地方議員連絡協議会に出席して

 山口県地方議員連絡協議会が山口市内のホテルであり、県内から多数の議員が出席されました。

県内の県市町村議会の議員数は合計1028名、その内、自民党・保守系の議員344名がこの協議会に加入しています。

  総会の後、二井関成県知事の「新たな県のかたちづくり」というテーマで講演がありました。知事さんは山口県のトップリーダーとして、2期8年間にわたり、県勢を発展させるために全力で取り組まれ、その経験を踏まえて「自立・協働・循環」を県づくりのキーワードとし、地域の知恵と力を結集して新しい山口県のかたちを創り、未来を開いていこうとされています。

 県民の安心安全を守ること・  危機管理について・食料自給率と地産地消の強化について・地元商店街の疲弊について・ゴミの資源化について・森林バイオマスについて・教育について・市町村合併について・三位一体の改革について、等々多方面にわたる問題と知事さんのお考えをわかりやすくお話してくださいました。

  知事さんはいつも笑顔で県民の皆様に優しく対応してくださいます。私が昨年度からお願いし続けておりますナベヅルの保護については、地元の意見をしっかり聞いて下さり、来る6月3日には出水市を訪問して頂く事になっております。長引く経済の低迷の中で、地方分権を推進し、活力ある山口県をつくっていくのは、本当に大変だと思いますが、ぜひ、機関車役として頑張って欲しいと思います。

「消費者月間」記念大会に参加して

  第26回「消費者月間」記念大会が周南市文化会館であり出席しました。県・市・地元消費者団体の主催で、県内全域から消費者団体の関係者が多数参加され、一人ひとりが安心して消費生活を営むことのできる社会の実現にむけ、意識高揚を図る目的で開催されました。

 国民生活審議会の原  早苗さんが、全国の各消費生活センターに寄せられる苦情や相談(契約トラブル・不正請求・消費者金融など)が年間140万件を超えている現状や、昨日、参議院を通過し36年ぶりに改正されるという「消費者基本法」などについて記念講演をされました。

 県地域消費者団体連絡協議会  吉富崇子さんの「地産・地消に関するアンケート調査」についてのお話のまとめとして、

「国が栄えるためには、まず国民が健康でなくてはならない。その基をつくるのは『食』であるが、今の日本は食材を提供する第一次産業がはたして元気だろうか?国はもっと危機感を持ち、国民はもっと食に関心を持ち、自給率を上げるために頑張らなければならない。消費者はその応援をしましょう!」

と言われ、私は「その通り!」と大きな拍手を送りました。

  地元、徳山消費者協会の方などは楽しい寸劇で、悪質商法(会場に客を呼び込み高額商品を売りつける)の現場を再現し、この商法の被害防止を啓発されました。今日の大会はこれら消費者問題のみでなく、徳山出身のまどみちおさんの紹介から、環境問題まで幅広いもので、若い人からお年寄りにまで、ぜひ見て欲しい、聞いて欲しい内容でしたし、私自身もとてもいい勉強になりました。

  最近、県議の仕事の中で、女性ならではの見方ができる分野が沢山あることに気付きました。生活の中に起こる不都合な点にいつも問題意識を持ち、解決に向け努力する事が政治家の任務だと思いますので、常にセンサーを敏感に働かせ情報の収集に努めなければ、と思っています。

与えられた命を全うするために

  先日の朝日新聞の投稿欄に、大学病院の医師だった人の奥さんの文章が載っていました。「夫は59歳の時、大腸がんとわかり、手術をして一端元気になったけれども半年後に亡くなった。その間も、仕事を生きがいとし一生懸命生き抜いて、幸せな人生を全うした」というもので、私の夫の生き方とよく似ていると思いながら読みました。

  その医師本人の手帳には「不治で末期の状態と診断された時は、死期を引き延ばすための延命措置を断ります」  「苦痛を和らげる処置は最大限希望します」と書き記してあったそうです。

 私の夫は何も書いてはいませんでしたが、手術後、体調がよくなった時に

 「僕は、家で、例え呼吸が止まっても、救急車に乗って来るような事はしないからね。」

 「チューブでつながれるのは嫌だから、延命措置は絶対しないでね。」

と、主治医の先生に笑いながら言いました。

  先生は、「なぜ今そんなこと言われるのだろう?」と驚かれた様子でしたが、臨終の場で、きちんと、夫の意志を尊重してくださいました。自分の書いたシナリオ通りに、人生の幕を引いてくださった先生方に、夫は心から感謝しながら逝ったと思います。

  大学病院の医師という最先端の医療現場にいた人が終末期医療に出した結論と、夫の考え方が同じ事から、人はがんという病気に侵され、「命には限りがある」と気付いた時、生も死も自然体で受けとり、「今を大切に生きたい!」という願望を持つものかと、改めて思いました。

しかし、夫は病気が分かった時から半年間、仕事をしながら、手術や抗がん剤などの治療を受け、徹底的にがんと闘いました。

ずっと調子よかったのですが、亡くなる3週間前位から、背中に痛みが出現し、自分で何かを感じたのでしょう。自分に与えられた残りの時間について、納得いくまで先生とゆっくり話し、その時から、人生の後始末を考えるようになりました。それからの過ごし方は、自宅における在宅ホスピスであり、入院した最後の5日間は緩和ケア病棟と同じものであったと思います。

  夫の闘病生活を間近に見て、全てのがん患者さんに夫と同じような最期を送らせてあげたいと思い、私は今、周南いのちを考える会の皆さんと共に「緩和ケア病棟を県の東部につくりたい」という活動をしています。

  3月の一般質問では「緩和ケア病棟について」質問をし、県からは「整備促進に鋭意努めてまいります」という答弁をいただきました。

  いみじくも本日の中国新聞の記事によると、山口県はがんによる死亡率は全国で第3位だという事ですし、多くの皆様の期待の声を聞いておりますので、喫緊の課題として一日も早い設置を願っています。

全国野鳥保護のつどいに出席して

  第58回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」が、環境省・(財)日本鳥類保護連盟・山口県の主催により阿知須町きらら浜で開かれました。

  15日は「愛鳥シンポジウム」がナベヅルの保護促進をテーマに開かれ、夜のレセプションには小池環境大臣や河村文科大臣、そして昼間、八代でご一緒させて頂いた出水市長さんなども出席され、楽しい交流のひとときを過ごしました。

  16日は朝6時から、県立きらら浜自然観察公園で「早朝探鳥会」がありましたが、あいにくの雨のため、屋内の観察ホールからのバードウォッチングと、きらら浜に集まる野鳥の生態を紹介するビデオ鑑賞となりました。

このきらら浜一帯は「渡り鳥の交差点」といわれる程多くの野鳥が訪れる所で、今朝も目の前に広がるヨシ原から鳥のさえずりが沢山聞こえました。

  雨で鳥の姿があまり見えなかったのは残念でしたが、全国から「鳥が大好き」という人たちが120名位集まり、30haのきらら浜自然観察公園の素晴らしさに感激の声を上げられていました。「この公園や施設を見ただけでもよかったです」と言われ県民として、とても嬉しく思うと同時に、山口県の自然の素晴らしさが全国へ発信できた事を誇らしく思いました。

  記念式典では、環境大臣をはじめとする主催者や来賓の挨拶の後、表彰式がありました。八代の「NPOナベヅル環境保護協会」が(財)日本鳥類保護連盟会長賞を受賞され、今までの地道な活動が認められたことは私にとっても嬉しい事で、大きな拍手を送りました。

  山口県は豊かな自然環境に恵まれており、数多くの野生生物が生息しています。この豊かな自然を次の世代に残し、大切に守っていくことを学ぶ大変いい機会でした。

出水市長さんと一緒に八代へ

  「鹿児島県ツル保護会」の会長である出水市の渋谷市長さんが、傷病ツルの保護ケージ視察のために周南市八代へお越しになられたので、私も同行しました。

  初めての出会いでしたが、親しくお話をさせていただき、ツルに対する熱い想いを感激しながら聞くことができた、心の残る一日でした。

  まず、鶴憩いの里交流センターで市職員の方から、傷病ツル12羽を収容できるケージの整備計画について説明を受け、既に完成している2羽分のケージを視察し、その後、給餌田やねぐらを見て回りました。

  出水市では、市をあげての努力の結果、出水平野には7年連続で1万羽以上のツルが越冬するという、大きな成果を挙げていらっしゃいます。この中で毎年20羽位が傷つき保護されているそうです。このツルを八代へ移送し、治療して放鳥し、飛来数を増やしたいという保護団体の長年の夢が、市長さんの来訪により、ようやく一歩前進できたというところです。

 視察の後、市長さんは

「鹿児島県や国と調整し、地元の理解を得た上で傷病ツルを移送できるよう前向きに考えたい」

と、お話されましたので、周南市としては残りの10羽分のケージをはじめとする、受入態勢を早く整備し、この冬には傷病ツルが八代で越冬できるように期待をしています。

 昨年の飛来数が11羽ですから、今年がタイムリミットであり、まさに危機的状況です。

引き続き、県や市と密に連絡を取りながら、計画の実現に向けて少しでもお役に立ちたいと思います。

妊娠と性病について 若者に伝えたい

  「妊娠と性病」というテーマのテレビ番組があり、その内容は、若者の質問に対して、専門ドクターが易しい言葉で判りやすく説明するというもので、一問一答形式で進められていました。若者の生活のリズムに合わせ企画された深夜番組の取り組みに興味を持ちながら見ました。

  今の若者たちは、学校で性教育を受けている世代ですが、実際自分の問題として直面し、初めて、ことの重大性に気付き、正しい知識を得たいと思っている状況が、よくわかる番組でした。

 病気の不安も大きく、

    「どこに検査に行けばいいのだろうか?」

    「この症状は異常なのだろうか?」

    「この病気は絶対に治るものなのだろうか?」

など、誰にも聞けないエイズや性病への質問も多く、身近に相談する人のいない現実を見せつけられた気がしました。

  また、女性からの相談は妊娠に対するものも多くあり、我が娘の顔とダブらせながら、母親の立場で話を聞くことができました。

もしも望まない妊娠をしてしまった場合、女性は結果的に被害者となり、心身ともに大きなダメージを受けてしまいますので、妊娠に対する正しい知識を持つ必要があると思います。

  相談に優しく答えられる先生達のお話を聞いているうちに、「是非このような質問や答えを多くの若者にも聞かせてあげたい。」と、強く思うと同時に、ビデオ・DVD・ホームページ・携帯メールなど若者が向き合いやすいメディアを利用し、悩める若者に対して情報発信していく必要性を痛感しました。

 私は2月議会の一般質問で、エイズとHIV検査について質問しました。

県からは「来年度から、県内の各保健所で、夜間も、検査や相談を受けられる体制をつくります」との答弁をいただきました。

  仕事を持つ若者は、日中、検査や相談に行ける状況ではありませんので、この夜間の検査は非常に嬉しいサービスだと思います。県の広報誌をはじめ、あらゆる機会を通じて、もっと、若者にPRをしていく必要があろうと思います。

ナベヅル環境保護協会総会に出席して

  NPO法人ナベヅル環境保護協会の理事会・総会へ出席するため、周南市八代の「鶴憩いの里交流センター」へ行って来ました。

  会員の皆さんは、子どもや孫をかわいがるのと同じように、ツルをいとおしんで守っていらっしゃいます。その優しい気持ちや、熱い想いがいっぱい詰まった理事会と総会でした。

  昨年度は、周南市が発足した年(八代は元熊毛郡熊毛町)であり、また、環境省が出水市のツルの分散化計画を発表した年でもありました。これらのことを受け、今年度、県は、全庁的なプロジェクトチームを立ち上げ、また、周南市においては、市長さんをトップに官・民合同の「ツル対策協議会」が発足するなど、国・県・市において、国の天然記念物であるナベヅルを守ることに大きな進展があり、八代の皆さんも期待を寄せていらっしゃいます。

  このツルの保護活動は、自然を守ることだけでなく、今の社会が失いかけている「日本人の心」を次の世代に伝え、育てていくという大事な役目を担っていると思います。

  ツルの飛来を途絶えさせないためには、もっと、寝ぐらや給餌田などの環境整備をしなければならないそうです。これからも、ツルの生態の勉強をしながら、県とのパイプ役となれるよう、より一層努力して参ります。

完成が待ち遠しい周南総合庁舎

  周南市役所の北東、元の徳山市立体育館の跡地(毛利町)に、多くの市民が完成を待ち望んでいる「周南総合庁舎」の建設が着々と進んでいますが、先日、大きなクレーンが取り除かれ、その全貌を現わしてきました。7階建の建物で、マンションを除くと、市内では一番高い建物と言われています。

  現在は市内に分散している県の出先機関(県民局・県税事務所・健康福祉センター・東部労政事務所・農林事務所・土木建築事務所・教育事務所)がこの庁舎に入ります。

  また、新庁舎内には夫の永年の夢であった「周南パスポートセンター」が新しく常設される事になりました。今までは、月に2回、県から商工会議所への出張サービスがあっただけですから、利用される人にはとても便利になると思います。

  また、県内の総合庁舎では初めて、建物の一部を夜10時まで市民に開放する「多目的ホール」と、7階には「展望レストラン」が作られます。多目的ホールは400名収容でき、また、バトミントンやバレー、インディアカなどの軽スポーツもできる施設です。展望レストランからは徳山港までが見渡せ、コンビナートなどのきれいな夜景も楽しめます。

  来年夏に完成する外来駐車場も広く、約250台の車が駐車でき、土曜・日曜・祭日には総合庁舎の利用者以外にも一般市民に開放されるそうです。 今秋10月には完成の予定ですが、この総合庁舎は、周南市の合併にあわせて建設されたものであり、新しく進められようとしている周南の街の核になってくれる事を期待していますし、大いに利用したいものです。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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