拉致全国集会に参加して

  北朝鮮に拉致された日本人・家族を救出するための国民大集会が東京で開催され、「救う会山口」のかたからご案内を受けたので参加してきました。

  全国各地から地方議員も多数参加されており、それぞれが「私は拉致問題に関して頑張っているぞ」と自負している方ばかりで、お互いに親近感を覚え会話もはずみました。

  広い日比谷公園の中にある野外音楽堂に全国から約4000人の人が集まり、ものすごい熱気の中、櫻井よしこさんの司会で集会は始まりました。平沼赳夫拉致議連会長・鳩山由紀夫民主党拉致対策本部長・中山恭子内閣官房参与・小池百合子環境大臣をはじめ大勢の来賓の方々の挨拶がありました。

  続いて、家族会代表の横田滋さん、副代表の飯塚繁雄さんなど、家族会20名の方が一人ずつマイクを持たれ、

「私の娘を、私の兄を、私の孫を早く返してください。もう時間がありません」

と被害者5人の帰国から1年半、何ら進展のない拉致問題に対して、涙をこらえ、不満や苛立ち、焦り、憤りなどの気持ちを切々と訴えられました。

 被害者の家族の方々は、日本政府に対して

 「改正外為法の発動など経済制裁を実行して欲しい」

また、

「交渉はこう着状態にある。小泉総理はもう一度交渉のために訪朝してほしい」

と強い口調で訴えられ、参加者の胸にしっかりと届きました。

  その後、経済制裁発動を求める署名簿136万人分を首相官邸に届けるデモ行進をし、「みんなの気持ちは一つだ」ということを確認して集会を閉じました。

  一人の母親として、一人の日本人として、本気で向き合い始めたこの拉致問題に、これからも関心を持ち続け、真摯に取り組んでいきたいと思っています。

中山間地域振興と菅野ダム

  山に彩りを添える花は、いつの間にか山桜から藤の花へとかわり、若葉の新緑はまぶしいほどに鮮やかです。今日はその風景に目を奪われながら、錦町ふるさとセンターで行われた中山間地域振興対策会議に出席するため、玖珂郡錦町まで行きました。

  この会の出席者は、周南市と近郊の町村長・議会議長と、県議で構成する中山間地域振興議員連盟のメンバー約30名で、私は議連の一員、また、地元議員として参加をし、中山間地域における問題点について話し合いをしました。

  会議の目的は、過疎化や高齢化、農地の荒廃化、通勤・通学・買い物の不便さ、有害鳥獣との闘い、医療・福祉のサービスの希薄など、数えきれない程の問題点を抱えている中山間地域において、産業・生活・医療・福祉・教育など多岐にわたる問題点を解決するため、総合的に展開していく施策を立案するために開催されたものです。

  首長や議員は、各地域が持つ問題点をしっかりと把握し、合併が進む中で周辺地区が疲弊をしないように、道路などのインフラ整備をはじめ、住民生活の安心・安全を守るソフト面の充実についても全力で取り組まなくてはなりません。今日の意見が施策として形になり、活力ある中山間地域の形成が達成されるべく、一議員としても努力をしたいと思います。

  途中、先日の大雨でようやく水かさの増した、周南市の水がめである菅野ダムを見て安堵しました。これで、工業用水の節水率も少し緩和されると思います。

空手道拳心館春の大会

  夫の跡を受け、昨年より会長を引き受けております山口県新空手道連盟拳心館の春季昇級昇段審査会がありました。幼児・小学生・中学生・高校生・一般とそれぞれの部門で(一番多い年代は小学生です)日ごろの練習の成果と技術の向上を審査してもらう大会です。

  指導者の皆さんは、自分の仕事を持たれた上で子ども達に指導をされますので、かなり自分の生活を犠牲にされたボランティア活動と言えるでしょう。

  空手道を通して、身体と拳を鍛え、技を磨く事。礼儀作法を身に付ける事。人に優しく思いやりの心を持つ人間になる事。社会の中できちんと生きていける人間になる事。これらの目的を念頭に、温かく大きい父親の心で、子ども達を一生懸命導いてくださる指導者の方々には、頭が下がります。

  空手には沢山の流派がありますが、最近、空手人口は年々増えているそうです。きっと空手を習っている子ども達のマナーのよさや、指導者の方たちの熱心な普段の活動が、社会の中や、他の親御さんたちに認められてきたからだと思い、嬉しくなります。

  私自身も、子ども会やガールスカウトなどの活動を通じて、青少年の健全育成に関わってきましたし、長男は小学生時代、サッカースポーツ少年団でお世話になってきました。

  未来を担う子ども達が心身共に健全に育ち、そして社会に出た時に自分の力で強く生きていけるよう、学校教育だけでなく、このような地域の教育力がとても大事だと自分の体験から痛切に感じていますので、側面的にできる限りの応援をして参りたいと思っています。

県外視察の報告 (地域経済活性化対策特別委員会)

  20日から3日間、藤谷委員長以下13名の議員で構成する地域経済活性化対策特別委員会の県外視察(滋賀県・石川県)へ行って来ました。

  この委員会の視察目的は、地域経済が低迷している山口県において、一日も早く景気の回復がなされるよう、県議会として対策を立てるため、先進的な地域・事例を見学し、調査をするものです。

  それぞれに、地域の力や英知を結集し、素晴らしいもの・輝くものを作っていらっしゃいます。この中で、私が特に関心があったのは、「長浜バイオ大学」です。日本で初めてのバイオサイエンスの単科大学で、遺伝子・分子レベルから細胞・環境分野、それらをつなぐ生命情報分野までを幅広く研究し、最先端の高度な専門性を持つバイオ技術者の育成を目的に、昨年4月に開学されました。

  少子化が進む現代において、地理的条件も悪く、「本当に1学年200名もの学生が集まるのだろか」という立ち上げ時の心配をよそに、20倍を超す志願者があり、非常に人気の高い大学としてスタートしています。教員や教授陣も、インターネットで30名を募集したところ、600名近くの応募があったそうです。

  バイオ大学というネーミングは、特化した専門科目をわかりやすい言葉で表現しており、時代の波にうまくのったものと思われます。若者が集まってきた事で街が活気づき、大きな経済的波及効果をもたらした事例です。

  研究者でなく、即戦力となる技術者を育成するのが目的であるため、企業の関心も高く、滋賀県など地方自治体もバイオ産業育成の中核施設と位置づけ、産官学連携の組織づくりが始まっています。きっと将来、企業への就職率も高く、社会のニーズや期待に応えられる大学となると思います。

  山口県にも沢山の大学があり、それぞれに努力をしていらっしゃいますが、中には経営の厳しい大学もあります。折角、多額の経費で立ち上げた大学ですから、ぜひ、学生に人気のある学部にし、自信を持って全国へ発信できる大学にして欲しいと思います。そのためには、山口県としても、産官学が  より一層連携を図っていく必要があるものと痛感した次第です。

家庭教育について

  ある社団法人の主催で、家庭教育に関する講演会のご案内を頂いたので行ってきました。若いお母さん方が多数、子育ての勉強のために参加されていらっしゃいました。テーマは「今求められる親のあり方」でした。数名の方の体験発表があった後、講師の方のお話がありました。

 その講師の方のお話の中で特に印象に残ったものは

  「女性が仕事を持って社会に出ることは、悪いことではない。でも、自分の時間がなくなったという事で、食事の支度や家事など手を抜いてはいけない。その場を繕うために、うまく表面だけをごまかしたら、必ずつけが来る。家庭の崩れは一番先に食事に出てくる。特に0歳から12歳までの幼児・学童期の子どもを持つ母親は、自分の役目として、しっかり愛情を注いで食事に気を遣って欲しい。」

 「子どもに  過剰に心をかけてはいけない。子どもが何かを言ってくるまでは手を出さず、『大丈夫よ。お母さんが付いててあげるからね』と、自主性を尊重し、傍で温かく見守りながら育てて頂きたい。」

などです。

  若いお母さん達はうなずきながら、一生懸命メモを取っていらっしゃいました。きっと、すぐに、子どもに対する言葉かけや、食材の求め方ひとつから変わってくると思います。

  最近、虐待の暗いニュースを聞くたびに心が痛みますが、このようなお話を聞く場面が少ないのかもしれません。

  子育てに悩むお母さん達が気軽に参加できるこのような機会を、もっともっと提供していく必要があります。また、外に出かけられず、家の中だけで悩んだり、苦しんでいらっしゃる方を、いかにキャッチし対応していくか、大きな問題点であろうと思います。

  保健師さんや、地域の母子推進員さんや主任児童委員さんたちとの人的ネットワークをより強めていくこと、そしてパソコンや携帯電話などからアクセスでき、適切な助言が得られるようなシステムを考える事で、大事な国の宝である子どもを守って行きたいと思います。

人間ドック受けました!

  昨日から健康維持管理のために、県立中央病院の一泊二日の人間ドックに入り全身の検査をしてもらいました。

一日目は内科の診察・血液検査・糖尿病の検査・胸部レントゲン・心電図・肺機能・聴力・視力・眼圧・乳がん検査の最新機器であるマンモグラフィーなど。

二日目は腹部エコー・眼底検査・胃透視。最後に先生より結果説明と生活指導。

結果はどの検査も「異常なし」でした。今日からまた自信を持って元気に働きます。

  検査を受けるのは精神的にも、また肉体的にも少なからず苦痛を伴い、誰しも嫌なものですが、病気の早期発見・早期治療を目的に必ず受けるべきだと思います。特に40代からは、本人も気付かないままにさまざまな病気に身体が侵されている場合もあるので、規則的に(例えば毎年の自分の誕生日)検査を受けていく必要があります。

  人は、心身共に健康であることにより、健全な社会生活が送れ、大切な家族を守っていく事ができると思うからです。

  しかし、検査が大事とはわかっていても、なかなか自分のために時間をつかうことができず、受診の機会を逃している方も多いと思います。質を落とさずに、より効率的な検査コースを設定する事ができれば、その人たちのニーズに合い、もっと受診者が増え、病気の早期発見に貢献できるのではないかと思います。

  例えば、県立中央病院では、平成14年4月にレディースメディカルチェックという検査部門(一日コース)が開設され、平成15年度は139名の方が受診をされています。これは、女性専門の検査コースということで、安心して受診でき、また、相談にのってもらいやすいという女性の心理にマッチしたために利用率が高い(受診可能人数168名  利用率82.7%)のだと思います。

 各医療機関で、さまざまなコースが設定され、沢山の方が受診されるシステムができることを期待しています。

おかげさまで1年経ちました

 一年前の今日、4月13日は県議選の日でした。

 喜びと同時に不安と緊張、とまどい、様々な思いが交錯した事を思い出します。

  とても忙しかったこの一年間を振り返ってみますと、たくさんの人と出逢い、いろいろな分野にわたって日々学び、私自身思いもしなかった人生が始まったことに深い感慨を覚えます。

  そして、多くの皆様に支えられ、いつも元気に充実した日々を過ごせました事に、改めて大きな感謝の気持ちをいだいています。

交通安全の大会に参加して

  春の全国交通安全運動にちなみ「交通安全綱引き&クイズ大会」が、市のスポーツセンターで行われました。

  交通安全運動の啓発のために、周南市交通安全対策推進協議会の主催で開催されたものです。全国で初の試みという市民参加型の大会が、はたして成功するのか、主催者は非常に心配をされておられましたが、11チームが登録し、子どもさんを含む多数の市民の方が参加され、和気あいあいと大変楽しい有意義な一日でした。

  この綱引きには「交通安全を引っぱり寄せる」という意味が込められています。みんな試合開始とともに、「交通安全」の掛け声で一生懸命綱を引っぱります。一試合終わると、交通安全に関するクイズがあり、正解しないと試合に勝った事になりません。クイズによって、市民の交通安全に対する意識の向上を図る目的も込められています。体力と知識の両方が求められるという企画で、チームみんなで団結し、とても盛り上がりました。

  その後、高齢者が利用される電動車椅子の乗り方について指導がありました。介護保険の対象器具に導入されていることから、年々利用する高齢者が増えています。足の不自由になられた高齢者にはとても便利な電動車椅子ですが、危険も多い、という事例を見せて頂きました。

  私は、平成7年の櫛浜支部設立当初から現在まで、副支部長として、警察の指導の下に交通立哨や不法駐車・シートベルトのキャンペーンなど数々の交通安全協会の活動に参加しております。山口県では、最近特に、高齢者の死亡事故が増加の一途をたどっており、この車社会の中で、高齢者を如何に守っていくのか、非常に気になるところです。

  いつも、事故により大切な命が失われる度に、身を切られる思いがします。みんながルールを守り、マナーを向上させ、お互いに注意しあい、譲り合っていく気持ちを持つことが必要だと思います。これからも交通事故のない社会を目指し、交通安全の推進のためにできる限りの協力をしようと思っています。

小学校の入学式に参列して

 周南市立櫛浜小学校の入学式があり参列いたしました。

  少し大きめの真新しい制服に身を包んだ、かわいい44名の児童が新入生として入学してきました。付き添いのお父さんやお母さんが、成長した我が子の姿を嬉しそうにカメラやビデオにおさめていらっしゃるのを見ると微笑ましくなります。

  櫛浜小学校は、今年創立130周年を迎える、長い歴史と伝統のある学校です。校歌に「♪1000余の健児伸びていく♪」と歌われている児童数は、現在290人に減少していますが、明るく伸びやかな児童の姿は昔も今も変わりません。太華山や瀬戸内海を臨む豊かな自然環境の中にあり、地域の皆さんも児童の健全育成にとても協力的な、素晴らしい学校だと思います。

  新入生の半分の22名が、隣地に設置されている櫛浜児童館の児童クラブに、学童保育の入所申し込みをされているそうです。この児童クラブは、放課後の児童を預かる制度で、核家族や働くお母さんが増えている現在、なくてはならないものとなっています。しかし、児童クラブの制度は市内全ての小学校区にあるわけではありません。

  そういう地区では、ファミリーサポートセンターなどで個人的に子どもを預かってもらう方法で、低学年の時期を乗り切っていくしか手段はないのかもしれませんが、経済的に大きな負担がかかります。周辺部では、この児童クラブがないために引越しをされた例もあり、過疎化に拍車をかけることにもなっています。ぜひ、早急に小学校区に一つ設置していく努力をしたいと思います。もし無理ならば、地区の公民館などと連携した制度を作ってでも、低学年の児童を安全に見守る制度の充実を図りたいと思います。

「花祭り」に思う

 4月8日のお釈迦様の誕生日をお祝いする「花祭り」が、周南市大島の知的障害者更正・授産施設白鳩学園でありました。明るい社会づくり推進協議会徳山支部の主催で開かれたものです。私はこの会の顧問をしていますので、お世話をしてくださる会員の皆さんと一緒に参加しました。

  広い講堂には園生や、併設のデイサービスセンター・グループホームを利用されている高齢者の皆さんが集まられ、会の方から花祭りの由来などをお聞きしました。その後、お釈迦様の像の周りを色とりどりのきれいな花で飾った「花御堂(はなみどう)」が置かれたステージに一人ずつ上がり、小さなひしゃくでお釈迦様の像に甘茶をかけ、「おめでとうございます」と手を合わせ、お誕生日をお祝いしました。

  私の子どもの頃は各地のお寺でこの花祭りが行われていたように思いますが、今はこの伝統行事も段々と姿を消したせいでしょうか、初めて体験する人も多く、初めて口にする甘茶の味にびっくりされる顔が印象的でした。また、高齢者の方々からは「子どもの頃を思い出して、すごくなつかしい。何十年ぶりでしょう」と、とても喜んで頂きました。

  「普段の園の生活ではなかなか経験できないことを、外から、こうして新しい風として送り込んでもらうことが何よりの楽しみです」と、園の方に喜んで頂き、「今度、また来ようね」とみんなで話しながら帰りました。

  この花祭りを通して、お釈迦様は、命のあることに感謝をし、人を優しく思いやることを教えてくださるのだと思います。この教えに気付く事で、明るい社会が作られていくのであれば、もっと沢山の人に、この花祭りのような伝統行事を経験して欲しいと思います。宗教の違いがあって難しいかもしれないけれど、子どもの頃に、手を合わせ感謝をする習慣が身につけば、きっと優しい心を持った子どもに成長するはずです。今の社会に一番求められている事かもしれません。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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