「家庭の日」・山根基世さんの講演を聞いて

講師の山根基世さん 山口県は昨年10月、「子育て文化創造条例」を制定しました。これを契機に、県民に「家庭の日」についての理解を深めていただくためと、子育て応援企業の育成を図るために、県セミナーパークでフォーラムを開催しました。


 午前中、防府市出身の山根基世さんを講師に迎え、講演会がありました。


 山根さんは「いま・家族のきずなを探る」というテーマで、家族、食事、言葉の大切さについて、元NHKのアナウンサーらしく、わかりやすい言葉で、心に染み入るお話をされました。特に印象に残ったことを記します。


①「家庭の日」には家族みんなで食事を作り、食べることを勧める。おいしい食事、居心地のよい空間、温かい言葉と笑顔が行き交う場所が家庭である。


②道元禅師の「愛語」ということば。

他人に対して、お母さんが自分の赤ちゃんに接するのと同じように優しい言葉をなげかけることが愛語。敵意や誤解を解消し、みんなが優しい気持ちになるためには、優しい言葉をかけ合うことが大切。


③「人の役に立つ人間になりなさい。徳は才に勝る」


③「我が子さえよければ!」という利己的な心を捨てなければ、本当の意味での子育てはできない。


④どんな土地に暮らし、どんな光にあたり、どんな音を聞き、どんな言葉を聞いてきたかという幼年期の過ごし方や、この時期の体験が人間の原点となり、その人の一生を形づくる上にとても重い意味がある。


 山口県では昭和43年、毎月第3日曜を「家庭の日」として制定しました。最近の社会情勢を考えると、このたびの条例の制定の一環として、より一歩進んだ「家庭の日」を考えていかなければいけませんが、会場には、いつも積極的に青少年健全育成の活動をされている方々でいっぱいでしたので、これからいろいろな形で「家庭の日」が広がってくると思います。

山口国体に向けて

山口国体のマスコット「ちょるる」 山口県では平成23年10月1日から11日まで、第66回国民体育大会「おいでませ!山口国体」が開催されます。山口県で国体が開催されるのは1963年以来で48年ぶりとなります。


  7月9日の日本体育協会理事会で山口国体の開催が正式決定されることを踏まえ、従来の国体準備委員会は、実行委員会へと衣替えをしました。今日は、その実行委員会(会長  二井県知事)の第1回総会があり、約500人が出席しました。


 私は、県ハンドボール協会の会長として、今回、初めて出席しました。


 山口国体のキャッチフレーズは、『君の一生けんめいに会いたい』

「おいでませ!山口国体」の「おいでませ」は山口弁で「ようこそいらっしゃいました」の意味です。


 マスコットの愛称は「ちょるる」。

「山口」の文字をモチーフとしたデザインで、愛称は山口弁の語尾に良く使われる「~ちょる」(~している)(例  食べちょる、見ちょる、聞いちょる)をアレンジしたものです[。


  陸上競技、サッカー、テニス、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、軟式野球など36の正式競技と、トライアスロンやソフトバレーなどデモンストレーションとしての18のスポーツ競技などがあります。今日は、開催引き受けの市町の代表者による決意表明もありました。


 山口県では平成13年に「山口きらら博」、平成18年に「国民文化祭」を開催しており、多くの県民がボランティアなどに積極的に参加するなどして、県民力が高まっています。


  「引き続き、今回の国体でも県を挙げて一致団結して頑張ろう!」と、二井県知事さんの音頭で、みんなで「ガンバロー三唱」をし、解散しました。

県議会定例会中です

  6月県議会定例会が6月18日から始まりました。今週は23日の代表質問に続いて、一般質問が行われています。来週は委員会が開かれ、7月4 日が最終日となります。


 議会中は、昼休みを利用して各種の会合が開かれます。今日は、2期生の集まりである「柔燦の会(じゅうさんのかい)」が開かれました。


  平成15年に初当選した県議は13名でした。「13人が柔らかい感性を持ち、そして燦燦ときらめく会にしていこう」ということで、この名称になりました。


 途中、下関市長選や周南市長選に出馬された方、衆議院議員・岩国市長へと転進し た方、また、昨年の改選で辞められた方などがあり、現在、県議として活動しているのは6名になってしまいました。


 会派別にみると、自民党2名、公明党3名、民主連合の会1名です。


  今日は、昼食をとりながら今年度の活動計画を立てました。会派はそれぞれ違いますが、県民のために一生懸命働きたいという気持ちはみんな一緒です。「共に切磋琢磨しながら、初心を忘れず頑張っていこう」と改めて共通確認し、勉強会の計画を練りました。


 これからも大切にしていきたい素晴らしい仲間です。

山口県中・東部に局地的な大雨!

大雨でトンネルの上の水路から滝のように水が落ちる佐波山トンネルの出入り口  夕方、山口から帰る途中、激しい雨が降り始めました。その雨の中を、防府市に向かって国道262号を走っていると、下小鯖のあたりからひどい渋滞となりました。


 徐行しながら走っていると、遠くに見える佐波山トンネルの入り口で、滝のように水が落ちていました。そして、その滝の中へ1台ずつ、車が吸い込まれるように入って行きます。


  私も、前の車に続き、ゆっくりと進みました。その瞬間、車体に穴が開くのではないかと思われるような強い衝撃を感じ、驚きました。


 翌日の新聞報道を見ると、トンネルの上の水路からの水が一気に溢れ出たようです。


 家の近くまで帰ると、西光寺川が氾濫しそうなくらい増水し、しかも流れは激しく、そばに近寄るのが怖いくらいでした。


西光寺川の護岸が壊れ、水位も危険な状態  念のために、あたりを巡回してみると、周囲の田んぼは、ほぼ冠水・西光寺川の護岸は一部壊れ、道路の端が川に落下していました。


  既に、住民の方が通報され、県土木の担当者の迅速な対応で、すぐに地元の業者が重機を運び込み、土嚢を積んでくださいました。


  この大雨は、活発な梅雨前線の影響で、県の中・東部を中心に局地的に40-50ミリくらい降ったそうです。市内の遠石八幡宮の斜面が崩れたり、大津島では倒木のため、高圧線が断線し約90戸が停電するなど、各地で被害が出ました。


 一昨年の大雨による土砂災害を思い出しながら、危険箇所の早めの対策が急がれると、改めて痛感しました。


  県の管理である西光寺川に対しては、護岸改修や浚渫など早急に対応して欲しいと、梅雨入りを前に、地元の皆さんと一緒に、県に強く要望しているところです。

自衛隊父兄会総会に出席して

「誇りと使命感を持って任務にあたっていただきたい」と挨拶させていただきました 去る15日、周南市自衛隊父兄会総会にご案内を頂き、以前、石破防衛大臣からお聞きした「自衛隊の活動の実態」についての話を紹介しました。


①  海上自衛隊のインド洋での給油活動は、とても危険な業務である。しかも、気温が高く、甲板の温度は50度を越す。その過酷な環境の中で、全員が誇りと使命感を持って取り組んでいる。これは日本の自衛隊以外にはできない作業だ。


②  サマーワの陸上自衛隊は、規律や礼儀が正しく、厳正である。また、現地人を大切にし、共に汗を流してくれる、と高い評価を受けていた。そのため引き上げる時 、「お願いだから帰らないで!」というデモが行われた。「早く引き上げて」というデモは聞いたことがあるが、「帰らないで」というのは初めてだ。


 そして、

  「この話を聞いて、私は同じ日本人として自分が褒められたように嬉しく、また日本人であることを誇りに思った。また、自衛隊の活動をもっと多くの国民に伝えるべきであると思う。


  また、地球温暖化の影響で、世界中で、異常気象や自然災害が頻発している。中国の地震に続き、昨日は岩手・宮城に震度6という地震が発生した。いつ、どこで、何が起きるかわからない時代であるが、いざというとき、体を張り、命を懸けて国民を守ってくださるのが自衛隊であり、自衛官の皆さんだ。    


 『災害派遣』『国の防衛』『国際貢献』など、自衛隊の活動や隊員の活躍に対する期待は大きい。地域・国・世界の為に、誇りと使命感を持って任務にあたっていただきたい。」

と話しました。


  数名のお母さんが、私の話の聞きながら涙を流されていました。きっと、過酷な環境の中で働くお子様のことを思われ、胸を痛められているのでしょう。


 自衛隊が、大きな使命と役割を担い、我が国の平和と安全を守っているおかげで、私たちは平和に安心して暮らすことができます。私たち国民は、自衛隊隊員の皆さんの働きに感謝をしなくてはならないと改めて思いました。

周東総合病院の竣工式に出席して

リニューアルされた周東総合病院  去る6月10日、山口県厚生農業組合連合会周東総合病院は増改築工事を終え、竣工式が行われました。病院は、柳井市の中心部から少し離れた静かな高台にあります。私も厚生委員会の副委員長として出席しました。


  周東総合病院は昭和14年に開院(昭和44年に現在地に移転)した歴史と伝統のある病院で、これまで、地域の中核病院として農家組合員や地域住民の保健医療を担ってこられました。


  この間、適時、施設整備の近代化を図ってこられましたが、老朽化と狭隘化のため、この度、約100億円かけて全面的な増改築工事に踏み切られたわけです。4年8ヶ月の間、同一敷地内での工事のため、関係者にとっては心痛が大きかったと思います。


 リニューアルされた病院は標榜科18科、病床数360床。二次救急病院・がん診療拠点病院・臨床研修医病院・災害医療拠点病院等に指定されており、人工透析センターやリハビリテーションセンター、検診センターなども整備されています。


  療養環境も良く、以前にも増して地域住民に安心した医療を提供できる病院となりました。引き続き地域の皆様の健康を守る拠点病院として、幅広いニーズに合ったきめ細かな医療の提供にご尽力いただきますよう念願いたします。

父の日に思う

  私には3人の子供がいます。5月の母の日には、長男と長女夫婦が「お母さん、いつもありがとう!」の言葉を添えて、素敵なプレゼントを手渡してくれました。


 次女は他県で病院勤務をしているため、この日はいませんでしたが、今日、

お父さん、いつもありがとう!

と言って、コサージュをプレゼントしてくれました。


 思いがけない出来事だったので、一瞬、「えっ?」と驚きましたが、次女は

 「だって、お母さんは私のお父さんでもあるんじゃけぇ!

と、笑顔で答えてくれました。


  子供達は、父親が亡くなった時、大学4年生・大学1年生・高校2年生でした。長男・長女は山口市で2人が一緒に生活していましたが、次女は我が家にいました。


 しかし、私は夫が亡くなった後の約1年間、

「私は看護師であったのに、夫の病気を見つけることができなかった。夫の死は私の責任だ・・・」

と自分で自分を責め続け、結果として自分を見失うほど落ち込み、家事も全くできませんでした。


 そのため、この次女には寂しく辛い思いをさせたという自責の念がありましたが、今日、

「お母さん、そんなことないよ。私、お母さんが大好きよ!

と言ってくれました。


  あの日から6年半、3人の子供たちはすっかり大人になりました。今日は、子供たちへの感謝の気持ちでいっぱいで、涙がでるほど嬉しい1日でした。


  父親のいない父の日でしたが、夫もあちらの世界から子供たちの成長を喜び、目を細めながら見守ってくれていることと思います。

周南市視覚障害者福祉協会の設立60周年記念式典に出席して②

昨年、盲導犬と一緒に登山しました 記念式典の中で「生き生きミニ講演会」というプログラムがありました。市内にお住まいの原田さんが「歩行について」というテーマで講演をされました。


 原田さんは、15年間にわたって盲導犬(レトリーバー)と一緒に生活をされており、今の「グレッグ」という名前の犬は2匹目だそうです。


 「徳山の町は、とても温かく、親切だ。街の中には点字ブロック音響信号などがたくさんあり、障害を持っている人も暮らしやすいと思う。また、生活の中には目が見えない人のためにいろいろなグッズがあり、便利になったと思う。


 しかし、どんなに機械や科学が発達し、生活が便利になっても、皆さんの温かい一言に勝るものはない。『何かしましょうか?』という声がとても嬉しい。


 また、「人間に代わっていろいろな仕事をするロボットが開発されているが、目の見えない人を連れて歩くロボットはいない。犬は一緒に生活し、心が通じているから、人間とのコミュニケーションもできる。この犬がいないと、僕は生きていくことができない。盲導犬のありがたさを、いつもひしひしと感じている」


と話されました。

 最近は、市内の小中学校からの講演依頼があり、盲導犬を連れて行き、子供たちに話をされているそうです。


  ハーネスをつけ、人や物にぶつからないように、上手に視覚障害者を案内している盲導犬を時々見かけますが、全国には1000匹近くいるそうです。


  盲導犬は、視力を失った人たちの目の代わりになって活躍してくれ、また、その人たちの心を癒してくれます。私にできることがあれば、積極的に支援したいと思います。

議会運営委員会の視察

愛媛県議会棟の前で  去る6月4日から6日まで(東京の看護連盟総会の前)、香川県と愛媛県へ議会運営委員会の視察に行きました。


  議会運営委員会に所属するのは今回で2回目ですが、1期目の時は、視察先が大型台風の襲来で大被害を受けられたため中止となりましたので、今回の視察は議員になって初めてのことです。


 両県議会を訪問し、会期や代表質問・一般質問のあり方、陳情や請願、意見書の取り扱いについて等の議会の運営状況や、委員会の運営状況、また議会の活性化に向けた取り組みについてなど、議会運営に対する調査を行いました。


 その他の視察先

①高松市丸亀町商店街

   ・全国初の民間主導による再開発事業で、今後の百年間を視野に入れ、市街地再開発を活用しつつ郊外店などとの厳しい競争に勝ち残れる街づくりに取組んでいる。

  ・「人が住み、人が集う商店街」を目指している。

  ・商店街のアーケードの長さは日本一(総延長2、7Km)


②えひめこどもの城

   ・遊びや交流を通じた体験活動を行い、想像力や自主性、社会性、感性を育むことができるようと作られた、県立の児童厚生施設。

  ・松山市から約30分の郊外にある。

  ・自然の中で遊びを体験したり、のんびりくつろいだりできる。

  ・大人も子供も楽しめるレジャー施設がある。

  ・大型児童館、イベント広場があり、陶芸や木工体験、自然散策などができる。

  ・人材育成の研修施設にも使われている。


③坂の上の雲ミュージアム

  ・このミュージアムの基本理念は司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」に基づいている。

  ・激動の時代を生き抜いた3人の主人公(正岡子規、秋山好古、真之)の人生や業績を紹介している。

  ・日本を代表する建築家 安藤忠雄氏が設計。

     http://www.z-flag.jp/sakakumo/information.html


 他県の状況を知ることや、他の町の施策を見ることは、山口県の姿やあり方を描く時の大変参考になります。

周南市視覚障害者福祉協会の設立60周年記念式典に出席して

顧問として挨拶をさせていただきました  周南市視覚障害者福祉協会の設立60周年記念式典が開催されました。私は当協会の顧問をさせていただいていますので、お祝いのご挨拶をさせていただきました。


 戦後、混乱している日本では、特に視覚などに障害を持つ人たちの環境はとても厳しいものだったそうです。


  昭和22年、アメリカからヘレンケラーが来日し、日本全国で講演されたことをきっかけに、視覚障害を持つ人への福祉運動が始まり、旧徳山市でも盲人会が結成されたそうです。


  それから60年もの長きにわたり活動を続けてこられたことは、歴代の会長さんや、いろいろな支援団体の人、ボランティアの人など、多くの皆さんの努力や支援があったからだと思います。


 今日の大会にあわせ、60周年記念誌「私達の歩み、そして今  感謝と創造」が作製されました。私も、全国視覚障害者登山大会、全国障害者スポーツ大会、夫の闘病記「みんなにありがとうって伝えてな!」を点訳・音訳したことなどについて書かせていただきました。


  式典では功労賞や感謝状の贈呈が行われました。自分たちの自立のために会のお世話を積極的にしてこられた人や、音訳・点訳をしてくださるボランティアグループ、登山やマラソンを楽しませてくださるボランティアグループ、マッサージなどの就業支援をしてくださる人、盲導犬の健康管理をしてくださる動物病院の先生など、多くの方の支援があることを改めて知りました。


 先日、あるテレビ番組で、

「自分の目の代わりをしてくれる奥さんは、僕の女神(目神)さんだ!」

という視覚障害の男性の言葉を聞きました。


  私たちみんなが目の神様、女神様になれば、優しさに溢れた住みよい社会になるはずです。そんな社会をめざしていきたいと思います。

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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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