年間20以上の日本市場開拓ミッションを招いたり、数多くの見本市へ出展したりと、日本・台湾間の貿易の振興を図っています


  また、台北世界貿易センターの隣にある国際展示場ホールで行われている見本市も見学しました。このような見本市は年間に約80回開催されるそうで、規模の大きさや回数の多さに驚きました。また、同じビル内に、台湾の中小企業のブースが700社もあります。売り込みや販路の拡大に取り組む企業の、強いエネルギーを感じた1日でした。


 そのあと、すぐ近くにある、台北101という超高層ビル(高さ509.2m地上101階、地下5階)を見学しました。「ブルジュ・ドバイ」(531.3m)につぎ世界第2位の高いビルで、総工費は約600億元(日本円で、約1800億円)とのことでした。


  このビルのエレベータは東芝製。毎分1,010m(時速60.6km、世界最速)の速さで上昇し、展望台入り口の5階から展望台のある89階まで、37秒で到達しました。

報告⑤ 「麦寮コンビナート」と「麦寮港」

広大な面積を持つ麦寮コンビナートと、上に手のように伸びているのが防波堤で、その内側が麦寮港 このたびの台湾視察旅行の大きな目的の一つである「麦寮コンビナート」の視察見学に行きました。


  台湾では、最新鋭の石油プラント及び水深24mの大水深シーバースが整備された工業専用港を備えた麦寮コンビナートが整備され、2001年に操業を開始しました。麦寮コンビナートの工業出荷額は約2兆4,000億円、山口県の周南コンビナートの工業品出荷額約1兆5,000億円の1.6倍に当たります。


  麦寮コンビナートは、台中市の南、雲林県にあります。海の土砂を浚渫し、埋め立てて作られた大型コンビナート(敷地面積2,600ha。周南の3倍)で、石油精製、石油化学等の多くの企業が林立しています。石油精製能力では、周南コンビナートの4倍の能力を持っています。


 隣接する麦寮港は、民間投資により開発された工業専用港ですが、面積476ha、港湾施設の最大水深は24m、26万トンの船が入港できる東アジアではトップクラスの港です。


  今や、世界は資源戦争に突入し、石炭や原油などの資源入手もグローバル化しています。輸送費を削減するためには、輸送船舶の大型化が必須です。


 世界標準はパナマックス(パナマ運河を通過できる船の最大の大きさ:約7万トン)からケープサイズ(ケープ岬を通過できる船の最大の大きさ:約15万トン)、またマラッカサイズ(マラッカ海峡を通過できる船の最大の大きさ:約36万トン)へと移行しつつあります。


 徳山港にはハンディサイズ(約5万トン)の船が主に入港していますが、海外との競争に勝つためには、大型船が入れるように、早急な港湾インフラの整備が急がれます。


  想像を絶する大きさのコンビナートと港を見せていただき、大変勉強になりました。見学にご尽力くださいました関係者に心から感謝いたします。

報告④  南投県議会訪問

南投県議会の議場 南投県政府を訪問した後、道路の向かい側にある南投県議会を表敬訪問しました。


  数名の議員さん、議会事務局の職員の方が多数、出迎えてくださり、お互いに意見交換したり、政策について質問したりしながら、和やかな交流を図りました。


 台湾では議員や審議会委員など、4名に1人は必ず女性を入れることが、法律で決まっているそうです。南投県議会の37名の議員の中には8名の女性議員さんがいらっしゃいました。


 「実は、女性の方がたくさん票を獲得されるんですよ」

と、事務局の方が笑いながら話されましたが、南投市の市長さんも女性だそうです。


台湾でもやはり少子化が問題になっており、合計特殊出生率は1.19で、日本の1.29に比べても問題は深刻のようですし、同時に高齢化も課題だそうです。


 その後、本会議場を見学しました。周りの壁には数え切れないほどのカメラがセットされており、議会中継は、インターネットだけではなく、常時、テレビでも放映されているそうです。ある議員の方が、

「決して、一瞬でも、眠ることはできませんよ」

と、言っておられました。


  議会棟の外の電光掲示板には、「歓迎日本山口県議会議員」と流れており、感激しました。温かなおもてなしの心でお迎えくださった南投県政府・県議会に感謝しています。

報告③ 初の南投県訪問と献茶

報道のカメラの前で、少し緊張しました 最初の訪問地、南投県は台湾の中部に位置し、台湾16県中、唯一海に面しない県です。3000メートルの高山が40余りもあります。


  面積は4,106平方キロメートル(山口県は6,112平方キロメートル)。人口54万人。主な産業は、お茶を中心とした農業や竹細工、日月潭をはじめとする観光産業です。


 山口県と南投県とは、2006年9月から「山口県日台文化経済交流会」を中心にし、数回にわたって経済・文化・観光等の交流を行ってきました。


 ①南投県知事は、これまでに2回山口県知事を表敬訪問しておられます。特に、昨年10月には、きららドームで開催された「山口県物産交流フェアー」で、特産品などを出展販売されました。


 ②昨年は、山口県宇部空港から台湾へのチャーター便が運行され、南投県を中心にツアーが組まれました。


 このたび、台湾の視察旅行計画を議会へ報告したところ、

「この際、南投県政府を表敬訪問して欲しい

と依頼がありました。そこで、山口県議会としては初めて南投県を訪れることになりました。


 李県長(知事)さんや陳副長(副知事)さん、洪観光所所長さんと、お互いの経済や観光などの話をした後、私は、お抹茶を点てて知事さんなどに差し上げました


 徳山の専門店で用意した和菓子(椿、梅、水仙、松などをあしらったもの)20個を持参し、机の上で、お茶を点てました。報道のカメラの前で、多少緊張しました。


 知事さんは

「おいしいですね。お菓子もきれいでおいしい」

と言いながら飲まれました。


  その後、私がお茶を点てる傍に来られ、立ったまま、ずっと手元を見ておられました。興味がありそうでしたので、

「やってみられますか?」

と勧めたところ、すぐに椅子にお座りになり、一服点てられ、ニコッと笑って、先城県議(団長)に

「どうぞ」

と差し出されました。


 先城県議は、感激し「おいしい!」と言いながら飲まれましたが、たった一碗のお茶で、こんなにお互いが親しくなり、心が通うことに驚きました


 そして、私が持参した萩焼のお茶碗や、お棗、お茶尺、お茶筅、お盆、お懐紙、黒文字など一式を知事さんへプレゼントさせていただきました。

秘書の方は、

「知事さんは、きっと奥様に、点ててあげられるはずですよ」

と、私に笑顔で言われました。


 次の日の新聞に、このことが記事に載っていました。日本人の和の心を理解していただけたようで、とても嬉しく思いました。



 日本山口縣4位議員11日,到南投縣政府拜會,縣長李朝卿親自接待,雙方針對觀光、農業、文化與城市交流等實質面向,進行意見交換。其中女性議員藤井律子更在現場親自泡茶給李縣長品嚐。

・・・・・

  藤井議員也現場示範了日本茶的沖泡方式,並介紹了日本茶道的精神和內涵,並請在場的縣府同仁吃和果子及喝茶,氣氛溫馨熱絡。

・・・・


台湾視察旅行報告② 台湾について

正式名称:中華民国

面 積:  3万6千平方キロメートル(九州よりやや小さい)

人 口:  2298万人

首 都:  台北市

言 語:  北京語、台湾語

宗 教:  仏教、道教、キリスト教

略 史:  1949年 台北に「臨時首都」を遷都

       1971年 国連脱退

       1975年 蒋介石総統死去

       1988年 李登輝総統に就任

       2000年 陳水編 〃

       2008年 馬英九 〃 

対外関係:外交関係のある国 23カ国

経 済:  主要産業として、電気・電子、鉄鋼金属、繊維、精密機械

通 貨:   新台幣(=NT$、単位:元) 1元=2.9円位(2009.2現在)

日台関係:1972年の日中国交正常化に伴い、日台関係は非政府間の実務関係

        (一方と国交関係を持つ場合は、他方とは断交することになる)


対台貿易:輸出448億ドル

       輸入198億ドル

人的往来:日本→訪台  117万人

        台湾→訪日  136万人
(2007年)

在留邦人数:15,262人(2007年12月末)


台湾新幹線700T車両
台湾高速鉄道(台湾新幹線)

 台北―高雄間(南北334Km)をわずか90分で結ぶ。2007年に、全線開通。

  車両は、新幹線700系デザインを基準とした700T系車両が使用されており、下松市の(株)日立製作所で作られた。

初めての台湾研修旅行①

ご一緒した皆さん(左から先城県議・木村県議・岡村県議) 2月11日から4日間、「柔燦(じゅうさん)の会」のメンバーで台湾へ視察・研修旅行へ行きました。


 「柔燦の会」は、平成15年春に初当選した県議全員の13名で発足しました。「共に研鑽を積みながら議会人としての見識を高めよう」という目的を持つ会です。


 1期目は、「外国から我が日本、我が山口県を見てみよう」という意見が一致し、全員で計画的に積み立てをし、香港と経済特区の深圳(しんせん)に行きました。


  2期目は、メンバーが6名になりましたが、この会の名前と活動は継続することとし、昨年から2回目の海外研修旅行の計画を練ってきました。


 そして選んだのが「台湾」。メンバーは先城憲尚さん、木村康夫さん、岡村精二さんと私の4名で、2月11日から14日までの3泊4日です。


 視察の目的地は

①南投県政府・南投県議会

②日月潭

③麦寮コンビナート

④台湾貿易センター

⑤亜東関係協会

⑥松青超市

⑦中正紀念堂

⑧故宮博物院 などです。


 明日から、これらの視察・研修内容について、順次、ご報告していきます。

高村正彦先生の新春の集い

ご挨拶させていただきました 去る7日、市内のホテルにおいて、衆議院議員高村正彦先生の恒例の「新春の集い」が開催されました。


  高村先生はこれまで、9期28年間、外務大臣や防衛大臣、法務大臣などの主要閣僚を歴任し、多大なるご活躍をされています。今日は、先生を応援している多くの方々が駆けつけ、広い会場は身動き取れないほどの大盛会でした。


  私も地元自民党県議として、ご挨拶の場を頂きましたので、先生にとてもお世話になった「すみれ保育園」と「鼓ケ浦整肢学園の歯科診療所」についてお話しました。


  昭和54年、私達夫婦が結婚した年の夏、先代の高村坂彦元徳山市長さんが、息子さんとご一緒に、我が家を訪れてくださいました。そして、

「まこちゃん、これが、私の息子です。今後とも、どうぞよろしく」

と、ご紹介していただいたのが、高村正彦先生です。



  以来、翌年の衆議院選挙を皮切りに、通算9回の選挙をいつも先頭に立って応援してきました。これからもお元気で日本のため、国民のために頑張っていただきたいと願っております。


 ***参考***

  2008年03月29日(土)  「すみれ保育園」の初めての卒園式

  2007年01月19日(金)  「すみれ園」の竣工式に出席して


  2008年10月18日(土)   鼓澄苑の文化祭に参加して

  2008年08月09日(土)   社会福祉法人  鼓ヶ浦整肢学園を訪問して

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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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