緩和ケア病棟設置に向けて嬉しいご報告

設置予定の徳山中央病院  私の夫は、がんの手術後一度は元気になりましたものの進行の速さには勝てず6ヶ月の闘病の末、54歳の若さで亡くなりました。しかし、その間は山口県立中央病院の先生方の手厚い治療とスタッフの皆様方の温かい看護のおかげで、充実した日々を過ごすことができました。


  最期の瞬間は、家族の見守る中、2人の主治医の先生に「お世話になりました」と握手をしながらきちんとお礼を言い、私の腕の中で「いい人生だった。ありがとう。」の言葉を遺し旅立ちました。


 最期の瞬間まで尊厳を持って生き抜いて逝った夫の生き方は、実に見事であったと思います。


  ちょうど、その頃に「県東部に緩和ケア病棟を設立してほしい」と運動を立ち上げられた「周南いのちを考える会」と出会いました。(緩和ケア病棟は県内には現在3カ所ありますが、県東部にはありません。)


  がんとしっかり向き合って逝った夫の姿をみてきた私は、自然な気持ちでこの市民運動に関わるようになりました。


  2002年、25,000人分の署名を添えて二井知事に「山口県東部に緩和ケア病棟設置」を願う要望書を提出しました。また、この間、講演会やホスピスケア講座を開催し、市民の皆さんと共に「いのちの大切さ」や「がん医療」などについて学んできました。


  この市民運動がきっかけとなり、県は昨年5月に第5次保健医療計画において緩和ケア病棟を現在の3施設から4施設に整備目標を設定されましたし、徳山中央病院は「緩和ケア病棟設置」を県に要望されました。


  そして、嬉しい事に、去る5月18日に県医療対策協議会、21日には県医療審議会が開催され、緩和ケア特例病床(25床)が了承されました。


  今後は、「県が厚生労働省に申請し、開設許可がおりれば今年度中に県知事が徳山中央病院へ設置を許可」の見通しです。


 多くの市民の皆さんの声が反映された施設ができることを、心から祈っています。

腎友会の総会に出席して

  一昨日、「周南腎友会」の総会に来賓としてご案内を受け、出席しました。腎友会とは、慢性腎不全など腎臓の病気のために、「人工透析」を受けておられる方たちの患者会です。


  以前は、重い腎臓の病気になると、長期生存は難しいといわれていました。医学の進歩により人工透析が始まりましたが、最初の頃は治療費が高額のために一部の患者さんしか治療を受けることができませんでした。


  そこで、患者さんや家族の方たちが立ち上がり、団体を作り、行政に働きかけた結果、昭和47年、人工透析の医療費が公費によって助成されるようになりました。


 それと同時に、人工透析の機械も全国に普及し、「いつでも、だれでも、どこでも」透析治療を受けることができるようになったのです。


kara1.jpg  患者さんは腎臓の病気があっても透析を受けることによって、普通に日常生活をおくることができます。しかし、「週に3回、何時間もかけて、通院・治療」は、大変な時間と労力がいります。身近な所で、安心して治療を受けたいと思っておられるのは当然の事だと思います。


  現在、全国には25万人の透析患者さんがいらっしゃるそうです。今日の総会に出席して、皆さんのお話を聞き、改めて、患者さんや腎友会が抱えておられる様々な課題を知ることができました。皆さんが安心して透析ができ、元気に暮らせるために、一緒に頑張っていきたいと思いました。


***参考***

血液透析(HD)とは

人工透析の中でも一般的なのは血液透析。これはシャント血管から患者さんの血液をダイアライザーと呼ばれる透析装置に送り、身体にたまった老廃物や余分な水分を取り除いてきれいになった血液を再びシャント血管より身体の中に返します。週に3回、1回4~5時間かかり、血液中に蓄積された毒素を除去します。

嬉しい悲鳴!「満室です!」

  去る22日、県内各地の旅館経営者が集まり、「山口県旅館生活衛生同業組合」の総会・懇親会が周南市内のホテルで開催されました。私も、地元県議としてご案内を受け出席しました。


  懇親会の後、県の観光連盟の関係者が急遽、宿泊される事になりました。ところが、いくら電話をかけて探しても、市内のホテルや旅館はどこも満室です。


 「平日でしょ?こんなことがあるのですか?県内の他の市ではありえない状況です!」

と、その方は驚かれました。


  実は、周南コンビナートの企業[東ソー南陽事業所・日本ゼオン・(株)トクヤマ徳山製造所など]では積極的な設備投資が続き、プラント建設と定期修理で、現在、約5000人の作業員が増えているのです。


 そのため、周南地区のビジネスホテルは6月中旬まで殆ど満室状態です。しかも来年の秋まではこの状況が続きそうだということです。


  周南市の長期滞在型のホテルや旅館、湯野の温泉街も殆ど満室という嬉しい悲鳴が聞こえてきます。これを契機に、周南市が元気を取り戻せるよう、新しく就任された周南市長さんと、共に手を取り合って頑張りたいと思っています。


尚、参考までに♪

  このホテルの担当者はとても親切な方でした。「何とかしよう!」と一生懸命、他のホテルにあたってくださり、ようやく一部屋確保していただきました。

観光連盟の方は大変喜ばれ、「温かい街ですね!」と、感激されていました。おもてなしの心が伝わってホッとした一日でした。

「第6回藤井真杯大会」

優勝をめざして、一生懸命プレイしている子供達  周南市総合スポーツセンターにおいて、周南市スポーツ少年団ミニバスケット「春季交歓会ならびに藤井真杯大会」開催されました。


  夫は県ミニバスの会長をしておりましたので、亡くなった時に役員の皆様と相談し、「藤井真」の名前を残していこうと「杯」をつくりました。今日、参加している6年生が、幼稚園の年長さんの時に夫は亡くなったのだと思うと、月日のたつ早さを実感いたします。


  夫は、子ども達がミニバスを通して、ルールを守ること、仲間と仲良くすること、礼儀正しくすること、優しい心と強い身体をつくることなどの目的に向かってすくすくと成長してくれる事を望んでいましたので、私もその遺志を継ぎ、同じ思いで応援をしているところです。


  今日は22チームの参加がありました。仕事を持ちながら、いつも子ども達の指導にあたってくださる役員・指導者の皆様に心から敬意を表します。

ツル便り

益田での元気な3羽のツル  5月7日の「日々の想い」に載せております八代で放鳥した3羽の保護ヅルのその後の経過について、周南市より次のような報告がありました。


 ・3月 3日 保護ヅル3羽を放鳥

 ・3月20日 渡来したツル9羽が渡去

 ・4月 8日 3羽が八代から北へ向かって飛び立ち、益田市周辺に降りる

 ・4月29日 3羽が北北東に向かって飛び立つ

 ・4月30日 衛星の追跡で日本海を北上中

 ・5月2日~14日 4月30日と同位置

 ・5月16日以降 発信機からの情報が得られない状況


 *上記のことから、ツル3羽の生存の可能性は極めて低いものと推測されます。


  7日以降、何となく悪い予感はしておりましたものの、この報告を聞いて、やりきれない気持ちでいっぱいです。


 この3羽は一昨年の秋、シベリアから飛来してきたツルですから、「渡り」の能力はあるはずです。


  しかし、3羽のツルはシベリアの正しい方向がわからないまま、結果的に、益田市から日本海の一番広い部分を選んで飛び立ったのでしょう。


  ひたすら朝鮮半島を目指し、一生懸命飛び続け、とうとう力尽きてしまった3羽のツル・・・。心が痛みます。

「地域ふれあいスポーツ」に参加して

皆さん全身でゲーム等、楽しんでおられました  大道理地区体育振興会主催の「地域ふれあいスポーツ」が開催されました。これは、スポーツを楽しみながら、地域コミュニティの発展、高齢者の心身の健康増進、児童の健全育成などを目的とするものです。今回が初めての試みで、今後は毎月1回開かれるそうです。


 先日、体育振興会の会長さんから、

 「この会を充実したものにするために徳山レクリエーション協会の力を貸して欲しい。」

という依頼がありましたので、私もレクの会員として、レクリエーション協会の方たちと一緒に指導に出かけました。


  小学校の体育館には夜にもかかわらず、大勢の親子や高齢者の方が集まってこられました。参加者は4チームに分かれ、レクリエーション協会の指導のもとで2時間あまりゲームを楽しみました。


  皆さんは、汗をかきながら広い館内を走り回り、全身で楽しまれた様子です。チーム全員の協力がないとできないものも多く、お互いに助け合いながらゲームに参加されていました。また、「ヒューストン」という、安全吹き矢もありました。


 終了時、大道理小学校の児童の皆さんから、

 「楽しかったよ!また来てね!」

 「ヒューストンって、どこに行ったらできるの?また、やってみたい!」

など、嬉しい声がたくさん聞かれました。


  レクリエーションスポーツは、コミュニティの親睦をはかるためには非常に有効な手段です。今日のような出前もできますので、御希望の方は御連絡をください。

楽しいバスハイク

いろんな花を楽しむことができる、すばらしいフラワーパークです  周南市久米の政所自治会のバスハイクに参加させていただきました。行き先は、岡山県の蒜山(ひるぜん)高原と鳥取県の花回廊です。高速道路で片道4時間半かかりました。


 蒜山高原はちょうど「しゃくなげ祭り」が開催されており、広い園内には、約100種類、5,000株の色とりどりのしゃくなげが咲き誇っていました。


 「とっとり花回廊」は、8年前に大山を背景に造られた日本最大級(総面積50ha)の県立フラワーパークです。園内の中央に、シンボルである「フラワードーム」があります。直径50m・高さ21mの円形のガラスのドームで、珍しい樹木や南国の花々が咲き乱れていました。その周りを取り囲むようにして「南館」「北館」「ゆりの館」「霧の庭園」「水上花壇」などが作られています。


  園内を走る「フラワートレイン」や、園内をぐるりと一周する周囲1Kmの「屋根付き回廊」を利用すれば、誰もが無理なく楽しむことができるようになっています。


  私も皆さんと一緒に、花が一面に広がる「花の丘」や、木々に囲まれ小川のせせらぎと野の花の眺めを楽しめる「花の谷」など、広い園内を、時間を忘れて歩き回りました。



 政所地区の皆さんのコミュニティの素晴らしさには、いつも感心させられています。その秘訣は、

『お好きなものをどうぞ!』と何かを差し出された時に、自分が欲しいものは選ばない。自分が欲しいものは他の人も欲しいはず。みんながそういう気持ちでいれば、地域が思いやりといたわりに溢れ、みんなが仲良く生活できると思う。」

と、さりげなく言われた方の言葉が心に響きました。


  コミュニティのモデル地区にもなる皆さんとの和気あいあいの楽しい一日。いろいろな学びを得ることができました。皆さん、大変お世話になりました!


 ***参考***

  「とっとり花回廊」の総工費は182億円。来場者は年間に38万人。入園料は大人1000円。但し、12月~3月は700円。小中学生は半額。

厚生委員会の副委員長を拝命いたしました

私の新しい席です  4日間の臨時議会が終わりました。この議会では、正副議長の選挙、各常任委員会及び議会運営委員会委員の選任と、それぞれの正副委員長の互選が行われます。


 私は、希望通り厚生委員会に入ることができ、また、初めて、副委員長のポストを拝命いたしました。


  厚生委員会では2つの部を所管します。健康福祉部では、子育て支援や少子化対策、高齢者・障害者対策、医療を取り巻く諸問題など、また、環境生活部では、暮らしの安心・安全基盤の強化、地球温暖化対策、自然環境保全など、両部とも、さまざまな課題を抱えています。それぞれの課題に対し、副委員長として全力で取り組んでいく所存です。


 また、2期生の代表として、議会運営の要である議会運営委員会にも所属する事ができました。


  改選に伴い、本会議場の席も替わりました。自民党に新人議員さんが6名入られましたので、私の席は議長席に向かって前から2列目、右から2番目となりました。

「早咲きの花」を観て

菅原監督さんと 映画「ほたるの星」の監督をされた菅原浩志さんの新作、「早咲きの花」を観ました。


  主役「三奈子」を演じるのは浅丘ルリ子さんで、海軍工廠のあった愛知県豊橋市で撮影されました。医師から失明を宣告された写真家の三奈子は、目の見える間に故郷の風景を目に焼き付けたいと、幼い頃、母や兄と疎開していた豊橋市を訪れるシーンから映画は始まります。


  食べるものも着るものも不足していた戦争中に、6歳の三奈子が、兄や兄の友達と一緒にスイカを盗んで食べたり、川で石投げ合戦をする楽しそうな様子がスクリーンいっぱいに広がります。夏の太陽の下で、野山を元気に駆け回る子ども達の輝く笑顔が印象的でした。


  広島に原爆が投下された翌日、昭和20年8月7日、三奈子の兄たちが学徒動員で働いていた豊川海軍工廠が空爆を受け、中学校に上がったばかりの兄や同級生たちの若い生命は絶たれてしまったのです。


 しかし三奈子の心の中には、少年の日のままの兄が生き続けています。


  わずか25分間の空爆により、3.000人もの人が亡くなり、しかも、その中には460名以上の学徒動員の生徒が含まれていたそうです。軍事の報道規制により表に出ることがなく、今でも殆どの日本人がこの事実を知らないそうです。


 この映画を通し、「生命の大切さ」「戦争の悲惨さ」「平和の尊さ」「今、生かされていることの喜び」について、改めて考えさせられました。「早咲きの花」は今の平和な時代に生きている私たちに、大切なものを思い出させようとしているように感じました。


   *選挙中に私の事務所に応援に駆けつけてくださった菅原監督さんと再会を喜び合い、一緒に写真を撮りました。

海王丸が出港しました

海王丸の実習生がマストに上がって登墻礼  セールドリルや船内の一般公開など、市民を楽しませてくれた航海訓練所の大型練習船「海王丸」が、5日間の日程を終えて7日 、周南市の徳山港を出港しました。


  午前10時、甲板に乗組員全員が整列する中、静かに船は岸壁を離れました。同時に、90名の実習生は、掛け声と共に、はしごを使って高さ50メートルのマストに素早く登って行き、4本のマストの全ての帆ゲタに並ぶと、一斉に帽子を振りながら「ごきげんよーう!」と三唱。


 見送りに集まった市民1500名は、その「登墻礼(とうしょうれい)」に感動しながら「万歳三唱」で返礼しました。


  出港前、甲板に立って乗組員に指示を出しておられる雨宮船長さんに、私は岸壁から手を振りながら「どうぞ御無事で!また会いましょう!」と大きい声でご挨拶をしました。


高さ50mのマストの穂ゲタの上での登墻礼
  すると、船長さんは私の姿を見つけ、「ありがとうございました!」と敬礼。その後、いつもの素敵な笑顔を見せてくださいました。周りの皆さんから大きな拍手が起こり、とても感動的なお別れとお見送りができました。


  この5日間で15.000人が海王丸の見学に来られたそうです。実行委員会の皆様、本当にお疲れさまでした。


  *下の写真は、マスト最上段の帆ゲタに上がって 登墻礼をしている実習生のみなさんです。

プロフィール

ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

リンク
カウンター
検索フォーム
カレンダー
04 | 2007/05 | 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ