今年1年を振り返って

 年の瀬も押し迫り、今年も残すところ、後3日となりました。振り返ってみますと、いろいろなことがありましたが、何はともあれ、1年間健康に過ごせたこと、また、議員として、地域のために走り回ることができましたことは、私にとって、最高の喜びであります。
 個人的な活動として、大きな出来事は
 ①日本看護連盟支部役員研修会で講演をしたこと
 ②「みかんの花」がわたぼうし大賞受賞。上海での「アジア太平洋大会」に同行。
 ③棚田オーナーに登録。大豊作。
 ④ホスピス研究会全国大会in広島へ参加。
 ⑤がん患者大集会in大阪へ参加。
 ⑥ツルの保護対策活動。出水市訪問。
 ⑦テロップ・手話つきで聴覚障害者向けの「ほたるの星」上映会開催。
 など、新たな経験を積むことができました。

感動した「高水イーグルス」の卒団式

卆団生から監督やコーチの方へ感謝の花束贈呈
 
 先日、周南市のソフトボールスポーツ少年団「高水イーグルス」の卒団式があり、ご案内を受けましたので、出席しました。今回が2度目の出席です。

 恒例の「卒業生親子対抗ソフトボール大会」を楽しんだ後、卒団式のセレモニーと、お食事会がありました。

 セレモニーでは、卒団生の挨拶の後、在団生が一人ずつ前に出て、

「守備や打ち方を教えてくれてありがとう!」

と、泣きながらお礼の言葉を言います。中には幼稚園の年長さんもいますが、異年齢間で、とても仲のよいチームであったことがよくわかります。

  また、卒団する子どもとその親(両親がいる場合は一人ずつ)がみんなの前で、お互いに目を見つめながら、ソフトボールに関わる話をします。

「お前が上手になることだけを願って、大きな声で怒ったり、手を挙げたこともあるけど、よく付いてきてくれた。よく頑張った!」

「あなたのお陰で、お母さんもこの地域に溶け込む事ができたよ。ありがとう!」

「お母さん、小さな弟や妹の世話があって大変なのに、いつもおいしいお弁当作ってくれてありがとう!」

「お母さん、いつも真っ黒に汚れたユ二フォームを洗ってくれてありがとう!」

「お父さん、仕事で疲れているのに、いつも、試合を見に来てくれてありがとう!」

など、普段、照れくさくて言う事ができない、心の中にある感謝の言葉を、素直な気持ちで伝えあいます。

  最後は、お互いに抱き合ったり、握手をしたり、一緒に皆さんへ頭を下げたり・・・と、それぞれの親子に、温かく強い絆を感じます。

  監督さんやコーチの人達は、言葉にならず、目に涙を浮かべながら、大きな感慨を胸に、じっとその親子の姿を見つめていらっしゃいます。

「身体もきついし、来年はコーチを辞めようかな?」

と思っていても、この姿を見ると、

「もう一年だけ頑張ってみようか!」

と思い直し、指導への力が湧いてくるそうです。

  子ども達のスポーツ競技力の向上と共に、礼儀正しさを身に付けるためには、このような指導者の力が、何よりも大切な事であると、いつも思っています。

  本日の親子のふれあいは、実に素晴らしい光景であり、私自身も大きな感動を得ましたので、いろいろな青少年活動やスポーツ少年団活動の指導者の方にお話をし、広げていきたいと思います。

八代のツル、新たに6羽が飛来!

 今年、八代盆地へのツルの飛来数は7羽のままでした(10月23日に3羽、11月8日に4羽)。

  11月9日、別の3羽が飛来してきましたが、縄張り争いに負けたためか、2時間後、どこかへ飛んで行き、行方不明になってしまったままで、以後、たびたびの寒波の襲来はあるものの、新たなツルは、一切姿を現さず、

「今年は、これで終わりなのかねぇ・・・」

と、関係者みんなが少し諦めていました。

 ところが、21日の早朝、ナベヅル環境保護協会の会長さんから

「6羽も来たぞ!」

と、大きな声で嬉しい報告があり、「やれやれ・・・」と、胸のつかえが取れ、ホッといたしました。

  飛来の遅れは、シベリアから南下する途中の韓国でも、餌を撒く飛来地が増えている影響も考えられるそうです。寒波で、その地が凍結したため、ようやく南下してきたのかもしれませんが、過去最少を更新する「7羽」が長く続いていただけに、昨年と同じ13羽となった念願の飛来に、胸をなでおろしました。

  今年は例年になく、寒波が続いておりますので、シベリアからの偏西風に乗って、もっともっと沢山のツルが来て欲しいと願っております。

人口減少の続く山口県の実態について(国勢調査の速報から)

去る20日、山口県は2005年国勢調査(10月1日現在)の速報を発表しました。

  人口は149万2575人で、5年前の調査より、3万5389人の減少で、過去、2番目に大きな減少率(2、3%)となり、人口の減少に歯止めがかからない現状が、浮き彫りになりました。

  減少数は、柳井市の人口に匹敵(35,927人)するため、この5年間で、柳井市が一つなくなったのと同じ事であり、実に危機的状況であります。

  一方、世帯数は59万1,232世帯で、前回調査に比べ、7507世帯の増加(1、3%)となっておりますが、1世帯当たりの人員は2、52人と、世帯規模は縮小化の傾向にあります。

  本県の人口は、大正9年の第1回国勢調査から、昭和30年まで一貫して増加を続けてきましたが、昭和35年から45年までの間が減少。その後、昭和60年まで増加を続けたものの、平成2年以降は減少の一途をたどっています。

      山口県の人口の推移  (1,000以下四捨五入)
    大正 9年  104万人   世帯数23万
   昭和30年  160万人     〃 35万
    〃  45年  151万人     〃 42万 
    〃  60年  160万人     〃 52万
    平成 2年  157万人     〃 54万
    〃  12年  153万人     〃 58万

      人口上位の市町村
    順位1 下関市   290,693人  
       2 山口市   191,682人   
     3 宇部市   178,952人
       4 周南市   152,372人


      人口増加数の多い市町村
    順位1 山口市    2,989人(1、6%)  
       2 下松市      412人(0、8%)
       3 田布施町      69人(0、4%)

      人口減少数の多い市町村
    順位1 下関市   10,404人(△3、5%)  
       2 周南市    5,011人(△3、2%)
        3 萩市      3,756人(△6、1%)
        4 宇部市    3,079人(△1、7%)

  人口減少の理由としては、若者の県外流出が20,700人と多い事(社会減)と、死亡数が出生数を14,700人も上回った事(自然減・前回のほぼ倍増)が上げられます。

  特に過疎の進む中山間地域などで減少率が高く、上関町では14%、美川町・錦町・阿武町などでも10%を越えています。

  厚生労働省も、人口動態統計の年間推計を発表し、1899年の統計開始以来、初の「自然減」となった事を明らかにしました(死亡数が出生数を約1万人上回った)が、人口減少社会に突入すると、経済活動の活力が失われ、現行の社会保障制度も揺らぐ事が懸念されています。

  政府は、少子化対策を強化する方針を打ち出し、来年度から、児童手当の支給対象を小学校3年生から6年生まで拡大することを決めました。

 しかしながら、仕事と出産と子育ての板挟みに悩む女性たちの話を聞きますと、

「こんな状況で、どうやって産むの?」

「二人目が欲しいけれど、産めば、パートの仕事がなくなるし・・・」

「我が家は決して裕福ではないのに、所得制限にかかるから児童手当が貰えない・・・」

など、口々に言われます。

  もはや、少子化対策は国の抱える最重要課題であり、待ったなしの状況ですので、具体的効果が現れるよう、早急な施策が求められます。

  私も、今、県議会の「人口減少問題対策特別委員会」の副委員長として、執行部の方たちと、年明けから始まる委員会活動の諸準備をしているところですが、人口減少に歯止めをかける施策について、あらゆる観点から検討していく所存です。

PET(ペット)検査受けました

  去る15日、市内の本城クリニックで「PET検査」を受けました。早期がんの発見に威力を発揮する機械として、中国地方では、一昨年秋、初めて導入されました。私は、今回2回目の検査でしたが、どこも異常なく一安心しているところです。

  ペット検査とは、新しい画像診断法で、静脈に薬(ポジトロン核種を結合させたブドウ糖製剤)を注射した後、1時間ほど安静にし、その後、30分位、ペットの台に横になって全身を撮影する検査です。2時間あまりで全身チェックができる上に、寝ている間に終わってしまうという精神的・身体的負荷がとても少ないもので、痛みも苦しさ・不快感もありません。

  また、これまでの検査で、発見が難しいとされたごく小さながんも見つけることができ、早期発見・早期治療に有効ですし、がんの再発や、転移の診断にも役立ちますので、がん検診と治療に「新兵器」として期待されており、市内はもちろん、県内外からも多くの患者さんが受けに来ておられます。

  もしも異常が見つかった場合には、院内に設置されているCTやMRI・マンモグラフィー・エコーなどの機械で、続けて検査を受けることができますので、その日のうちに的確な診断ができますし、何より、臓器別の検査と違い、一度に全身をチェックできますので、大きな安心を得る事もできます。

  検査が終わると、先生が画像を見ながら説明をしてくださいます。がんだけでなく、小さな異常も見つけながら、生活習慣病にならないように、生活指導や、食事指導などもしてくださいます。

  がんは、死亡原因第一位であり、年間に30万人もの方が大切な生命をなくされていますし、3人に1人はがんで亡くなられています。早期発見と早期治療が最も大切ですので、皆さんも積極的に受診される事をお勧めします。特に、自営業の人や、主婦の方などは、検診のチャンスが少ないので、最低1年に1回は、(例えば誕生日に決めるとか)受けて頂きたいと思います。

12月県議会定例会がおわりました

  本日、県議会は、台風14号の災害復旧・原油価格の高騰の影響を受けている農漁業者支援など総額11億7700万円の一般会計補正予算案や、公共施設の指定管理者の指定案、2004年度の一般会計・特別会計決算など71の議案を可決し、閉会しました。

  48の公共施設の指定管理者制度の導入により、例えば、セミナーパークは(財)山口県ひとづくり財団に、県民文化ホールいわくにはサントリーパブリシティサービスに、やまぐちフラワーランドは(財)やない花のまちづくり振興財団に、二十一世紀の森施設は有限責任中間法人やまぐち里山文化研究会に、山口県光青年の家はNPO法人青少年の健全育成を支援する会に、と指定され新たな展開がされることになり、今後の運営が期待されます。

  企業会計では、県立総合医療センターが、4年連続黒字決算となりました。スタッフの皆さんが一丸となって、たゆまない経営努力をされた結果だと思います。

  また、厚生委員会発議の「障害者福祉制度の充実に関する意見書案」と、農林水産委員会発議の「WTO・EPA交渉に関する意見書案」が可決されました。

  そのほか、自民党では、在日米軍再編をめぐる米海兵隊岩国基地の問題について調査研究する議員連盟を設立しました。

厚生委員会の報告

先週の代表質問・一般質問に続き、12・13日と、厚生委員会の審査でした。

 ①公の施設にかかる指定管理者の指定について

    県民文化ホール岩国・きらら浜自然観察公園

    聴覚障害者情報センター・母子福祉センターなど。

 ②県庁機構改革について

    (12月5日の日々の想いをご覧ください。)

 ③「犯罪のないまちづくり」にむけた取り組みについて

    推進会議会長から知事への提言をうけ、条例化に向けて検討中。

 ④新型インフルエンザ対策について

 ⑤第5次山口県保健医療計画について などの所管報告の後、各委員の質問がなされました。

今回の私の質問は

 ① 産業廃棄物処理場について

      ・徳山リサイクルポートの「T10」「N7」について。

      ・計画の進捗状況と今後の見通しについて。

 ② 高齢者の交通安全について

       ・今年の交通事故死亡者は、既に昨年を上回って109名になった。

       ・交通死亡事故に高齢者がかかわる率は40%を越す。

       ・免許を持っている高齢者の割合16,7%。

       ・70歳以上の運転者はぜひ「紅葉マーク」をつけて欲しい。

       ・「チャレンジ200」へ高齢者が加入しやすくして欲しい。

 ③ エイズについて

       ・医師や看護師さんなど医療関係者のHIV抗体検査について

       ・ネットで入手できる個人向けの検査について

       ・エイズの啓発活動について

今回、初めて交通安全について質問しました。県警察と、地域安心・安全推進室が連携をとりながら、交通安全対策について、さまざまな施策をとっていただいており非常に心強さを感じます。ぜひ、1件でも事故が減少するように、交通安全協会のメンバーとして協力したいと思います

浜中和子先生をお迎えして

    県東部へ緩和ケア病棟の設置を願って活動している「周南いのちを考える会」主催のホスピスケア講座へ出席しました。

  この会では、毎年6回シリーズで、一般市民を対象にしたホスピスケア講座を開催していますが、今回は、広島県尾道市で皮膚科医をされている浜中和子先生をお迎えし、『医者でもあり患者でもあり  ~私が乳がんになって得たもの~』というタイトルの講演を聞きました。

  先生ご本人が乳がんにかかられ、はじめて、患者の立場・患者の辛さ・がんの怖さを感じたため、乳がん患者の会のぞみの会を立ち上げ、診療のかたわら、乳がん患者支援活動やホスピス活動に奔走されているそうです。

  浜中先生は「乳がんで、年間に1万人の方が亡くなっている。がんには、早期発見、早期治療が一番大切なことであり、より充実したがん検診を受けること。また、乳がんの自己検診を行うことが必要だ。」と、声を大にしてお話くださいました。

 また、

「平成15年度の、山口県のマンモグラフィーを使った乳がん検診実施率は5.7%で、全国ワースト2です!」

と、言われると、会場からは「エー!」「なぜー?」という声が上がりました。この講座を受けている人たちは、全員、がんに対する関心の高い人たちなので、みんなショックを受けたようです。

 直ちに、県へ問い合わせをしたところ、

「確かに、平成15年度は5.7%でした。しかし、平成16年度途中に、『40歳以上の人は、隔年で、マンモグラフィーでの乳がん検診を受けるように』という国の指針が改正されたので、原則実施となります。機械も、県下43の医療機関と、予防保険協会の検診車に2台整備されましたし、市町村の取り組みも始まりましたので、88%くらいまで改善する予定です。」

と説明がありましたので、早速、皆さんへお話し、安心していただいた所です。

  問題は受診率です。折角機械があっても、受けないと、自分自身の健康管理に何の効果もありませんので、積極的に受診しましょう!

  今日も生命の大切さについて沢山学びましたし、緩和ケア病棟の必要性について、再認識しました。早期整備に対し、各病院や市に要望して行きたいと思いますが、県の積極的なご支援も引き続きお願いしたいと思います。

「こども未来課(仮称)」が新設されます

 先日、県庁の機構改革の指針の最終案が発表されました。

  この指針は、県政集中改革の取り組みとして、県を取り巻くさまざまな環境の変化や新たな政策課題に適切に対応できる組織づくりを進めるため、その再編整備の方向性を示すものです。

①地域振興部に「中山間地域づくり推進室(仮称)」の設置。

②水産部を廃止し「農林水産部(仮称)」を設置。

③総務部に「防災危機管理課(仮称)」を設置。

④児童家庭課・少子化対策推進室・県民生活課青少年室を再編統合し「こども未来課(仮称)」を設置。

⑤出先機関は、8つの広域生活圏に1事務所を基本とする。

⑥県と市町との役割分担を見直すことにより、7つの教育事務所を廃止する。

⑦児童相談所の体制強化を図るため、岩国地区に児童相談所を新設する。

⑧ 東部・西部労政事務所の廃止

などが主なものですが、平成18年4月1日から実施される予定です。

 私のスローガンは「子どもの未来をつくりたい」であり、街のあちらこちらに立てている看板にも記載していますので、このたびの「こども未来課」のネーミングは嬉しい限りであり、ぜひ、この名前を使って欲しいと思っています。子どもたちが夢の持てる社会になるよう、児童の環境づくりにしっかりした施策を立てなければならないと意を新たにしたところです。

***参考***

青少年を担当する窓口に「こども」という文字が使われている都道府県は下記の通りです。


     群馬県 青少年こども課

     石川県 子ども政策課

     奈良県 こども家庭課

     徳島県 こども未来課

     佐賀県 こども課 

「こども」の表記について・・・子ども・こども・子供の3種類がありますが、各新聞社によっても異なっているようです。

グリーンサンタさんを迎えて

  環境先進国のデンマークから環境親善大使として来日されているグリーンサンタさんが、「周南冬のツリーまつり」の点灯式に参加されるため、山口県入りされましたが、山口県は初めてということで、知事さんへの親書を持って県庁を訪問されました。

  私は、県議会の厚生委員会に所属しているという事で、「周南冬のツリーまつり」の実行委員会の皆さんから、副知事さんへ表敬訪問の橋渡しを依頼され同行しました。

  グリーンサンタさんは510歳で、森林保全を呼びかける「緑の森の番人」という設定ですが、真っ白な髭に緑色のサンタの衣装を身に付けたとても優しい方です。

 グリーンサンタさんは副知事さんへ

「山口県は古い歴史と文化を持つ自然の多い場所で、森林の保全にも力を注いでいると聞いている。ぜひ、日本の先頭を切って、子どもたちのためにも自然環境を守って欲しい」

と述べ、メッセージ文と一緒にレンゲソウの種をプレゼントされました。

副知事さんは

「山口県は、森林保全のために『森林づくり県民税』を導入している。今後も環境問題にしっかり取り組んでいきたい。」

と答えられた後、グリーンサンタさんの世界各国での活動について質問をされるなど、楽しく会談されました。

  デンマークをはじめスカンジナビア地方では、環境問題に早くから着目し、きめ細かな対策(バイオマス・風力発電・環境税の導入・環境学習など)を実施してこられました。将来、子どもたちが笑顔で暮らせるように、豊かな地球を残すためには、みんなで環境問題に積極的に取り組んでいかなくてはいけないと思います。

  グリーンサンタさんは、夕方、「周南ツリーまつり」の点灯式に参加され、市民の皆さんに大歓迎をされていました。

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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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