角膜提供された後に…「母蛍」

 先日、徳山中央ライオンズクラブ会長のお母様がお亡くなりになられました。私もメンバーの一員として、また、お母様にも大変お世話になっていた関係上、ご葬儀に参列させていただきました。

 お母様は、アイバンクに角膜を提供されたそうで、葬儀の中で、公益財団法人やまぐち移植医療推進財団より感謝状が授与されました。

 感謝状を伝達されたのは、同財団の評議員をされている新南陽若山ライオンズクラブの山本二雄さんです。山本さんは、感謝状を読み上げられる前に、弔辞を述べられました。その中で、
 「数年前、私の母が亡くなった際にも、献眼をしました。6月の初旬、初七日の法要を済ませた後、車を運転中に、季節外れの蛍が1匹、フロントガラスの前を飛んで行きました。その時、あっ、母が蛍になって帰ってきた。きっと献眼したことを喜んでいるんだ!と思いました。その時に詠んだ句です。
 『逝きてなお  光導く 母蛍』」 

 私は、その光景を頭に描きながら涙が出ました。山本さんのお母様の角膜は、視力がない2人の方へ移植されたそうですが、その人の目になって、今もこの世を見ておられるのだと思います。

 角膜移植をするためには、死後8時間までという時間制限がありますし、家族は葬儀の準備等で、故人がアイバンクに登録をしていることなど、思い出す余裕もありません

 死はいつ訪れるかわかりません。予期せぬ葬儀となる場合もあります。私も夫が亡くなった時、
できることなら角膜移植をして欲しいな
と言っていたことをすっかり失念してしまい、後悔しました。
蛍の光を見ると、亡くなった方が思い出されます。 そのために、一般質問で、「病院のカルテの表紙などに、大きく印をしておくのはどうか?」と提案をしたわけです。この意見に同調してくださり、システムを変えてくださった病院も少しずつ増えてきていると伺っています。

 故人の遺志が活かされる体制づくりを願っています。


田中病院・特別養子縁組の取り組みについて特集放送のお知らせ

担当の山本さんと一緒に。 明日のテレビ放送のお知らせです。

 以前よりブログにも掲載しております、田中病院の特別養子縁組の取り組みについて、KRY山口放送で特集が放送されるそうです。

 プライバシーの問題もあるので、詳細には放送できない部分も多いようですが、制度の説明や田中先生の行っている取り組みなどが取り上げられるようなので、ぜひご覧ください。

<放映について>
日にち:2月5日(木)
時間:18時15分~放送「スクープアップ山口」内にて特集
放送局:KRY山口放送
※ 緊急のニュースなどが入った際には日延べになる可能性もありますのでご了承くださいませ。

「マザーズ 特別養子縁組と真実告知」放送のお知らせ

 以前より関心を持っている、特別養子縁組について、これまでにも記事を掲載いたしました。
(参考:2014-11-13 田中病院の特別養子縁組への取り組み ①  

 もっと知りたいと思っているところに、関連したテレビ番組があるそうなのでお知らせします。

***

番組名:NNNドキュメント'14 「マザーズ -特別養子縁組と真実告知(再放送)」
日 時:平成27年1月17日 10:30~
放送局:KRY山口放送
概 要:
 親が育てられない6歳未満の子ども達を、血縁関係のない夫婦に実子として託す制度「特別養子縁組」は、予期せぬ妊娠による新生児の遺棄や虐待を防ぐ有効な手段としてメディアに取り上げられる機会も多くなり、世間の認知は進んできた。
 しかし、子どもに真実をどこまで伝えるか、どこまでオープンにするのか、当事者たちは頭を悩ませている。
 性犯罪による被害を受けたことによって妊娠したある女子高校生は、すでに中絶できる時期を過ぎていた。赤ちゃんを産み、特別養子縁組に委ねる決意をするが、果たして性犯罪によって生まれた子を、育てる夫婦がいるのだろうか?子どもに将来、真実をつら得られるのだろうか?授かった命を大切にしたい。究極の現場を取材した。
(第10会日本放送文化大賞 テレビ グランプリ受賞作品)
※ 中京テレビ HPより

***


 この番組の前作はYoutubeで観ることができるようです。
 マザーズ 「特別養子縁組」母たちの選択 - YouTube

 これらを観て、また勉強していこうと思います。ぜひご覧ください。

田中病院の特別養子縁組への取り組み③

 一方、子供が大きくなったときの対応や支援も、田中病院には用意してあります。

 特別養子縁組の事実は絶対に隠しきれるものではなく、どこかで必ず本人に伝わってしまいます。思わぬ形で、多感な思春期に事実を知るより、2歳くらいの幼い頃から、事実を伝えていくことが必要だそうです。

 また、「自分の出自を知りたい」と思った時には、成人後、子供本人だけには、家庭裁判所に保管してある養子縁組の内容を閲覧する権利があります

 さらに、病院に行けば、実親と触れ合っている写真や、涙ながらに書き綴られた母親の手紙も見ることができます。「自分はこんなに愛されて生まれたのだ」と実感できるよう記録を残してあるからです。

 田中先生は、
「この取り組みは中途半端な覚悟ではとてもできない。桁違いの大赤字だし、反対意見もあった。しかし、死んでいく子が、もしも喋れたら何と言うだろう。きっと
ママ、ぼく、死にたくない。ただ、生きたいだけなの・・・
というに違いない。
私には設備も技術もあるし、スタッフもいる。何のために産婦人科医になったのか?赤ちゃんを助けるために産婦人科になったのだ!ならば、やるしかない。これはもう損得ではない。

 子供は幸せになるために生まれてきた。『捨てられた』『いらない子』と思う人生と、『愛されて生まれてきた』と思う人生は全く違う。精一杯幸せになる人生を送らせたい。

 私は、絶対に中絶手術をしない。赤ちゃんも、お母さんも、不妊で悩む夫婦も、幸せにするために、精一杯やれることをやりきる。

 手のひらからこぼれる小さな命の雫を一つでもすくい上げ、幸せな家庭のもとに送り届けることができれば、これ以上の生き甲斐はない。より多くの方へ理解が得られるよう、これから活動していく」
とお話してくださいました。

 特別養子縁組をされたケースの、詳しいお話を聞かせていただきました。その赤ちゃんは、今、新しいお父さんとお母さんの下で、愛情をいっぱい注がれながら、元気にすくすくと育っているそうです。

 また、この赤ちゃんを産んだ母親も、新しく人生の再スタートをされたそうです。戸籍には、この赤ちゃんのことは載っておりませんので、自分が話さない限り、「出産した」という履歴は残りません。

 もしも、これを読まれた皆様の中で、妊娠や子育てに不安を持ち、悩んでおられる女性がいらっしゃいましたら、あるいは、「赤ちゃんを託してくださるのなら、精いっぱい幸せにしたい」と思われるご夫婦がおられましたら、田中病院へご連絡下さい。

田中病院の前にて。担当の山本さんと一緒に。田中病院 (担当 山本さん)
 TEL 0834-32-2000
 H P
  http://www.tanaka-hospital.com/guide.html 

 また、この話を詳しくお知りになりたい、出産・子育てに関わる職種の方(医療関係者・助産師・養護教諭・児童相談所・学校関係者など…)がいらっしゃいましたら、田中病院、または私の事務所までご連絡ください。時間が合えば、田中先生が、わかりやすいビデオを持って、講演に行ってくださるそうです。

藤井事務所
 TEL 0834-26-0123

田中病院の特別養子縁組への取り組み②

 養親になるためには、家庭裁判所や児童相談所が、その縁組が適切かどうか、1年間かけて充分に調査を行います。養親として適切か、子供に特別養子縁組の必要性があるのか(要保護性があるのか)、8~12か月の試験養育期間をかけて審議され、審判を受けて成立します。

 赤ちゃんには個別の保険証や乳児医療受給証が発行され、母子手帳も再交付されます。(交付申請等、市役所や児相、保健センターと連携)

 養親は、「どんな子供であっても受け入ることができ、そして絶対に幸せにする」という覚悟のできた人を選びます。例え障害があっても、丸ごと受け入れられるように、親になるための養親の「親心」を育てるトレーニングを行います。

 一方、望まない妊娠をした女性は、
この子さえいなければ・・・
と考えると、おなかの中の赤ちゃんに愛情を感じることができず、悪夢に苛まれたり、家族に言えず引きこもったり、消えてしまおうとしたり、心を病んだりします。

 そうしたときに、田中先生から
「赤ちゃんとお母さんが幸せになる選択肢のひとつとして養子縁組もありますよ」 と伝えられるそうです。

 そして、やむを得ず、特別養子縁組を選んだ母親に対しては、
この子と一緒にいられるのは、生涯あと数日です。そのわずかな時間だけでも、精一杯愛し、抱きしめ、優しい声をかけてあげてください。少なくとも、半分は間違いなく自分のかわいい子です。一生分の愛情をかけてあげてください
と、先生は伝えられます。

説明用DVDより。 妊娠に至る今までのいきさつを批判することなく、全てを包み込み受け取ってあげると、
「先生もスタッフの皆さんも分かってくれた」
と、母親は精神的に安定し、初めて、おなかの中の赤ちゃんを見つめることができるそうです。

 それから愛着が生まれ、可愛いと思うようになり、産む覚悟ができ、陣痛も乗り越えられるそうです。

 田中先生やスタッフの皆さんは、そのような母親に対して、全力で支援されます。

 例えば、毎日子供への手紙を書くよう支援されます。母親は、自分自身と赤ちゃんに真剣に向き合い、「なんとかして自分で育てられないか」と考え抜きながら、赤ちゃんへ手紙を書くそうです。

 その過程で、自分の気持ちを整理することができ、赤ちゃんが幸せになる最善の方法を考え出すことができるのだそうです。


つづく・・・

田中病院の特別養子縁組への取り組み①

田中病院外観。きれいな病院です。 周南市の田中病院(産婦人科)の田中泰雅先生は、全国で3施設でしか行われていない新生児の特別養子縁組の取り組みを1年前からされています

 私は以前、この3施設(田中病院、埼玉の鮫島医院、熊本の福田病院)の取り組みが載っている新聞記事を目にし、関心を持っていました。

 この度、施設見学と先生のお話を聞く機会を得ましたので、ご紹介します。長文になりますがお許しください。

 田中先生がこの特別養子縁組に取り組まれたきっかけは、
虐待で死亡する乳幼児(未就学児)は年間100人もいるが、その半分は母子心中。しかも、その内の2割は産院から退院したその日に死亡している
という事実を知った衝撃からだそうです。

田中先生、担当の山本さんからお話を伺いました。 また、妊娠したことを親にも言えず自殺した中学生や、妊娠したことを知り男性が逃げてしまった女性、性被害者など、さまざまな事情があるということを、その時、田中先生自身も初めて知り、
 「これは大変だ。何とかしなくては!」
と、仲間の皆さんに養子縁組の話を持ちかけられました。

 しかし、誰にも賛同されず、
「仕方ない。一人でも始めよう!」と行動を起こされました。

 一方では、赤ちゃんに恵まれないご夫婦も多数いらっしゃいます。

 そこで、望まぬ妊娠でできた赤ちゃん、その母親、赤ちゃんに恵まれないご夫婦。この三者全員を救うために、どうしても赤ちゃんを育てられないお母さんから、精一杯幸せにしようと思っているご夫婦へ赤ちゃんを託すことを始められたのです。

 これが、産婦人科が行う特別養子縁組です。

 特別養子縁組は実親との関係を完全に断ち切り、戸籍上も「養子」ではなく「実子」として記載され、経済的にも心情的にも、完全に実子として育てることができます。


つづく・・・

アイバンク&盲導犬育成基金チャリティショー②

歌や踊りはレベルが高く、思わず聞き惚れ見惚れました。 このチャリティショーには、毎回、多くの方が参加されます。今回も74組の方たちが、華やかなドレスや和服に身を包み、自慢の歌や踊りを披露されました。とても上手で、堂々とした素晴らしいステージに感動しました。

 このショーの主催者である新南陽若山ライオンズクラブさんは、これまで、長年にわたって献眼運動に対し、とても熱心に取り組んでこられました。

 さらに、これまでのチャリティショーで得られた収益金をやまぐち移植医療推進財団や、九州盲導犬訓練センターに寄付されていますが、その総額は1000万円にもなるそうです。

 この貴重な浄財は、アイバンクの運営や盲導犬育成事業などに大切に使われています。
 
免許証の裏側を再度ご覧になってみてください。 現在、移植医療に明確に意思を表示するものとしては、「臓器提供意思表示カード」があります。また、他にも、運転免許証や健康保険証の裏面にも記載欄がありますので、皆様も、よく考えていただき、「移植してもいいよ」と思われる方は、そこに意思を書き込んでいただきたいと思います。

 そして、そのことについて、家族にしっかり伝えておいてください。そうしないと、いざという時には、自分では何もできませんので、意思を尊重できない可能性が高くなります。

 献眼は、見えない人に光をプレゼントし、腎移植は、週3回の人工透析の生活から解き放してあげることができる素晴らしいものです。共に、その人の人生を大きく変えてあげる事ができる生涯最大の社会奉仕だと思います。

 また、自分が死んだ後も、こんなに社会のために貢献できる幸せは、他には例がないのではないでしょうか。

 私自身もそんな思いを強くしたチャリティショーでの講話となりました。新南陽若山ライオンズクラブの皆さん、大変貴重な体験をさせてくださいましたこと、誠にありがとうございました。


続く・・・

アイバンク&盲導犬育成基金チャリティショー①

講話をさせていただきました 去る10月12日、新南陽若山ライオンズクラブ主催、「第24回アイバンク&盲導犬育成基金チャリティショー」が新南陽ふれあいセンターで開催されました。

 私は、県議として、看護師としての経験を基に講話を依頼されましたので、「献眼の心~命のリレー~」というテーマでお話をさせて頂きました。

①数年前、献眼をされた方の葬儀に参列。感謝状が読み上げられた際に、ふと、私の亡き夫が若い頃、「僕の角膜が使えるのなら、使って欲しい」と言っていたことを思い出した。

夫が亡くなった時、私はショックと動揺の中で、元気な頃に口にしていた言葉を思い出す余裕は全くなかった。その後悔を基に、現在、特別な想いで献眼運動に取り組んでいる。

③一昨年、一般質問で、「今後、県として、角膜や腎臓の移植に対しどのように取り組んでいくのか」と尋ねた。 

④この時、患者のカルテの表紙に、「献眼します」「腎臓を差し上げます」という特定のマークをつけたらいかがかと提案した。(H24年11月定例会一般質問  ・  ・ 答弁 )
 その理由は、臨終の場では、本人は、いくら献眼したいと言っていても意思表示ができない。家族は混乱の中、移植のことなど思い出す余裕もない。
 しかし、カルテに「献眼しますマーク」があった場合には、見落とすことなく、本人の意志を尊重することができる。

講話中の写真⑤現在、県内の病院で、問診票や入院時の同意書で、患者の臓器提供の意思表示の有無を確認し、その情報を病院内で共有できるような取り組みを始めた。
 特に、徳山中央病院では、県のモデルになるほど積極的に取り組んでおられ、移植件数も急増している。

⑥やまぐち移植医療推進財団の「移植コーディネーター」や、病院の「院内コーディネーター」の皆さんが一生懸命活動しておられる。また、啓発活動に関しては、ライオンズクラブにお世話になっている。
やまぐち移植医療推進財団」の設立のきっかけは、新南陽若山ライオンズクラブの働きによるものと聞いている。

⑦県内では、角膜は339人、腎臓は22人の方に移植された。まだまだ多くの方々が移植を切望しておられる。今後もっと推進しなければならない。

⑧今、私たちがしなくてはいけない事は何?
 1)命はかけがえのない大切なもの。その命には終わりがある。人生の閉じ方を考える。
 2)移植医療について正しく知った上で、家族とよく話し合う

もしも、夫の目を誰かにあげていたら、その人の身体を借りて、その人の今の世を見ることができていただろうに・・・と思う。自分が亡くなってからも次の人生を生きることができる、素晴らしい「命のリレー」。
 
続く・・・

 「愛の光と盲導犬育成基金チャリティショー」で講話

チャリティーショーちらしより 来る10月12日、新南陽若山ライオンズクラブ主催「~角膜障害者に愛の光を 失明者に盲導犬を~アイバンク&盲導犬育成基金チャリティショー」が、周南市の新南陽ふれあいセンターで開催されます。

 一般の方がエントリー料を払って歌や踊りをステージで披露し、そのエントリー料や会場で集められた募金などを、献眼運動や盲導犬育成のために寄付する、という形のチャリティーショーです。

 若山ライオンズクラブさんは、これまで30年にわたって、このような献眼運動に熱心に取り組んでこられ、私も、議員として、また徳山中央ライオンズクラブのメンバーとして、共に献眼等について活動してきました。

 そして今回、若山ライオンズクラブさんからご依頼をいただき、チャリティーショーの中で講話をさせていただくこととなりました。

 献眼運動について、また県の現状、皆様に伝えたいことなど、「献眼の心~命のリレー~」の演題でお話をさせていただく予定です。

 また、歌手の入山アキ子さんもお越しになり、きれいな歌声を聴かせてくださいます。

 先日、議会棟にお越しになった入山さんとお話しましたら、彼女も看護師さんだったそうです。美祢市出身で、防衛医科大学病院で看護師として勤務し、その後、歌手に転向。現在は県の観光大使もされています。


 チャリティショーには、入場整理券500円が必要となりますが、どなたでも入場できます。

 興味をお持ちの方は、ぜひ会場へお越しくださいませ。


*****

~角膜障害者に愛の光を 失明者に盲導犬を~
 アイバンク&盲導犬育成基金チャリティショー

  日時 : 平成26年10月12日 午前10時~
  場所 : 新南陽ふれあいセンター
       (周南市福川南町2-1 TEL 0834-63-5000)
  入場整理券 : 500円(当日購入可能)

  講話(藤井律子) : 12時頃~(予定)
  入山アキ子さん特別出演 : 15時頃~(予定)


  お問い合わせは・・・藤井律子事務所 TEL 0834-26-0123

カン喜・徳山リハビリ病院へ視察に行きました②

職員の方から、実演して頂きながら説明を伺いました。 徳山リハビリ病院は、湯野にある医療法人社団 生和会・周南リハビリテーション病院の分院です。

 周南リハビリ病院は、静かな温泉地の一角に昭和59年4月に開設されました。高齢者の方々が落ち着いて入院されるのに最適な環境で、多くの患者さんが療養されています(回復期リハビリテーション病棟86床・医療療養病棟・124床)。

 4-5年前より、生和会の事務長さんから
湯野の周南リハビリテーション病院は、市内から30分あまりかかるため、リハビリに通う人や、入院中の患者の家族から、市の中心街にあれば経済的にも時間的にも助かるのに・・・という声が多くある。できれば徳山の街中に分院させたいと考えているのだが・・・」
というご相談を受けていました。

 周南医療圏域は、すでに基準病床数がオーバーしています。新しく病院をつくることはできませんので、既存のベッド数を移動する形で、分院するしか方法はありません。

 そこで、病院の関係者は、土地探しから始められました。そして、周南リハビリ病院の330床のうち120床分を新しい病院に移す形で、2年前の平成24年4月、周南市内の緑地公園に隣接して、新しく「徳山リハビリテーション病院」を開院されました。

 2012-04-02徳山リハビリテーション病院開設記念式典

 回復期リハビリテーション病棟を中心とした、リハビリテーションに特化した病院です。 ベッド数120に対し、スタッフの人数は205人、チーム医療体制の内容も充実しており、在宅への復帰率は84%、平均在院日数は96日と、素晴らしい成果を出されています。

 リハビリは一日でも休むと機能が後退しますので、365日、リハビリのサポートを行っていらっしゃいます。患者さんへも「24時間、生活全般がリハビリですよ」と声掛けをしながら、支援の手を差し伸べておられます。

 常に患者一人一人を把握し、その人らしさを理解しながら、しっかりと寄り添っておられる雰囲気を病院全体から感じることができました。

 現在、通所の方のための機能訓練室を新たに建設中です。屋上には歩行訓練スペースが設置されるそうで、退院された患者さんにも喜ばれることと思います。

 民生児童委員会の皆さんの仲間に入れていただき、とても楽しく有意義な研修をさせていただきました。ありがとうございました。
プロフィール

ふじいりつ子

Author:ふじいりつ子
山口県議会議員

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