周南市消防操法大会を見学して

 第3回周南市消防操法大会が、周南市櫛ヶ浜のグランドで開催されたので見学しました。

  自動車ポンプ操法と小型ポンプ操法2種目に、各地域の消防団が出場し、ホース延長から放水までの基本的な操作や、迅速性・確実性・安全性を競いますが、単に、技を競い合うだけでなく、消防技術の向上や消防の士気・連帯意識を高めることも目的としています。

  本大会の優勝チームは、9月17日の県大会に出場できるとあって、どのチームもこの夏の暑さの中、一生懸命練習をされ、今日はその訓練の成果を存分に発揮されましたが、県大会の予選があるのはこの周南市だけだそうです。(他市は輪番制)身体で覚える常日頃の訓練が非常に重要な任務なので、この予選には大きな価値があると思います。

  災害や火事から生命や財産を守る消防団は、現在、周南市内では18分団、1047名の団員がいらっしゃいます(定員1184名)が、自分の仕事を持たれながら、各地域でボランティアとして活動をされている責任感と愛郷精神の強い方ばかりで、とても頼もしく、また、心強い存在です。

  近年、全国各地で災害が多発しており、どこで誰がどんな災難にあうかわかりませんが、いつも市民が求めているのは「暮らしの安心・安全」です。しかし、その全てを行政だけに頼るわけにもいきません。

  自分の地域を自分達で守ってくださる消防団には、今、大きな期待が寄せられていますので、各団共に団員さんがもっともっと増えて欲しいと思いますし、いつも言っております「女性の消防団」についても、各地域でできれば、大変心強いことと思います。

「須金なし・ぶどう祭り」に参加して

  周南市須金地区で、「須金なし・ぶどう祭り」が開催され、ご案内を受けましたので行ってきました。会場となった周南市立須磨小学校には1500人を超す多数の人たちが集まり、特産品である梨やぶどうを買い求めたり、舞台で演じられるさまざまなパフォーマンスやゲームに興じておりました。

  昨年は台風の当たり年で、いくつもの台風に、収穫を前にした梨やぶどうは、傷がついたり、振るい落とされたりという甚大な被害をこうむりました。

  今年は、昨年の台風により花芽が傷んでいたため、出来具合も大変危ぶまれていましたが、生産者の方々が一致団結され、必死の努力をされたので、大豊作だそうです。

  地区内の11軒の農園には大変喜ばしい事に、次代を担う若者が育っています。自然環境の変化で、非常に厳しい条件の中での農業ですが、「須金の梨・ぶどう」というブランドの後継者として、誇りを持って頑張って欲しいと願っております。私もこの「須金の梨・ぶどう」が周南市の特産品として、もっともっと広まっていくように、お手伝いができればと思っています。

「愛・地球博」での「山口県の日」に行って来ました

  愛知県で開催中の「愛・地球博」の会場で「山口県の日」のイベントが開かれ、県知事さんをはじめ、県庁関係の多数の方と共に、観光振興議員連盟の一人として、山口県のPRに行って来ました。

  3000人を収容できるエキスポドームはほぼ満員の状態で、まず、来年、山口県で開催される「国民文化祭やまぐち2006」の紹介がなされました。県民で結成した「ぶちきらめき隊」と、マスコットキャラクター「山口きららバンド」の熱気溢れるダンスが披露され、大きな拍手を浴びていました。

  その後、壇ノ浦の合戦や巌流島の決闘の名場面のミュージカルの上演、下関市出身のタレント「ギター侍」波田陽区さんのお笑いライブ、萩焼などの特産品が当たるビンゴゲームと、次々に山口県の伝統や文化を広めるステージが繰り広げられ、大成功だったと思います。

  「愛・地球博」では、可能な限り自然を生かし環境に配慮した会場作りがなされ、そのスケールの大きさにはただただ驚くばかりです。また、環境負荷の少ない交通手段が整備されておりますし、障害のある方や高齢者などが、安心して来場できるようにバリアフリー化が各所に見受けられました。

  先日、1500万人の入場があったと報道されましたが、日本では35年目に開催される世界の祭典ですし、閉幕までもう1ヶ月ありますので、ぜひ多くの方に見て頂きたいと思います

「わたぼうし大賞」受賞の報告のため知事さんを表敬訪問

周南市の音楽セラピー集団「みかんの花」が、わたぼうし音楽祭で「わたぼうし大賞」を受賞したので、みかんの花のメンバーと共に知事さんに報告するため表敬訪問しました。

  最初に、知事さんの前で、大賞曲「祈り」の一部をみんなで歌いましたが、沢山のマスコミのカメラがあったため、彼らは少し緊張していたようです。

  作詞をされた中村知子さんが、知事さんに、障害のある子を育てる過程において苦労した事、感謝した事、仲間の大切さを知ったことなどを話された後、メンバーもそれぞれの思いを知事さんに伝える事ができ、とても喜んでいました。

 知事さんは、メンバーの皆さんに

「よく頑張られましたね。栄誉をたたえて、栄光のメダルを差し上げたいと思っております。アジア太平洋わたぼうし音楽祭に出場できれば、ぜひ頑張ってきてください。」

と、温かいお褒めの言葉を頂きました。

  彼らはこうして光をあてられることで、とてもキラキラ輝いてきますし、彼らが輝けば、その周囲もとても明るくなります。「その光を当てる事が私の役目かな?」と思っております。

  障害がある人もない人も一緒に仲良く暮らさなければいけませんが、実際には、彼らが社会の中に出て行こうとすると大きな厚い壁があります。その障害を持つ人しかわからない当事者として困っている点を、私が代わりに問題解決に向け考え、また、代弁者になってあげることが必要だと思います。

  彼らが少しでも社会参加しやすいように、私はできる限りの応援をし、みんながお互いに優しく生きられる社会づくりに努力しなければならないと意を新たにした所です。

京都あゆみ助産院 佐古かず子さんの講演を聞いて

  先日、周南総合庁舎さくらホールで性教育についての研究会があり、京都あゆみ助産院の佐古かず子さんが「地域と共に歩みたい!」"女性の一生をサポートしたい"のテーマで講演されました。

  佐古さんは、昭和61年に助産院を開業後、700名の赤ちゃんを取り上げられたそうですが、妊娠・出産・子育てを支える活動と共に、思春期から更年期までの、生命と性に関わるいろんな相談を受けながら、女性の一生を支援する活動をしていらっしゃいます。

 講演の中で、

「赤ちゃんを産む時、その産み方を決めるのは自分自身です。どこで、誰と、どのように産むかを、アクティブに決めましょう。そして、新しい生命は家族みんなで迎えましょう!」

と言われ、家族全員で出産に立ち会う事を勧められています。また、

「子どもの誕生日には、親として、ケーキを焼く事より、出産の時の様子、妊娠中の事、どんなに生まれるのを待っていたかなどを、子どもに丁寧にお話することの方が大事です。」

とも言われました。生命の大切さが伝われば、子どもは、自分自身を大事にするようになるそうです。

  一昔前には、「産婆さん」として、地域の中で活躍していた助産師さんも、今では殆どの方が病院勤務となっています。山口県には、独立して助産院を開業している人は数名しかいらっしゃいません。

  核家族が増えた現在、出産後、自分一人で赤ちゃんの面倒を見ているお母さんも少なくないと思いますが、希望しない限りそのようなお母さんに、保健師さんや母子推進員さんなどの特別な支援や指導があるわけではありません。

  出産・退院後の自宅における授乳指導や入浴の指導など、ぜひ、佐古さんのように、身近な所で地域活動しながら、赤ちゃんもお母さんも支えてくださる方をもっと増やしていく事が必要だと思います。

棚田オーナーになりました

  周南市の中心から20km北東に位置する中須地区には、県東部では最大級といわれる棚田が広がっています。

  一帯には標高差120mの間に、数百枚の田が並び、今の季節は、緑一面となって、その上を静かに風がそよいでいます。

  中須地区の5つの集落、全99戸の皆さんは、2001年に「棚田清流の会」を結成されました。棚田を地域の財産として売り物にし、都市との交流をしながら、地域おこしに取り組んでいらっしゃいます。高齢化と共に田畑の荒廃が進む中須地区を、いつまでも自然豊かな農業地区であり続けるために、理解者を増やし、応援団をつくる目的で結成されたものです。

  平成16年度は、農業体験交流(1年を通じて6回程度実施)が21組、棚田オーナー制度が10組という実績でしたが、定着するオーナーも多く、都市の人たちの力を借りながら、棚田の保全ができるようになりました。

    私も、今年から棚田オーナーになりました。毎日の仕事に追われ、思うように田んぼに行けないため、農作業は中須地区の皆さんに頼むことばかりではありますが、既に、稲の穂も伸び、さわさわと風がたなびく田んぼの傍に立っているだけで、気持ちがとてもゆったりとしてきます。

  棚田は放棄されると斜面が崩れる恐れがあり、農地の保全や、自然環境の面からも守っていかなければなりません。棚田清流会の方たちのお世話で、使われない農地は誰かが引き受けるようになったため、この地区には空き農地はありません。

  過疎に立ち向かい、懸命に活性化に取り組む多くの人たちの活動に、エールを送りながら、市中心部から車で30分足らずの地区なので、今後は、都市と農村との交流の場として、また、子どもたちへの教育の場として、大いに活用出来れば、と思います。

西京銀行の事業所内託児所「きららキッズパーク」を見学して

 周南市にある西京銀行本店の事業所内託児所「きららキッズパーク」を見学しました。

  この託児所は、銀行から歩いて3分の所にあります。元は民家でしたが、国の補助を受け、とても明るいハウスに建て替えられております。

  西京銀行に勤務する社員の子どもさん(3歳以下・定員10名)が対象ですが、4-6歳の子どもさんも個別協議の上、預かっておられます。

  利用時間は8時から20時まで。利用料は年収により異なりますが、厚生労働省や銀行からの補助があるため、自己負担額は、1-3万円程度と格安になっております。

 月ぎめ保育の他、一時保育のサービスもあり、各個人のニーズに合ったプランがたてられております。

  また、銀行から近いため、お昼休みには子どもの顔を見に行くこともできますし、おっぱいを飲ませに行くこともできますので、社員の福利厚生施設として、とても喜ばれているそうです。

  施設内にはカメラが数台設置されており、お母さん達は子どもの様子を携帯電話で見る事ができます。お母さんが携帯を操作しながら子どもの姿を追っかけると、カメラが自動的に動きます。母親にとってこんなに安心できるサービスはないと思います。

  銀行としては、このような施設が、子育て支援のためにはぜひ必要だと思い、昨年の4月にオープンされました。全国で2行目だそうです。

  身近な所にある託児所の整備は、働くお母さんにとって、一番喜ばれるものと思います。女性社員の多い会社には、ぜひ、設けて欲しいと思いますし、子育て支援を推進される山口県として、施設整備費や運営費など、支援できる制度を早急に創設して欲しいと思います。

「みかんの花」が「わたぼうし大賞受賞!」

  「30周年記念わたぼうし音楽祭」が奈良県文化開館国際ホールで開催され、周南市の音楽セラピー集団「みかんの花」の「祈り」が見事「わたぼうし大賞」を受賞しました!

  全国各地から568点の応募作品が集まった中で、選りすぐりの10曲がエントリーされ、本日演奏された訳ですが、その中で「祈り」は、みんなの心を打つ、大賞にふさわしく本当にすばらしい曲でした。

  「みかんの花」のメンバーは、大賞の発表があった途端、ステージの上で「やったぁ!」と大きな歓声をあげながらお互いに抱き合って、大粒の涙をポロポロと流しました。

  私も、応援団の一人として参加していましたが、彼らの様子をカメラに収めながら、思わず、もらい泣きをしました。

  ここまでみんな本当によく頑張ったと思います。その努力を知っているだけに、フィナーレの時はついに一緒にステージに上がって、共に喜び合いました。

  「みかんの花」は、今日の大賞受賞により、11月11日に上海で行なわれる「アジア太平洋わたぼうし音楽祭2005」の日本代表候補曲にノミネートされました。

  上海での音楽祭に出場することになれば、障害者授産施設などで働く彼らですから、大変だと思いますが、障害を持つ彼らの社会参加のために、一人でも多くの方にご協力をお願いしたいと思います。

 私も、彼らのよき理解者として、また、友達として、いつも傍で応援して行きたいと思っています。

***参考***

  ・「わたぼうし音楽祭」で発表された作品の中で、「作詞・作曲・編曲・演奏・歌・歌の手話通訳」の全てを自分達の力だけでできるのは、この「みかんの花」のグループだけです。

  ・他の作品は、バンド演奏やバックコーラス、手話通訳などを主催者側で準備されます。

 大賞受賞曲「祈り」の歌詞をご紹介します。

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        祈  り   


       

                           作詞  中村知子
                           作曲  山本享明

     キミが生まれた日 外は白い雪が降ってた
     愛しくて愛しくて 母の胸に眠るキミ
     早産の小さな身体 浅い呼吸 弱い泣き声
     ガンバレと ガンバレと細いキミを抱きしめた
      ふた月過ぎて告げられた
     「この子は死ぬかも知れない」
     医者の言葉にサクラ並木 花びら 風の中に散った
     手術の朝は家族4人で 記念の写真を何枚も
     最後の写真・・・そんな予感に
     涙でキミが にじんでは揺れた

     二十歳を過ぎた頃 笑顔も絶え 沈んだキミ
     職場と家の往復 それだけのキミの日々
     友もなく満たされぬ心
     静かに耐え ガンバっていたね
     傍にいた母だけど 何もできず切なさ募る
     だけど今 キミはここにいる
      ステージの上で歌ってる
     輝く瞳は自信にあふれ 確かにキミは今 生きている  
      みかんの花で居場所見つけたね
     もう弱い独りのキミじゃない
     みんなと共に分かち合う喜び
     いつまでもいつまでも続きますように

     キミの歌声 母の喜び 生きてゆく希望をありがとう
     歌を届けて歩くその夢が
      いつまでもいつまでも続きますように
      いつまでもいつまでも続きますように

「木コン複合型治山ダム」が完成

  周南市鹿野大潮の山林に、コンクリートと木材で作った県内初の「木コン複合型治山ダム」が完成したので、県農林事務所の方に案内して頂き、見学してきました。

  現場は、向道ダムの上流で、水源地域にあたります。きれいなせせらぎに沿って走る林道を、山深く入って行くと、急にキャンプ場のような光景が広がり、そこに、ごく自然な形でダムが2基完成していました。

 このダムは、えん堤が17mと22m。高さ2m。厚さ1、5m。  上流側の壁面50cmはコンクリートで、下流側の壁面は加工木材で作られ、その間に杉やヒノキの丸太を縦に厚さ1mに並べ、丸太の隙間には砕石が詰められています。木材はこのダムの周辺の間伐材を約1000本使ったそうです。周辺にはクヌギやケヤキの苗木が多数植えられており、数年後には新たな雑木林として生まれ代わるでしょう。

  事業費は約4200万円で、国と県が2分の1ずつ負担しています。全てをコンクリートで作った場合より、コストは6割高だそうですが、森林整備や景観保全に配慮した工法で、木材が腐朽した場合は、近くの材木を使って交換できるパッケージ型になっていますので、環境に優しい自然のダムとして、これからも期待されそうです。

  このダムは全国で二番目の試みですが、長野県で施行されているものよりはるかに改良が加えられており、このダムの効用が検証されると、全国に波及できるよきモデルになると言われています。

  また、このダムは環境に優しく自然と調和したダムで、子どもたちの環境教育の教材になりえるものと思っており、ぜひ使って欲しいと期待しています。

みかんの花が「第30回わたぼうし音楽祭」に出場します

  周南市の音楽セラピー集団「みかんの花」のオリジナル曲が、一昨年に引き続いて今年も入選し、8月7日奈良市で開催される「第30回わたぼうし音楽祭」に出場する事になりました。

  わたぼうし音楽祭は障害のある人が作詞をした歌のコンサートですが、一昨年は彼らの「25枚の年賀状」が文部科学大臣奨励賞を受賞し、オーストラリアで行われた「アジア・太平洋わたぼうし音楽祭」にも出演しました。

  今年の音楽祭には全国から568点の応募があり、その中から選ばれた10曲が、奈良の大会で歌われ、大賞と、文部科学大臣奨励賞の受賞曲は11月に上海である「アジア・太平洋わたぼうし音楽祭」日本代表にノミネートされます。

  去る7月30日、奈良大会に参加する費用を捻出するために、市社会福祉センターでチャリティコンサートを開かれたので、応援団の一人として参加して来ました。

  今回歌われる曲「祈り」の他、彼らの得意な曲がメドレーで続きましたが、ステージでの堂々とした歌や演奏は、来られた人たちに大きな勇気と感動を与えてくれます。

 「祈り」は、メンバーの中村君のお母さんが、障害を持つ息子の母親としての心情を綴った詩に、メンバーの山本さんが作曲をされたものですが、詩を読んだだけで涙が溢れます。8月7日の大会には、私も応援に行く予定ですが、とても素晴らしい歌なので、きっと大きな成果が出るのでは、と期待しています。

  障害を持つ彼らが、みかんの花の活動を通して、積極的に社会参加をするようになり、生活が大きく変わったそうです。今後とも、彼らが社会参加しやすい環境づくりについて応援していきたいと思っております。

 ***一昨年のアジア・太平洋大会の様子を「日々の想い」に書いています。***

 2003年11月19日 「わたぼうしコンサート」に行ってきます

       11月23日 初めてのオーストラリア

       11月26日 障害を持っている人達と過ごして

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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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