八代のツルの北帰行 & 保護ツルの様子

  去る24日、八代のツル13羽は、揃ってシベリアへ向け飛び立ちました。今年は天候が不順なために、記録史上、最も遅いそうですが、1ヶ月前、出水市から移送されてきた保護ツル3羽は、まだ、傷が癒えない為、このまま八代に残り、夏を越す予定です。

  先日、八代へ、保護ツルの見学に行きました。高台のケージの中にいるツル3羽(雄1羽と、雌2羽)は、2台の監視カメラで行動が常にキャッチされ、その様子は、ツルいこいの里交流センター内のパソコンで見ることができます。

 市教委のツル担当の徳永さんに

   ・3羽とも、とても元気で、よく食べ、よく眠る。

   ・2つの部屋を、餌場とねぐらに区別して使っている。

    ・3羽の個性も出てきた。雄のツルは飼育員さんが近づくと、立ちはだかって雌を守ろうとするし、夜は、監視役もする。

   ・餌は、小麦や生きたコオロギ、ツル用の人工餌。1羽が一日カップ1杯位。

などのお話を聞きました。

  北帰行を終えた八代の里では、この秋までの間に、いろいろな工事が行われる予定です。このケージが置かれている場所には、ツル保護センターの管理棟の建設が始まるため、ようやく環境になれた3羽のツルも、どこかへ引越しをしなければなりません。

  飼育が目的ではなく、野生復帰させる事が目的なので、3羽のツルには名前も付けないそうです。(足輪によって、黄・黒・青と区別されています。)

  長期飼育には沢山の課題があり、また、事業の推進体制などの問題があるそうですが、大切な出水のツルを移送して頂き、渡りの存続をかけているわけですから、ぜひ、頑張って頂きたいと思います。

 写真は、監視カメラでとらえた映像です。

「悠久の里」の開所式に出席して

市内鹿野地区に社会福祉法人、周南北部福祉会が設置主体となった、特定施設「悠久の里」が完成し、ご案内を頂いたので、開所式に出席しました。

  鹿野地区は、住民の高齢化率が高いことから、旧鹿野町時代より、さまざまな高齢者対策に力を入れられ、特別養護老人ホームや、病院など、多くの施設も整備されており、地区民のニーズに応えて来られました。

  この度は、新たに、ユニット型の特定施設ケアハウスを建設されたわけですが、家庭的な温かい雰囲気が出せるよう、各所に細やかな配慮がなされた、木の香り漂う、素晴らしい建物で感激しました。

  この(社)周南北部福祉会は、これまで、数々の高齢者向けのサービスを展開してこられていますが、世間での評価が高く、今回も前評判がよく、受付開始とともに、満員となり、既に、多くの方が待機者として申込みをされている状況だそうです。

  国では、このたび、医療制度改革の一環として、療養病床を38万床から15万床に削減し、23万床はケアハウスや特養などの施設に転換するという方針を出し、審議がなされ始めています。

  山口県は高齢化が他県より10年早く進んでおり、現在でも、どこにも入所や入院ができない方々の相談が、多数ある状況です。

  この悠久の里のオープンは正に時代を先取りした施設と言っても過言ではなく、今後の役割が大いに期待されます。

 生涯現役社会に向けて、健康で元気に暮らせるよう、みんなで、頑張りたいものだと思います。

「ふく魚介類供養祭」に参列して

  周南市水産物市場買参人組合の会員さんでつくられる実行委員会の主催で「ふく魚介類供養祭」が行われ、ご案内を受け出席しました。

  会場となった周南市水産物市場には祭壇が設けられ、大きなふくと鯛が供えられ、3人の僧侶による読経の後、参列者の焼香が行われました。

  ふぐの旬は「秋の彼岸から春の彼岸まで」と言われ、刺身、鍋、唐揚げ、雑炊といろいろな食べ方がありますが、山口県では、フグのことを「ふくと呼びます。「ふぐ」は「不遇」を連想させ、「ふく」は「福」に通じるとされているからだそうです。

 周南市の粭島(すくもじま)は、ふぐ延縄漁(はえなわりょう)の発祥の地で有名です。明治の末期、地元の高松伊予作さんという漁師さんが、釣り針の改良を重ね、現在の「粭島型」を考案され、このおかげで、山口県のふぐ漁獲量は全国一になったそうです。東シナ 海で操業する50tクラスの延縄漁船における延縄の長さは、およそ50kmにも及ぶそうです。

(幹糸がふぐの鋭い歯で噛み切られるのを防ぐため、部分的に銅線を使用するなどの、さまざまな工夫が凝らされています)

  しかし、近年、天然物ふぐの漁獲量は振るわず、山口県における漁獲量は、統計を取り始めた昭和45年には約5千トンの水揚げ高がありましたが、現在では、その5%にまで落ち込んでおり、資源の減少が深刻になっています。本日も、恒例により、参列者全員で「大きくなって帰っておいで!」と声をかけながら、ふくの稚魚の放流をしました。

 周南市の南端にあります粭島の入り口には、ふぐ延縄発祥の地のモニュメントがあります。毎年、7月には、神輿が海を渡る勇壮な貴船祭りもありますので、ぜひ、一度見に来てください。

    ***参考***
  2005年7月31日の日々の想いに、粭島の貴船祭りを見物しての記事を書いています。

野球のシーズン到来!

 私が顧問をさせて頂いているサンデー早朝野球連盟のリーグ戦が開幕し、今日は所属している15チームの皆さんが揃って参加され、盛大に開会式が開催されました。

  秋の大会以後、初めて出会う方も多いため、「元気だった?」と、お互いに声を掛け合いながら、再会を喜びあう光景があちらこちらに見られます。

 私は挨拶で、

「選抜高校野球大会へ、南陽工業高校が出場すること。今日のWBCの韓国との準決勝戦のこと。25日には山本譲二さん率いる『きららマウントG』と、欽ちゃんの『茨城ゴールデンゴールズ』の試合が徳山球場で開催されることなど、嬉しい事ばかりです。これを機に、市民の皆さんが、より一層、野球へ関心を持ってくださり、新しい野球ファンや選手を生み出すことを期待します」

と、お話させて頂きました。

  午後のWBCの準決勝戦は、日韓対決で、3度目にしてようやくリベンジを果たしてくれました。この瞬間、日本中が大きく沸いたことでしょう。私も、家族と一緒にテレビの前で大きな歓声を上げました。

  あの大舞台での、選手の皆さんの一球一球に全神経を集中させる冷静な対応を見ながら、大きな感動と共に、人間として見習うべき点を感じました。

  王ジャパンは明後日、強豪キューバとの決勝戦に臨みますが、ぜひ、選手各人の素晴らしい技術とチームワークで思い切った試合を展開し、世界一のタイトルを勝ち取って欲しいと思います。頑張れ  全日本チーム!

周南市連合遺族会の大会に出席して

周南市連合遺族会の大会が開催され、ご案内を受け出席しました。

 私は、挨拶の中で

  「この平和な日本の国は、尊い生命を捧げ、犠牲になってくださった多くのご英霊達のおかげで成り立っている事を子どもたちへ、しっかり伝えていかなければいけないと思う。

 昨年の11月、沖縄県の摩文仁の丘にある「防長英霊の塔」前で行われた慰霊祭に参列し、当時の現地に深い思いを馳せながら、遺族の方々と一緒に涙を流し、大きな感銘をうけてきた。

 その時に、ある一人の方が、『英霊の塔の前の【山口県】という案内板の標柱がとても貧相で恥ずかしい。どうにかならないだろうか?』というご指摘をされたので、早速、県にお願いに行ったところ、新しく、黒みかげ石で立派なものに作り変えるよう予算が取れた。今年行かれる方は、楽しみにして行って欲しい。」

  と、お話させて頂きましたが、皆さんが「あー、よかった!」と、頷きながら聞いてくださる姿を見て、とても嬉しく思いました。

  また、この会の会員さんは殆どが2代目となっていますが、戦後60年ともなれば、高齢化を迎えていますので、山口県の抱える大きな問題の一つである「高齢者の交通事故」について

  「全国では、昨年、死亡者が大きく減少したのに、山口県では逆に10人も増えた。今年は、昨年よりハイペースで死亡者が増えており、しかも、そのうち、高齢者の方が半分も占めているので、『紅葉マーク』『反射材』などを利用しながら、自分の身体は自分で守り、交通事故を減らしましょう!」

と、お話させて頂きました。

  自分の考えを皆さんに伝える機会を頂いた時、「いいチャンス!」と捉え、今、課題となっていることを、しっかり、お話させていただかなければといつも思っています。

2月定例議会 閉会

  2月定例議会が、無事、閉会しました。平成18年度当初予算案をはじめ、「山口県犯罪のない安全で安心なまちづくり条例」など、提案された70の議案と請願1件の全てが可決されました。

  平成18年度の当初予算は7,305億円で、対前年度比マイナス2%となっていますが、私の所属している厚生委員会の予算については、環境生活部で24、4%、健康福祉部で0、6%と、大幅な伸びを見せています。

  特に、環境生活部の予算が大幅に増額した要因は、今秋、開催される国民文化祭の実施に伴う事業費が計上されたためです。

  4月1日から、水産部の廃止に伴い、新たに「農林水産部」として発足、子どもの施策に関する3つの部署が統合され、新しく「子ども未来課」としてスタートするなど、大幅な機構改革がなされます。

  また、今回は、厚生委員会提出の「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書案」をはじめとする4つの意見書案も可決されました。

  私は、これまで「救う会山口」のメンバーとして、県内各地で、数回にわたり、拉致に関する講演会を開催してきましたし、この意見書は待ち望んでいたものです。ようやく全会一致をもって可決され、とても嬉しく思っております。

南陽工業野球部の壮行式に出席して

  選抜高校野球大会に出場する南陽工業高校野球部の選手たちの壮行式が開催されるという朝のニュースを聞き、私も、「ぜひ選手たちを激励したい!」と思い、会場へ駆けつけました。

  真新しいユニフォームに身を包んだ選手の皆さんは、多くの市民の応援団やマスコミのテレビカメラを前に、一人ずつが、

「笑顔を忘れず、全力投球して来たい」

「チームの勝利に貢献したい」

「大きな声を出し、感動させる試合を見せたい」

など、緊張しながらも、爽やかに、元気よく、決意表明をされました。

  南陽工業は、23日の開会式直後の第一試合で、兵庫県の神港学園と対戦する事が昨日決まりました。捕手の佐伯主将を中心として、持ち前のチームワークと機動力で、優勝目指して、頑張って欲しいと思います。

  明日、彼らは、小さい頃から憧れていた甲子園へ行かれるそうです。周南市になって初の快挙ですので、多くの市民が大きな期待を持って応援していますし、小中学生の野球少年は、「僕も後に続きたい!」と大きな夢を持って見つめていると思います。

 日頃の練習の成果をしっかり発揮して、悔いのない試合を展開してきて欲しいと思います。頑張れ!南陽工業!

厚生委員会の報告

 13・14日と、2日間にわたって厚生委員会が開かれました。3月半ばというのに、山口は大雪でした。

今回の私の質問は、

①八代のツルの保護対策について

    先日、出水市から3羽の保護ツルが移送されてきた。みんな元気に過ごしており、よく食べるし、よく走り回っているので、安心している。

   地元も、農事組合法人を立ち上げ、ツルにも人にも優しい循環型農業の取り組みを始めた。

   放鳥をする際には、より一層の自然環境を整備する必要があると思う。

   県としても、全面的な支援をお願いしたい。

②子ども条例について

   県庁の組織再編の一つとして、「子ども未来課」が新設される。

   私のキャッチフレーズは「子どもの未来つくりたい」なので、非常に嬉しいし、期待している。

    知事さんは「子ども条例」について前向きに考えておられるようだが、骨格や柱は何なのか?どんな方向性のあるものを考えておられるのか?今後の予定は?

    ぜひ、子どもの権利擁護を目的としたものでなく、少子化対策と、青少年の健全育成に役立つ条例を作って欲しいと思う。

   厚生委員会で充分審議していきたいと思う。

③看護師の確保対策について

    看護師さんの労働条件や、働く環境整備(院内保育所や夜間保育所など)をしないと、仕事と家庭・子育てとは両立しないため、どうしても辞めていかざるを得ない。

    県内の看護師さんが不足しているため、県外からの派遣でまかなっている病院もある。働きやすい環境を作っていかなくては、この問題は解決しないと思う

  他県に比べ、高齢化が10年早く進んでいる山口県は、少子化、人口減少問題は、待ったなしの状況ですし、医療制度改革を前に、検討していかなければならない課題も山のようにあります。これからも、一つずつ勉強しながら、解決に向け、一歩ずつ進んで行かなければと、思いを新たにしたところです。

山口県看護連盟の研修会に出席して

  周南市で、山口県看護連盟のブロック研修会が開催され、ご案内を受け出席しました。日本看護連盟の石田昌宏幹事長が講師として招かれ、「なぜ、国政に看護職の代表が必要か」というお話をされました。

 石田幹事長さんは

「患者さんに優しく看護してあげよう、と夢を持って、一生懸命勉強し看護師になっても、実際の現場は非常に厳しく、患者の高齢化に伴い、以前よりも忙しさは倍増しており、マンパワーの不足により、多くの看護師さんは、肉体的にも精神的にも疲労は極度に達している。

  年間に5万人の看護師を養成しているが、現場とのギャップが大きく、そのうち数年後には4万人が辞めている。

  教育制度の改革や、勤務条件の改善、保育体制の充実(院内保育所、病児保育所、学童保育など)などにより、看護の現場が、もっといきいきと働けるものにしないといけない。

  法律をかえなければ、どうにもならない所もあるので、そのために自分たちの代表を政治の世界に送り出そう」

と、厳しい看護の現場を改善するための、看護連盟の任務と責任について、詳しくお話してくださいました。

  私も、子育て支援のための院内保育所の整備と、医療制度改革について(特に療養病床の削減と在宅ケア、訪問看護の充実について)お話させて頂きました。

  周南市には多数の病院がありますが、その中で、院内保育所があるのは、わずか3箇所です。しかし、そのうち2箇所は夜間保育もされているそうで、夜勤勤務をされる人たちに大変喜ばれているようです。

  院内保育所は看護師さんたちの福利厚生施設として、絶対必要な施設ですので、行政としても積極的な支援が求められます。

   医療制度改革により、看護を取り巻く環境も今後大きくかわりますので、共に勉強しながら、共に歩みたいと思います。そして、看護師さんひとりひとりが、専門家として、誇りと自信を持って働くことのできる環境づくりに努力しないといけないと、思いを強くいたした所です。

 ***参  考***

  現在、日本看護連盟では、3名の議員を国会へ送り出しています。

        清水嘉与子参議院議員 ・南野知恵子参議院議員・阿部俊子衆議院議員

  県議会議員で、日本看護連盟に所属しているのは、全国で私1人だそうです。

「こどもの救急」サイトの開設について

  先日から、テレビや新聞で、日本小児科学会が「子どもの救急時の対応について」のサイトを開設された旨の報道がされておりましたので、親の立場に立って、見てみました。

  私は、3世代同居の中で、3人の子どもを育ててきました。この間には、時間外診療を受けたり、夜間、かかりつけの小児科の先生のご自宅に電話をかけたり、知り合いの看護師さんに相談したりと、救急車のお世話にこそなりませんでしたが、数回の入院も含め、病気や怪我など、いろいろな体験をしてきました。

 最近は、少子化と核家族化により、経験不足の親が増え、的確な判断ができないため、夜中や休日の時間外診療を受診する患者さんが多いそうです。

  自らの体調の異変を訴えることのできない小さな子どもの急な発熱や腹痛は、母親にとって本当に不安なものであり、すぐにでも病院へ飛んで行き、医師の診察を受けたいと思うのが当然であろうと思いますが、時間外診療受診者の8割―9割は軽症で、急を要さない患者が多く、結果的には現場の小児科医の負担になっているそうです。

 また、全国的にも、労働条件のきつい小児科医師のなり手が減少し、医師不足のために、小児科を廃止する病院が増加しているのが現状だそうです。

  その背景の中で、日本小児科学会は、後継者育成にも全力で取り組みをされていますが、今回は、小児科医師の大きな負担になっている時間外受診者を減らすために、親の協力を求めることとし、このサイトを開設されたそうです。

  「発熱」「けいれん」「やけど」「下痢」など、該当する症状や、年齢、当てはまる項目をチェックすると、救急車を呼ぶべきか、タクシーなどで急いで病院へ行くべきか、朝まで家で様子を見るべきか、また、その際の注意点・観察点は何かなど、わかりやすく表示されます。

 このサイトを、ぜひ多くの子育て中の親に見ていただき、いざという時のために備えて頂きたいと思います。両親が少しでも病気に対する知識を身につければ、問題となっている時間外診療も減り、医師への負担も軽減されるのではないかと思っています。

ウェブサイトは「こどもの救急」です。一度ご覧になっていただき、ぜひ、子育て中の若い親御さんたちへ、ご紹介して欲しいと思います。

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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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