地域の子どもは地域で育てよう

 地元の櫛浜小学校の6年生の卒業をお祝いする「三世代交流グランドゴルフ大会」がありました。体育振興会の皆さんのお世話によるものです。

  何人かの役員の皆さんが、昨晩の雨で、グランドの一部に溜まっている水溜りの水を、雑巾で吸い取っては絞って捨てる作業をしていらっしゃいました。自分の孫が居るわけでもない、自分がゴルフをするわけでもない。ただ黙々と準備をされる姿を見て、頭が下がりました。

  その後、高齢者と小学3年生までの児童の「ふれあい昼食会」に出席しました。婦人会や民生委員の皆さんが、腕によりをかけてご馳走を作られます。その間、みんなで、ゲームをしたり、歌を歌ったりします。

  市役所にお勤めの方のレク指導で、徳山出身のまどみちおさんの「ぞうさんの歌」を大きな声で歌ったのですが、3番からはアドリブで「だれが好きなの?」っていう問いに「あのね、おじいちゃんが好きなのよ♪」とか「あのね、おばあちゃんが好きなのよ♪」って子ども達が大きな声で歌うと、みんな嬉しそうに目を細められていました。

  こんな温かい地域に住む子ども達はきっと大きくなっても「私の育ったふるさとは櫛ヶ浜です。」と自信を持って答えるのだろうなと思いました。

 「地域の子どもは、その地域で責任を持って育てていく」

そんな気持ちが地区住民全てにあれば、きっといい子が育つはずです。県内各地それぞれの地域の特性をいかし、地域力を高めて、心豊かな子ども達が自然に育つ、そんなコミュニティーづくりがすすむことに大きな期待をしています。

安倍幹事長と

 19日に、自民党の1期・2期生の県議でつくる「フォーラム21」の会のメンバー11名で、自民党の安倍晋三幹事長を講師とする研修を受けるため上京しました。

 永田町の自民党本部4階にある幹事長室に行くと、いつもの優しい笑顔で迎えてくださいましたが、私達の前後にも沢山の方々が出入りされ、全く坐る暇もないくらい忙しく、見るからに大変そうな仕事ぶりでした。我々県議団とは、歴代の総裁の写真が並ぶ部屋で一人ずつと写真を撮った後、場所を替えてゆっくりお話を聞く機会を作ってくださいました。

 先日読み終えた「この国を守る決意」という先生の本の内容を思い出しながら、親しくお話をさせていただきました。

「政治家は『国民の生命と財産を守る』ということを常に忘れてはならないと心に刻みました。」と言われる幹事長の、本のタイトル通りの熱い思いに身近に触れ、感激をいたしました。

 帰宅後、21日昼ごろから、突然寒気がし始め、39度の発熱に加え、頭痛・関節痛・・・と疲れが一気に出て、久しぶりに一日静養しました。

  22日にはすぐ元気になり仕事をしましたが、普段山口県でゆっくりしている者にとって、東京の人の動きは速すぎてついて行けず、なんと気ぜわしい所だろうというのが正直な感想です。

  明日からの2月定例会は16年度の予算を審議する大事な議会です。睡眠をしっかりとって体調を整え元気に活動したいと思います。

「男は男らしく、女は女らしく」

 今日の読売新聞に「男らしく女らしく 関係ないって感じ」という記事が載っていました。

  -----2003年秋、日本、アメリカ、中国、韓国で行われた「高校生の生活と意識に関する調査」で、日本の高校生は「男は男らしく、女は女らしく」といった性差意識が、他の3か国より突出して低いことがわかりました。

男女共同参画社会の推進で、ことさらに「男らしく・女らしく」を言わなくなった風潮が若者の意識に影響を及ぼしたものと思われます。-----

 この記事を読んだ時に、ふと先日の幼稚園のお遊戯会を思い出しました。

  劇を見ながら、「どういう方法で配役を決めるのですか?」と、園の関係者の方に尋ねたら、「年中・年長さんになると、『男の子は王子様やカッコいい役を、女の子はお姫様やかわいらしい役をやりたい』と、自分で希望する子が多いのです。」という返事を頂きました。

  それを聞いて、自分の子育ての経験と照らし合わせてとても嬉しくなり、劇の中でお姫様になりきっている女の子を見ていると、思わず「そのまま素敵なレディになってね」と声がかけたくなったのです。

  そして、参観に来られた親御さんや家族の方たちも、その配役になりきっている園児の姿を笑顔で見守っていらっしゃり、幼稚園の「男の子らしく、女の子らしく、人間らしく」という考え方がよく浸透し、理解されている雰囲気でした。

  「お姫様になりたいな」という幼児期の素直な感覚が、いつの頃から調査結果のように「女らしく?関係ないって感じ」に変わっていくのでしょうか?性差を認め合い、特性や個性を尊重しあいながら、男女が対等な社会を作り上げられないものかと考えさせられました。

かわいらしいお遊戯会

 市内の私立幼稚園から、お遊戯会のご案内を頂いたので行ってきました。

 市立中学校の大きな体育館に、ご両親をはじめ、おじいちゃんやおばあちゃん達、家族みんなが続々と集まってこられ、坐る所もなくなった満員状態の会場で、お遊戯や歌・合奏と各年齢にあわせた発表が続きました。

 舞台の上で、かわいい衣装に身をまとった女の子がおしゃまなしぐさで踊ったり、いたずらっぽい男の子が照れくさそうに歌ったりするのを見ていると、とても微笑ましく、心を和ませてくれるものでした。どの子もみんなイキイキと個性豊かに、ものおじせずに自分を表現していました。

 劇は担任の先生独自のアイデアで脚本が作られるそうですが、そのストーリーの中で、園児達に正義感や、社会性、いのちを大事にすることを教え込んでいこうとする先生の姿勢がしっかり感じとれましたし、子ども達も、何度も何度も練習を重ねる中で、自然にその事を身体で覚えこんでいると感じました。

   幼児教育は時間と手がかかり大変かもしれませんが、「人間として生きていく上での基本となるもの」をしっかり教え込んでいく、一番大切な時期の、大事な教育だと思います。先生方は大変でしょうが、どうぞ未来を生きる子供達のために、ご指導をよろしくお願いしたいと思います。

 素晴らしいお遊戯会を見せて頂いた、とてもいい日でした。

心温まるお弁当 寝たきり介護家族の会

 私は今、夫の母と一緒に住んでいます。大正8年生まれで、先日85歳になりました。

元来とても元気で明るく、また、とても頭のいい人で、忙しい私ども夫婦に代わって3人の子どもを育ててくれました。

  平成3年の春、夫の父が73歳で亡くなった時母は71歳でしたが、50年連れ添った伴侶の死というストレスから体調を崩し、平成8年からは自分の事が何もできなくなってしまいました。今では身体障害者1級・要介護5という寝たきりの状態で、口から食事を摂る事も、寝返りを打つこともできません。その上、脳血管障害による思考能力低下の為、真という自分のかわいい息子が亡くなった事も知りません。この10年余り入退院を繰り返していますが、家で療養している時が一番穏やかな顔をしていますので、第三者の手を借りながらどうにか在宅で頑張っています。

  先日、この母の事を話していたら、「ぜひこの会に入られたらいかがですか」と紹介を受け市の寝たきり介護者家族の会に入会しました。介護の研修を受けたり、同じ悩みを持つ人達と交流する目的で結成された会ですが、今日は、その会より、

  「おいしい夕食を食べて、また明日からの介護を頑張ってください」

というエールを込めて、家族の人向けのお弁当が届けられました。月に一度だそうですが、会員やボランティアの皆さんが真心を込めて作ってくださり、それぞれの家庭まで届けてくださいます。

  季節の野菜がたっぷりと入ったおかずは味付けもよく、ささげご飯もおいしく、量も充分あり、温かい心がいっぱいに詰まった本当に嬉しいプレゼントで、一足早く春が届きました。人に優しくしていただくと、今度は自分が人に優しくしてあげられます。

  「この優しさのサイクルがうまく社会の中や、家庭の中で回りますように…」きっと、会の皆さんのそんな願いがこのお弁当に詰まっているのだと思います。ご馳走様でした。ありがとうございました。

出水のツルと水俣の水俣病

 視察報告の続編です。

  ぜひ視察のコースに入れて頂きたいと希望した出水のツル観察センター。360度パノラマの2階から見下ろすと、周囲の田んぼにはビックリするくらいの沢山のツルがおり、空を舞う姿を見た時は、「何て優雅で美しいんだろう!」と思いました。

  終戦後は250羽位しかいなかったのですが、昭和27年頃から増殖対策を立て、保護に努め、今年は12024羽を記録しました。

  市立荘中学校のツルクラブの37名の部員が、早朝ねぐらから飛び立つ時に羽数調査をするそうですが、飛び立ったり、舞い戻ったり、ねぐらから動かないものとそれぞれに好きな動きをするツルを、一羽も間違えずによく数えられるものだと感心しました。

  えさ代も年間6~700万円かかるそうですが、実際には1羽当たり一日90g位(必要量の半分くらい)しかなく、あたりの農作物への被害も大きいそうです。

  環境省の分散化計画や、文化庁の傷病鳥の移入計画など、周南市八代との関わりあいの大きい町なので、情報交換しながら仲良く交流していきたいと思っています。

  水俣病はわが国の公害の原点であると言われていますが、チッソ㈱工場の廃水のメチル水銀に汚染された魚や貝などをたくさん食べる事によっておこったメチル水銀中毒です。

  メチル水銀は胃腸から吸収されやすく、肝臓や腎臓、脳や胎児にまで運ばれて蓄積し人体に大きな影響を与え、特に神経系を侵します。また、障害を持って生まれる「胎児性水俣病」患者もおり、身体的な被害のほかに、伝染病や奇病とも言われ社会的な差別も受けていました。

  熊本県が14年の間、485億円をかけて水俣湾に堆積した水銀で汚染されたヘドロを埋め立て、58haの広い土地ができましたが、今でも2mの深さまで掘っていくと水銀が出てくるそうで、地震などの災害を考えると非常に怖い思いがいたします。

  生命の源である「水」と「食べ物」がいかに大切なものであるかを学び、環境破壊の危険性を知り、自然とうまく調和しながら生きていかなければならないと再認識しました。

奄美大島と知覧の特攻基地

 事務所からの報告があった通り、厚生委員会の県外視察に行ってまいりました。

  鹿児島から400Km離れた奄美大島は、第二次世界大戦後アメリカの軍政下に置かれておりましたが、昭和28年に日本へ復帰し、街全体が復帰50周年のムードでいっぱいでした。

  奄美パークは、平成13年に元奄美空港跡地へ建設されたものです。美しい自然や多様な歴史や文化を持つ奄美群島全体を紹介する新たな観光拠点で、76億円をかけた県独自の事業ですが、沢山の観光客がこの施設を目的に訪れるそうです。

  精神障害者地域支援センター「ゆらい」は、名瀬市の街の一角にごく自然な形で設置された地域に開放された施設です。離島ならではの問題点も多いそうですが、中でも障害があるために精神が不安定な人は、飛行機や船に乗せてもらえないという事です。移動手段がない患者への取組みが一番気になりました。

  鹿児島市内では、明治100年を記念し78億円をかけて昭和58年に作られた県歴史資料センター「黎明館」と、県庁舎跡地に225億円をかけて作った「県民交流センター」に行きました。600席の県民交流ホールには、可動式の能舞台が設置されておりました。建設費もさることながら維持費も巨額のようでした。

  知覧町には、第二次世界大戦末期、特攻基地が置かれ1,036人の若者たちが国を思い、父母を思い、永遠の平和を願いながら、沖縄へと飛び立ちました。二十歳前後の若い命を自ら戦禍に投げ出さざるを得なかった彼らの心情を思う時、この平和な日本に暮らす私たちは、一人ひとりの命が尊重される社会の実現に向って努力しなければならないと痛感します。

  特攻隊員の家族へ遺した手紙は、その殆どが「お母さん」へ宛てたものでした。子どもが「お母さん」に求める温かさ、優しさは今も昔も変わらないものだと思いますし、総ての心の基が「お母さん」によって作られているといっても過言ではないと思います。果たして自分がその「お母さん」になれているかどうか見直しながら生活しなければならないと思いつつ、涙でかすむ目で遺書をゆっくり読んでいきました。

 続きは後日便で書かせて頂きます。

厚生委員会県外視察について

今本人は、県議になって初めての県議会厚生委員会県外調査視察中です。

3泊4日の長期視察なので、事務所から途中経過を報告させて頂きます。

2月3日(火)に出発し、奄美大島まで行き

   鹿児島県奄美パーク(自然・歴史・文化施設)(鹿児島県大島郡笠利町)

を視察し、名瀬市泊。

2月4日(水)

   神障害者地域生活支援センター「ゆらい」(鹿児島県名瀬市)

を視察した後、飛行機で鹿児島まで戻り

   鹿児島県歴史資料センター「黎明館」(鹿児島県城山町)

   かごしま県民交流センター(鹿児島県山下町)

の視察を行ない、鹿児島市内泊。

2月5日(木)は午前中

   知覧特攻平和記念会館(鹿児島県川辺郡知覧町)

   知覧町重要伝統的建造物群保存地区(鹿児島県川辺郡知覧町)

の視察をした後、高速道路が雪で利用できないため、国道3号線を北上し、予定より遅れ気味ながら、午後は、世界のツルの8~9割が集まるといわれている出水市の

   出水市ツル観察センター(鹿児島県出水市)

を視察し、

   水俣市立水俣病資料館(熊本県水俣市)

   環境省水俣病情報センター(熊本県水俣市)

を視察後、熊本泊。

4日目の今日2月6日(金)は熊本県の

   こころの医療センター(県立病院)(熊本県下益城群)

   サントリー九州熊本工場(環境配慮への先進的取組工場)(熊本県上益城群)

を視察し、夕方山口へ帰って来る予定です。

雨や雪模様の寒い天気ですが、初めての県外視察を精力的に頑張っている様子です。

詳しい視察内容については、後日本人からこの欄「日々の想い」で報告すると思います。よろしくお願いします。
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ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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